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俺がやりたい盆栽屋〜BUSINES FOR PUNKSを読んで

おはようございます。

今日は今読んでいる『BUSINESS FOR PUNKS』という本でなるほどなと思ったことを紹介します。

別に読み切っているわけではないので、途中ですが。

この本はこの間福島県に行ったときにお話しした久保木畳店の久保木さんのバイブルとして教えてくれた本です。

イギリスのクラフトビール「BrewDog」の創業者の人の本で、お金が全くないところからのスタートでその場その場で考え抜いた、常識的ではないが本質的で実用的なビジネスをやってくるときに大切にしていた哲学などが書いてあります。

なので今日は今まで読んだところで印象的なところを紹介して俺なりに自分に落とし込みます。

どんなビジネスを始めるにせよ、創業者は、力強く、壮大で、直感的に伝わり、短い言葉に全てを込めた使命を掲げ、会社がそこから外れないように手を尽くす責任がある。使命を持つことで、自分のすること全てを、より高い次元の文脈に位置付け、事業に参加している全員を共通の目標に向かせることができる。使命に求められるのは、唯一無二であることと魅力的であることだ。自分のチームと、潜在顧客たちに、そこ価値を認めさせるだけの使命が必要なのだ。使命こと他との違いを生む。

この本にはその使命こそが本当に一番大事でこれからの行動指針になると書いてある。

まぁそりゃそうだよな。

何か一つ明確な使命があると、それに照らし合わせてブレずに済むもんな。

さて翻って俺の場合はどんなもんだろうか。

俺が盆栽を通じて本当に最終的にやりたいことは二つで、国民レベルだと「盆栽を通じて勉強の大切さを知り、勉強することで他人に寛容になろう」ということ。

国家レベルだと、「盆栽を通じた日本文化をお金に変える作業をして輸出していこう」ということ。

まずは一つ目の国民レベルでの話。

基本的に世の中に起きている争いやトラブルは自分の無知が故に起きていることだと俺は思っている。

例えば殺人事件だって、仮に殺人の動機が保険金なら、保険金に頼らざるを得なくなった背景があっただろうし、それを解決するためには何かお金を稼ぐ方法、お金の実態などについて学んでいればよかった。

それを怠ったから経済的に困窮し、殺人まで起こしてしまった。

人種差別だってそう。

他の部族の歴史や民族性などを勉強せずに大したこともない自分が持っている偏りまくった知識をもとにマイナスな印象を抱いているから起きるのであって、もっと客観的な事実を勉強を通じて知ることで差別とかは減らせると思う。

こんなふうにあらゆる世の中の不幸は勉強不足が故だというのが俺の仮説。

ということで、芸術的にも美しく、あらゆる日本文化が詰まっている盆栽を通じて、日本文化への造詣も深めて、かつその中で新しいことを知る楽しさを感じてもらうことで、他の分野へ学びを展開し、視野を広く持って人に対して寛容になろうというのが俺の使命だと思っている。

盆栽の説明とかを俺から聞いてくれた人は感じてくれたと思うけど、盆栽を知った時楽しかったでしょ?

あれこそ知らないものを知って感じる楽しさだと思う。

また、今のは国民レベルで、国家レベルだと盆栽をはじめとする日本文化を輸出基幹産業にして国益を上げ、日本の経済再生するということ。

これについて話すとまた長くなるからまた今度にするけど、俺は明確な使命を感じている。

そして俺はただの盆栽屋さんなんて興味ない。

盆栽が欲しいだけなら他で買ってくれっていうのが基本的な俺のスタンス。

俺から買ったなら責任持って日本文化の楽しさは提供するし、代わりに俺にもあなたが持っているあらゆる経験、知識を教えてくれ。

そして互いに学びあおう。

これこそが俺がやりたい盆栽屋さんだ。

それを超かっこいい数寄屋建築のある日本庭園で盆栽を見ながら、シガーでも吸ったり、酒でも飲みながら語り合おう。

悪くないんじゃない?

去年その母体となる「尚友会」なるものを立ち上げた。

実際、この1年間はなんの変化なしにやってきたが、これからはガンガンやっていこうと思う。

ぜひ、興味がある人は声をかけてくれ。

以上。

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