山羊座は恋人がいるほうがいい
おっとー
あえてこのタイトルにしてみました。詳しく説明しますのでお付き合いください。
頑張り屋の山羊座
山羊座がストイックで頑張り屋だというのは占星術を勉強している人にとってわりと共通認識かと思います。
山 羊 座 本 人 を 除 い て
今回はあえて太陽山羊座と限定して明記しますが、太陽山羊座のひとってだいたい「自分は頑張ってないよ」とか言いますよね。
建前とか謙遜じゃなくてわりとマジで言ってるし、思ってるっぽい。
疲れているひとが多い
これは多くの方に占星術のツイッター経由で髪を切らせてもらうなかで感じていることなのですが、太陽山羊座のひとは疲れている方が多いです。
これ、悪く言いたいわけじゃなくて個人的にはその姿をとても魅力的に思っています。
山羊座ってちょっと無理してるくらいのときがキラキラ輝いていると思っています。
これは占星術的にも説明がつくかなと思うんですが、戦闘力の意味を持つ火星は山羊座で高揚するという品位のルールがあります。
つまり火星と山羊座は相性が良いのです。
火星は、もっとやるぜ!みたいな、己を燃やす天体です。
その火星が居心地のいい山羊座なのですから、簡単に言うと山羊座もそういうサインってことです。
野心があり、ガツガツしている。
タロットカードで欲を表す「悪魔」のカードは山羊座対応だと言われています。
山羊座は一見おとなしそうに書かれることが多いですが、これらを踏まえると山羊座のおとなしさの正体は「確実な実績や利益を上げるために無駄なことはしないだけ」のおとなしさです。
優等生のおとなしさではないことが分かると思います。
しかし、いつも疲れているなんて周りからすると心配です。
「しっかり休んでね」
と言いたいところですが、山羊座にこんなことを言っても無駄なのです。休んでねと言われて素直に休むタイプではないのです。
では果たして、このストイックな山羊座の酷使は誰がどうやって止められるのでしょうか?
恋人
山羊座には恋人がいるほうがいいと思っています。やっと本題に入れそうです。
山羊座は独りで生きていけます。独りでなんでもできます。
これって裏返すと「独りで休めない」のです。
他者を使って己を休息させましょう。
ちなみに大切なことなので言っておきますが、わたしがここでいう「恋人」は、実際によく使われる意味、異性のパートナーのことではありません。
恋人というポジションを人生に設置する。
これが大切だと思っています。
なので、中身はネコでもイヌでもトリでもヒトでもなんでもいいです。
なにかしらの生命体ならなんでもいいです。
恋人がいたら休めるの?
山羊座になぜ恋人がいたほうがよくて、なぜ恋人なのか。
これも占星術的に説明がつきます。
まず今ここで問題点として挙げているのが「山羊座の酷使について」です。
これはつまり山羊座の性質が極まった状態と言えます。
ここで使えるのがオポジションの概念です。
山羊座から見てオポジション(180度)に位置しているサイン、つまり蟹座を取り込みます。オポジションを取り込むということは、バランスをとること、中和することです。
蟹座は簡単に言うと対象を限定した世話好きのサインです。好きな対象にあれこれ手を焼きます。
「好きな対象にあれこれ手を焼きます」
この状態でいられる状況を作るために、山羊座にとっては恋人のポジションを設置するのが手っ取り早いという話です。
好きな対象に手を焼いているあいだは、自分よりも他者に意識がまわります。
この瞬間に、独りでも生きていけるストイックな山羊座に癒しがあると思うのです。
まぁ、強制的に他者に意識をまわすのである意味こちらも酷使になりかねないところはありますが、酷使のジャンル、ベクトルを変えるというのが大切だとも言えます。
山羊座と土星、蟹座と月
山羊座がストイックなのは規律や制限を促す土星が支配星だからでもあります。
オポジションのサイン蟹座の支配星は月です。
月が表すものについて、古典知識から引用したいと思います。
先程、恋人の対象として「生命体ならなんでもいい」と書きましたが、理由はこちらの月の解釈を参考にしました。
「生命あるものを慈しむ」という行為が山羊座にとって癒しになるとわたしは考えます。
加えて、月は赤ちゃんに喩えられているとも書いてあります。
恋人という存在を日常に設置すること、生命体と関わることは赤ちゃんのお世話と同じく面倒です。目が離せず、自分の時間もなくなり、心配も増えます。
でも赤ちゃんのお世話と同じく、その面倒さは愛おしさを生み、面倒の隣で愛情もどんどん大きくなります。
他者へ抱く愛情は自分にとってもあたたかく気持ちいいものだと思います。
逆に蟹座はこの感覚が日常的にあるのではないでしょうか?
以上がわたしより、山羊座へのラブレターです。太陽が山羊座入りしてからずっと山羊座のことを考えていたのでこうやって書き起こせて嬉しく思います。
わたしの目には、疲れている山羊座がとても魅力的に映っていますけどね!
おわり
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