牡牛座が教えてくれるのは幸せの自給自足

本日のテーマは「牡牛座」です。

まず前提に牡牛座に関係する天体は月と金星であることを頭に入れておくと分かりやすいかと思います。

金星・・・居所(ドミサイル)
月・・・高揚(エグザルテーション)

という品位のルールがあります。

簡単にいうと、月と金星は牡牛座に位置すると「心地いい〜♪」となり、その天体の持つ“らしさ”がストレートに発揮されやすい。

なので牡牛座というサインは、金星の持つ性質、月の持つ性質がサインの解釈に含まれます。

牡牛座は食べることが好き?


これ↑は占星術が好きな人には馴染みのある解釈だと思います。ここについて話していきます。

美味しいものを食べて五感を満たすことそのものに、他者は必要ありません。(人と一緒に食べるご飯は美味しいとかはまた別の話として)

ここがコールド&ドライの性質を持つ牡牛座を理解するに大事なポイントです。

食事を楽しむに必要なことはなんだろう?と考えてみると「美味しいと思える肉体のコンディション」つまり食欲があり、食べられる元気があることが前提です。人と食べると美味しい云々はこの次ですね。

目の前にどれだけ美味しいものがあっても、食欲がなければ、体調が優れていなければ、お腹が空いていなければ目の前の美味しい食べ物の美味しさを120%感じることはできません。

これらのコンディションはすべて

自分(肉体)の管理次第

ですね。

自分のエピソードを出しますが、Xで投稿しているように最近は歩数を気にかけて最低でも8000歩は歩くようにしています。

自分は元々食への関心と執着が薄いのですが、歩き始めてある大きな変化に気付きました。

しっかりと歩いた後に食べるモノがめちゃくちゃ美味い

です。

そのときの幸福感って、誰かにいいことを言われたからとか、いいことがあったからとか、そういう外側の要因ではありません。

自分で美味しいと感じられる状態を作り、自分で幸福を感じられる状態を作り、結果幸せな時間を得ました。

「なんて確実な幸福なんだ」と感動してしまった。

生きているとなにかいいこと起きないかなと思ったりもしますが、こんなに近くに、しかも自分の身体に備わっていたなんて。

幸せの基本は自給自足


牡牛座は土エレメントであり、土エレメントにとって「確実であること」はとても大事です。

自分自身で得る五感を通した幸せは誰のものでもなく、誰かの都合に振り回されるものでもなく、確実に自分だけのものです。

この確実さが満ち欠けを繰り返す性質を持つ月にとっても安心できる環境であるから品位が「高揚」で良いとされるんだろうと想像できます。

12サインの中の2番目である牡牛座はこのようなことを伝えてくれていたのか、ありがたいなと思いました。


さいごに


この話は「ホロスコープに牡牛座の天体がない(ある)から」というふうに読んでほしくないです。

自分は12サインを世の理にあてはめたとき、各サインはどこの部分を担当しているんだろう?と考えています。

牡牛座が教えてくれる「幸せの自給自足」について、天体を持っているとかそうでないとかは関係なく、みんなにとって大切なことだと思っています。

なので牡牛座というサインからはこんなことが学べるんだな、というふうに読んでもらえると嬉しいです。


おわり

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