一歩

たまにどうしようもなく自分を蔑ろにしたくなる時があった。
全部がどうでもいいものに感じて、
自分のことさえなんだっていい気がした。

どうしようもない自分がどうなたっていい気がした。
そんな時は、
酷く馬鹿らしい判断をしてしまう。

そして後でまたさらに自分が嫌になってしまう。
意味のない悪循環。
自分を蔑むようなことを自分で選択しておいて、
さらにそんな自分に嫌気がさしてしまう。

でも、留学に来て有り余るような時間の中で
自分や過去を振り返った時に客観的に自分がどんなに愚かだったのかがわかった。

若い頃はきっと自分のことをどうしても好きになれなかったり、
自分を自分傷つけてしまうんだと思う。

遠くから過去を見ることができた今だから分かる。

自分のことを大切にできるようになるのに時間がかかるものだ。
本当に自分の心の声が聞こえるようになるために、
焦らないで少しづつ自分を知っていく。

それはきっと他の人にも言えることなんだろうな。

自分を大切にすることは、自分の周りの人を大切にすること。

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