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狩猟免許試験に向けた最終準備

前回話しましたが、狩猟免許試験の準備として、事前講習の受講が試験の合否に非常に重要になってきます。なぜなら、その講習では試験に出る問題や対策を包み隠さず教えてくれるからです!!

実際に事前講習に申し込むと、写真のような“狩猟読本”、“狩猟免許試験例題集“という秘密道具をゲットすることができます。そして、筆記試験は9割5分の問題が例題と全く同じ内容だったと記憶しています。つまり、必須アイテムです。

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試験当日の流れと秘密道具の使い方について触れていきますね。
<試験当日の流れ>
・午前 :筆記試験
・昼前 :合格者の受験番号の張り出し(合格者のみ午後の試験へ)
・午後①:適正試験
・午後②:技能試験
・午後③:すべての試験に合格したら狩猟免状の交付
※当日に免状を受け取ることができるため合格の嬉しさが倍増しますが、私の場合は住所が間違えられた関係で、後日郵送と言う焦らしプレイを味わいました・・・(東京などの首都圏では人が多いため後日郵送とかもあるみたいです)

<事前講習の内容と秘密道具の使い方>
Ⅰ.午前に開催される筆記試験対策
試験内容:90分間、出題数30問、正解率70%で合格、出題分野は下図参照

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事前講習内容:法令とか難しそうな分野の出題割合が多いですが、例題集を使って出題される内容と正答を教えてくれます。必ず、例題集と狩猟読本の該当箇所にチェックを入れて置き、家に帰って覚えましょう!
※講師のおっちゃんを信じ切れずに、講習で触れられなかった問題も念のために勉強しましたが、その努力は無駄になりました。時間・余力がなければ講習で触れた問題を徹底して覚えれば試験は大丈夫!

筆記試験に合格すれば番号が張り出されます。入試試験の合格発表みたいで、青春が蘇りそうな光景ですね

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Ⅱ.適性試験
試験内容:視力(わな猟は両目で0.5以上)、聴力(普通の会話ができれば大丈夫)、運動能力(屈伸運動、手をグーパーできれば大丈夫)

Ⅲ.技能試験(鳥獣識別)
試験内容:時間5秒×3問ほど、フリップを見せられ狩猟鳥獣か否かを回答
事前講習内容:本番で使用されるフリップで練習をさせてくれます。特に間違いやすいイタチのオス(狩猟鳥獣)とメス(非狩猟鳥獣)についても、実際の絵を見ることが出来るので自身が付きます。絵は狩猟読本と全く同じものなので、当日まで眺めて覚えましょう。

Ⅳ.技能試験(猟具の識別と架設)
試験内容:法定猟具×3種と禁止猟具×3種の判別、指定の猟具の架設
事前講習内容:試験に出る可能性のある猟具を全て見る、架設体験をすることが出来ます。設置方法の実演だけは秘密道具で対策できないので、講習の時に動画を撮らせてもらうとあとで予習が出来るので、忘れずに撮影しておくことをお勧めします。
※架設が出来ない、罠に名札を取り付け忘れると一発で不合格になるそうですが、なにか不備があれば試験官が「以上でよろしいですか?」と聞いてくれるそうです。この場合は絶対に「はい」と答えずに再チェックです!


以上が、試験当日の流れと事前に必要な準備です。最後に事前講習を踏まえて試験にむけて、下記4の点を徹底してください。
・筆記試験は例題集からそのまま出ます。教わった問題を暗記しましょう。
・適正試験に引っかかるようなケガをしないように心がけましょう。
・狩猟読本の絵(写真)を覚えましょう。
・罠の設置方法を撮影させてもらい、手順を忘れないようにしましょう。

ただ、基本的にどの都道府県も猟師不足で困っているため、できるだけ多くの人を合格するように配慮してくれます。事前講習を受けておけばじいちゃんズでも合格率は90%以上を誇っているそうなので、あまり心配しすぎる必要はないかなと

それでは、次の狩猟関係の記事は、免状を片手に読んでもらえるように頑張ってください!!