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ビルディバイド プレファイナルレポート2 プレファイナル激闘編

前回のあらすじ

万年ぽんこつBDプレイヤーの けー は、お気に入りのバドラトスデッキをチューンしてプレファイナルに挑むことに。一度は晩餐4枚の再現性の低さに絶望するも、ラビアンを加えることで再現性を高めることに挑戦。再現性の高いエナジーブースト下で、受け継がれる使命が輝くことに気付く。初動と使命をそれぞれ増量することで、相互効果による安定したマリガンおよび高速開放が実現した。ぎりぎりまでの調整を経て完成したデッキを手に、プレファイナルに臨むのであった!その結果はいかに!!

行くぜ 行くぜ 行くぜえ!

プレファイナル戦績

だが前回ネタバレしたので、さっさと結果をのせてしまうのであった!

ということで、なんとも言えない微妙な成績でした。自身のプレイヤーレベルから考えれば、初めて参加した大型大会としては上出来とも言えるし、いや勝ち抜いてないからダメでしょと言われればぐうの音も出ないですよね。

ということで、ここからは一戦ずつ振り返りながら、対面の注目カードにも触れていきましょう。

対面結果と注目カード!

1戦目 イシュタルテ(居城) 負け

いきなり権利持ちのご高名な方が登場。胸を借ります

後手。お相手ナディアスタート、ショットで除去もまたナディア、イシュタルテと順調に動かれる。ビビって一枚ライフを余計にめくってしまい平謝り。もう一体も殴るところなのでいいですよ、と。優しい(本当ごめんなさい)。
こちらも加速で対抗し、中盤の大型連打でライフは逆転。
お相手はダイアナスが引けず、盾も下振れ。

終盤、こちらのターン。お相手のライフ2(+居城でイエロー)、手札0、盤面にナディアとイシュタルテ。こちらはライフ3。グラナディガorリヴァワートを投入可能。見えているキャピタルを確認していただく。3枚。考えます。

トップダイアナスでなければ次ライフ4枚で耐えて押しきれそう? リヴァワートを立てたところで トップダイアナスならファルスネイトcipで飛ぶ。ブロッカー運用は考えなくていい。

ブロッカーなど無駄無駄!

ライフを殴る場合、切札は仕方ないとして、残りライフがバスター+キャピタルでうっかり勝てちゃう可能性を考えるならグラナディガ。それ以外なら、ナディアを除去できるリヴァワートが優先か。
キャピタルは残り1枚。イシュタルテ+トップ1体なら返しは耐えそう。
ここはリヴァワート、きみに決めた!

ナディアを破壊、ライフ回復。そのままライフにアタック。
トリガーなし。ライフ4−0、お相手盤面1体、手札なし。
もろたで工藤!!

ターンチェンジ。お相手ドロー、とともに小さくガッツポーズ。
あ、あれれぇ、おかしいなあ??

まさに悪夢

悪夢でダイアナスを蘇生!5点盤面!アタック!
やめて!(中略)まだライフは残ってる。ここを耐えれば勝てるんだから!

…バースト。けー しす。むねん。
いきなりキングはとれないだろうよい…

それはそれとして、一夜の悪夢でダイアナスその他を水増しし、再現性を高めるのはやはり強力ですね。一夜の悪夢のプレゼンのような試合でした。

2戦目 ティルイーザ 負け

毎ターンひねると手下が出る
手札が全部+5000/7000に

懸念し対策したはずのティルイーザ。横並びしてパワーボンドします。
弱点は単騎になってしまうことなので、2ターン目までに(遅くともティルイーザ着地にあわせて)盤面を掃除しておくことと、タイミング良くゼルヴィオスを投げることが攻略の糸口、のはず。

くっ、ゼルヴィオスは引けない、だがグラナディガがスタンバイ。
予定通り、ティルイーザ召喚にチェーンして隣を破壊!もろたで工藤!
ティルイーザ起動します。(え、)
ヴェロニカ出します。(え、え、) ひねってドロー。

あ、これやばいぞ。

ランサー出します。

なんやこいつ!

こいつがやばかったです。
隣にパワー7000(ヴェロニカ)がいるとタフネス14500になります。
毎回5000軽減するので、バオングーロより硬いデコイです。
リヴァワートcip+アタックでどっちも取れません。は???
こいつを盾に、ヴェロニカとティルイーザが一生アドを稼ぎ続けます。
たまにうっかりどれかの弐号機が生まれます。わけがわからないよ

結局グラナディガ以外の大型が引けず、2体でランサー倒すとかめちゃくちゃ不毛なターンを強いられている間に小型を並べられ、ボコボコにされました。完敗。

本来ティルイーザはうっかり全体除去されてしまったり、単騎開放せざるを得ないときがつらく、また下振れ時がとても貧相です(経験談)
しかし、ランサーが3コストなので最低6コストあればナディア+ランサーで立て直せてしまうのが反則じみています。

まあでもこのティルイーザというデッキ、回らないと自分がつまらないし、回ると相手がつまらないデッキだから、私は多分もうさわらな

今後とも対戦よろしくおねがいします!!!

3戦目 赤黒バドラトス(アギト) 勝ち

バドラトスミラー。テリトリーを見てお互い天を仰ぎます。

序盤の引きはイマイチでライフを大幅に先行されましたが、リソース面でアド差を稼ぎ徐々に逆転。一方お相手はエナジーから出す効果の副作用によりハンドが厳しそう。わかる、わかるぞその苦しみ!(血涙)

またしても一夜の悪夢が出てきてぎょっとしましたが、

さすがの奇襲性能

噛み合い運もあり、辛くもミラーを制することができました。
午前は1-2で折り返し。

4戦目 イシュタルテ(居城) 勝ち

午後は2回目の居城。人気だなあ。
この試合はお相手が開放事故、引ききる勢いでようやくレトーラ開放という超下振れだったので、特記すべきことがありません。

5戦目 イシュタルテ(居城) 勝ち

イシュタルテしかおらん…
ここまで後手ばっかりでしたが、ようやく先手が取れました。

初手ラビアンスタート。破壊。ブースト。
2ターン目ヒマだったので使命で2枚めのバドラトス確保。
3ターン目最速グラナディガ。後続も確保できていたのでビートの方針で。
その後もテンポよく大型を投げ、エンダイヴが着地し、お相手のライフ0でターンを渡したところでお相手が投了。

会心の出来。
狙った動きができると嬉しいですね。でも勝ち試合はネタにならない。

6戦目 レベッカ(ファランクス) 負け

またしても権利持ちのご高名な方登場。その経験はありがたいが今は辛いぞ。

ただ、この試合はお相手に申し訳ないほどの事故っぷりで、結局最後まで開放できないまま終わってしまいました。

レッドゾーンで耐えきれずに取引でラビアン2枚を拾い、それをまとめて展開してブロッカーにしようとしてショットで失う、という最低のプレイも飛び出す始末。次のターンライフからバドラトスが落ちるも、時すでに遅し。
ファランクス効果のバーンとフルールでボコボコにされ、惨敗。

さすがにしょんぼり。

ここまでで3-3。

ファイナル進出ラインが2敗とのことで、二重に心が折れてしまいました。
「サークル行こうぜ!この船に乗れよ!」
の声に、ドロップを決意。

けー「ドロップします。けー です。」(´・ω・`)
坊やさん「えー さん?あ、てー さん!え、違う?

ということで、3-3でフィニッシュでした。
今思うと、最後までやっても良かったのかもしれません。うーん。

次回予告とおまけ

次回はサブイベントの報告編です!
あと、書いていたらなんかまた落ち込んでしまったので、終わってみての反省点もまた次回にまわします!

さて、ここまで読んでいただきありがとうございます。
おまけとして、ファイナル終了後に書いた構築メモの一部を貼ってみます。
参考になるかもしれないし、ならないかもしれないですが、興味ある方はどうぞ。

ここしばらくエネブースト型を回した感触のまとめ。
(前提)
リソース:手札、エナジー、盤面
リソースじゃない:ライフ>墓地>デッキ

(上記をもとにした前提2)
リソース増える=1枚が2枚以上になる
 例:ナディア、新兵器、取引、ラビアン、アゴラ、ガルファン
リソース減る=2枚が1枚になるなど
 例:ブービー、脅威
リソース不変=n枚がn枚になる
 例:晩餐、プロッコ 
上記をもとに

1. ターンが同じなら試合中に使えるリソースの合計数は基本決まっている
2. 晩餐はリソースを増やさないのでターンを早める分、他に割けるリソースは減る
3. 脅威は2枚を1枚にするカードなので、見た目以上に命を縮める技
4. 新兵器ナディアを積めない赤黒では、ラビアンアゴラはナディアに準ずる存在 
以下上記を前提にしつつも、主に触った感触

a) エナジーブーストして(特に先行)2ターン目に使えるなら使命の許容度が上がる。使命、晩餐、グラナディガ+何かしら2枚、はキープしうる

b) よってエナブありなら使命3が入りうる

c) 上記前提なら、ラビアン/アゴラ2、グラナディガ4、ゼルヴィオス3、その他大型3が割と丸いバランス、リヴァワートも2以上欲しい。
エナブの強みは「お、5エース出すんか?次潰せるが?」の圧迫感なので、ゼルヴィオスは確保したい。また、横並びへの対処策は厚めに持ちたい。
大振りゆえに、cipを重視したい。要求値が高く、痛み分け遊戯場で簡単に飛ぶため、グランツァイトは厳しい。エンダイヴはギリお好み枠で0-1か。

d) ラビアン2晩餐4は後半の弱さを感じる、ラビアン+晩餐=5くらいが丸い
(アゴラならアゴラ2晩餐4が成立しうる?)

e) 脅威3大型10は脅威を持て余す。大型10なら脅威2が丸そう
(さらにワルプルギスまで積むなら再考の余地あり)

f) 枠がないからと言って一手取引を削るのは難しそう

g) 生き物が弱くハンドを2枚削るプロッコは厳しい

h) 晩餐4百獣王2、としたくなるが、両方打てるハンドが確保できることは少ない
ここは赤青にしないなら、構築段階で択一にせざるを得ない
穴蔵なども含めて、入れても秘密兵器としての1枚か?

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