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回収

相変わらず後遺症が良くならない内に心身共に不調を来してドクターストップが入ったしその関係で失業もしてまさか来ると思ってなかったGWがやって来てる準備もクソも無いからただいきなりやって来たGWをやり過ごしながら就職活動をしてるんだけどGW期間もあってか歯切れが悪過ぎる。

いろんな所に散々書いたけどここには書いてないから書いておく。

30日の朝に思い立って沼津へ行った、2年前はまだ居なかったけど流石にもういるでしょ?と思いながら沼津の墓へ祖母に会いに行った、しかし墓標には祖母の名前は刻まれてなかった。

そしたらもう骨は実家にあるのだと思って6年間縁を切って離れていたけどその実家に直接乗り込んだ、母親とその内縁者と6年振りに会った、母親は小さくなってた。

短い時間だったけど色々な話をした、何故離れたかとか今どうやって生きているとか。
そして骨壷はどこか?と聞いたら富士市の寺の永代供養されてる事を知ってそこから富士市まで移動する、祖母の死因ずっと気になってたんだけど老衰だったんだって89歳にしちゃ早過ぎないか?と思ったけど特に苦しんだりする事無く逝ったそうだ。

富士駅に着いた、駅の構造がシン・エヴァンゲリオンのラストシーンを彷彿させるような風景だったりしてて(似てた)あとエヴァの序は当時静岡県東部は富士市でしか上映してなくて当時の恋人に付き添って観に行った記憶があるので凄くエヴァの気分になって宇多田ヒカルを流しながら墓地まで行く、エヴァ序を見た映画館のあったビルは取り壊されてた。

寺に着いてそこの方に事情を説明したら直ぐに永代供養塔まで連れてってくれて中に入ってた祖母の骨壷を抱えさせてくれた、

祖母が生前言ってた罪悪感と後悔の真実について去年知ってそこから1年間ずっとその事実に苦しみながら生きてきたし正直今でも苦しんでる俺が抱える事じゃないかもしれないけどそれくらいキツいものだった、だからokzやクマエって祖母から名付け元だったり名前の一部を借りてたからその二つの名前を名乗るのを辞めたりもしてる。

うちの家系はめちゃくちゃだし呪われてると思うしみんな言ってる事が噛み合わなくてめちゃくちゃなんだけど多分全部が真実なんだと思った、もう手遅れだけど本当につまんない事で色んな人の人生がめちゃくちゃになった、もちろん俺もその中の一人、でも俺だけじゃない、何人もめちゃくちゃになった。

それが分かったから赦せはできなくても受け入れる事はできた、だから骨壷を抱きしめる事ができたんだと思う。4年半前に死んでそこから検体となり3年位で戻ってくる筈だったのにコロナ禍に入り医大も授業が出来なくて沢山の検体を持て余してたそうだけど去年末に4年掛かってやっと遺骨として帰ってきたそう。

後悔を出来るだけ回収出来る様に生きようとしてる「あの時ああしてれば」「今だからできる」って事が沢山あるそれらを少しでも多く回収したいからまた心残りだった事が一つ消えた。

曲を書いて歌う人間としての決意をペーストして今日はここら辺で。

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