wip: 行動を起こすために

人生というゲームを攻略するには、今日時点では多く考え多く行動することが良いとされていることに疑いの余地はない。

ただし、考えるはまだしも行動するに関してはかなりの時間や精神的なストレスがかかる。実際になかなか足を踏み出しづらいという現実も認める必要がある。

そこで、「行動を起こすために」と題して行動の要因を因数分解し具体的な方法、延いては人生を攻略する方法について考察したい。

まず、行動を因数分解すると外発要因と内発要因、噛み砕くと「ストレス」と「ノリ」に大別できると考える。

ストレスに関しては現代では承認欲求とコンプレックスと言っても差し支えないだろう。生活インフラが整う以前は生理的な欲求がより身近であったが、現代ではストレスを感じる前に供給されるため行動に至るほどのものではない。

承認欲求やコンプレックスは時間との相関があり、時が経つと諦めや慣れ、感覚の衰えにより失われていく。
また、多様性(均質化している気がするが…)が推進される中でそのため、ストレス起因の行動はかなり抑制される。

では「ノリ」はどうだろうか。
目的のためにやるというよりかは、なんとなく楽しそうとか面白そうという内発的な動機。 ただし、「ノリ」はナマモノで長くは持たない。
この短い消費期限の中で行動を起こし、さらには結果を出す。これを繰り返すことで「ノリ」は寿命をのばしていく。

一方で、結果を出すまでにノリの寿命が尽きることが9割を占める。
したがって、結果を出す道中でいかに薪をくべるかが重要である。

薪は自分の妄想力か第三者による協力によってくべられる。
燃料の大きさは、第三者の協力 >>>> 妄想力 だ。妄想力は強制力がないためかなり弱い。例えばYoutubeなんて他の楽なものに容易に負ける。

少し話が逸れるが、コミュニケーションが苦手な人は妄想力が強い傾向にあるため一概にこの不等式が成り立つとは思わない。
人間は社会的な生き物なので、コミュニケーションを取らないことは強烈なストレスを感じるようにできている。コミュニケーション(この文脈では会話)が苦手な人は強烈なストレスに晒されることになるので、どうにか別の手段を用いてコミュニケーションを取る必要がある。

それが妄想力であり、クリエイティブティだと思う。手段はなんでも良く、しばしば絵であったりプログラムであったりと言語以外の手法で自己を表現する。そうして出来上がった創作物に対するSNSの「いいね」や「コメント」といった評価を通してコミュニケーションを取っている。

話を戻すが一般には第三者の協力、いわゆる「二番目に踊る人」が重要。
つまり、行動の要因にはストレスとノリがあり、ノリが重要だと結論づけた。ノリは短命であるため、寿命を伸ばすかが大事である。この寿命の鍵こそ二番目に踊る人である。

二番目に踊る人になる・なってもらうためには、なんと言っても共感できるかでしかない。
これにはいかに雄弁に語るかという能力の話もあるが、純粋な接触回数がものをいうと思う。
だからノリを探すための機会の創出
が大事。


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