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「新生活、なにを買う?」 日用雑貨編

あっという間に4月がはじまりましたね。新しい生活のために、いろいろと準備を進めている人も少なくないでしょう。

今回は「新生活、なにを買う?」というテーマで、いくつかの記事を通じ、おすすめのアイテムを紹介していきます。今回は日用雑貨編です。

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本編に入るまえにひとつ補足を。自分自身、こういう記事をよく読みますが、「店舗がバラバラで買いにくいな……」と感じるときがあります。いろいろなお店を眺めるのって楽しいけど、急いでいるときや必要に迫られているときはまとめて購入できるほうが便利ですよね。

そこで今回、エッセーを寄稿していて、個人的にもよくお買い物をしている北欧、暮らしの道具店さんの取り扱い商品からおすすめアイテムを紹介することにしました(写真はすべて正式に許可をいただきお借りしたものです。ご協力ありがとうございます)。

なお、最需要期ということもあって品切れ中のアイテムがいくつかあります。どうぞご了承ください。

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こんな方におすすめの記事です

「これから雑貨や道具を買い揃えようと思っている」
「ものに(ある程度は)こだわりたいが、選び方が分からない」
「1Rや1Kなど、コンパクトな部屋に住んでいる。もしくはその予定だ」

セレクトに際して、こういう点を重視しました

シンプルで佇まいが美しいこと。
フレキシブルに使えること。
収納性に優れること(一部アイテムを除く)。

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ボデガ

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こういうところが気に入っています

丈夫で割れにくく、スタッキングも可能で、電子レンジと食洗機にもしっかりと対応。「質実剛健」という表現がしっくりくるようです。それでいて、ひとつ500円程度とお財布にもやさしく、必要なときに気軽に買い足せます。

余談

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「飲み物限定」にするのはちょっともったいないかも。サラダやスープ、スイーツの容器にしたり、細々した小物を整理したりと、幅広い用途で活用できますよ。


ひのきのまな板

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一見、ふつうのまな板ですが、ここをくるっと回すと……

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なんと自立するんですね。これはほんとうに便利です。

こういうところが気に入っています

まな板は料理の必需品。だけど、けっこう場所をとるので、調理しているときに持て余しちゃうことがよくあります。壁に立てかけるのは不衛生だし、わざわざスタンドを用意するのもなあ……。
そんな悩みを抱える方に教えたいのがこのまな板です。食材を切り終わったら邪魔にならないように立てておいて、また必要になったら横に――というふうに運用すると便利ですよ。
ただ発想がおもしろいだけじゃなくて、プロダクトとしてよくできているのも素晴らしい。実用的な道具として力を発揮してくれます。

「うーん」と思うところ

スタンドはネジで固定されています。可動部があるぶん、(普通のまな板と比べたら)耐用年数が短くなるかもしれません。


浅漬鉢

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こういうところが気に入っています

手軽に浅漬けを作れる鉢です。サッと野菜をカットし、パッと塩をあえ、スッと鉢に入れ、しばらく置くだけだけでおいしい浅漬けのできあがり。
なんといってもデザインがいいですよね。冷蔵庫から出してそのまま食卓に並べてもぜんぜん気になりません。これがもしバッドデザインだったら……。いちいち皿に移しかえる必要が生じ、手間も洗い物も増えるしでけっきょく使わなくなっちゃうと思います。

「うーん」と思うところ

フタがけっこう滑りやすく、ヒヤヒヤする瞬間がたまにあります。特に濡れた手で触るときは要注意!


プラスラック

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こういうところが気に入っています

はじめてみたときに「こういうのが欲しかったんだ!」とつい拍手をしたくなりました。キッチンが手狭で困っている方はぜひチェックしてみてください(連載でレビューしています。詳しくはそちらでどうぞ)。

「うーん」と思うところ

耐荷重は約4kg。皿や小物を置くのには十分なスペックですが、中央に重いものを設置するとたわむ可能性があります。重量物は左右どちらかに寄せるようにしましょう。

余談

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こんな感じでブックエンドとして使うのもおすすめです。


マグネットフック

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こういうところが気に入っています

この大きさでなんと最大耐荷重5.5kg。26cmのフライパンでも重さは1kg程度なので、家のなかで使う道具であればだいたいハンギング可能です。
ただし、それはフックを垂直に設置したときの話。上の写真のように横向きに設置した場合は500gまでしかホールドできないのでご注意を(それでも小物類をかける程度ならまったく問題ないです)。

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重量物を吊るすときは垂直に取り付けましょう。


折りたたみ式 ローテーブル

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こういうところが気に入っています

重量は約1.6kg。ひょいと持ち上げて気軽に持ち運べる軽さです。レジャーやキャンプのおともにどうぞ(IKEAのバッグがあれば車がなくても運搬しやすいです)。
アウトドアだけではなく、インドアでも活躍してくれます。狭めの1Kや1Rだと大きい机を置く余裕がなかったりしますよね。そんなときはこのテーブルの出番で、使わないときは畳んでおけば空間を有効活用できます。食事はもちろん、コーヒーを飲みながら映画を観たり、じっくり腰をすえて読書をしたりするときに重宝しますよ。

「うーん」と思うところ

素材(竹)の性質上、角にささくれが生じやすいです。定期的にチェックしましょう。あと、うっかり肘をついてしまうと、脚が曲がって倒れてしまうことがあります。おもしろい映画やドラマを観ているときは特にご注意を。


フォールディングステップ

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こういうところが気に入っています

電球を変えたり戸棚を整理したりエアコンを掃除したり……。生活していくなかで脚立が必要になるシーンってあんがい多いものです。とはいえ、けっこう場所をとるし、無骨すぎて空間に合わせにくいから、なかなか「買おう!」とはならないですよね。でも。このシンプルな脚立だったら話はちょっと変わってくると思います。
アルミニウムに木目シートを貼り、空間になじみやすいルックスに仕上げています。これだったら部屋のすみに置いてあっても気にならないし、なんだったらインテリアの一部として利用することもできます。

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このようにスツールとして活用することも。一人暮らしをしていると、友人が来たときなどにイスが足りなくて困りがちですが、そういうときにもけっこう重宝しますよ。

「うーん」と思うところ

耐荷重は100kgと十分。ですが、より本格的な脚立と比べると信頼性に欠けるところがあり、ハードなDIYには対応できないかもしれません(棚の取り付けや設備の交換程度であればまったく問題ないと思います)。
本来の使い方ではないので欠点といえるかは微妙ですが、長時間座っているとさすがにお尻が痛くなります。クッションをあてがいましょう。

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もし僕がこれから一人暮らしをはじめるとして、もし「このなかからひとつ選んで!」と言われたら……。かなり迷いますが、フォールディングステップをチョイスすると思います。

なにがいいかというと、木目のシートを貼って部屋に置きやすくしているところですね。デザインには「使用シーンを広げる」という役割がありますが、このプロダクトはその好例といえるのではないでしょうか。

他の例をあげると、無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックスなんかが――と、これだけで記事が一本書けそうだし、趣旨から外れちゃいそうなので今回はこのあたりで。

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