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自分の得意なデッキで戦う ―好きこそものの上手なれ―

 こんにちは、マサオです!今回はデッキ選択に関する記事を書かせていただきました。WS歴そこそこ長いのに勝てないとお悩みの方に是非読んでいただきたいです。

なぜ、今の時期にこの記事を出すのか

 WGP2020に向けて、デッキ調整をする時期だからです。権利戦に挑むWSプレイヤーのお役に少しでもたてたら幸いです!

私の中での発想の転換

 強いデッキよりも、得意なデッキの方が勝てる。なら、得意なデッキで環境対策を詰めていった方が良いのではないか。

 私は、WS歴6~7年の中堅プレイヤーです。地区やCSでは目立った結果も出せておらず、毎回悔しい思いをしています。納得してデッキを選び、練習したのに負けます。その要因は二つあります。第一に、練習の仕方が間違っていることです。これについては、今後見直していこうと考えています。第二に、デッキ選択の仕方が間違っていることです。今回はこれについて、私の考えを述べていこうと思います。

  以前のデッキ選択の基準

 環境デッキか、それらに対して強く出れる”メタデッキ”を選択していました。なぜなら、”理論上”勝てるからです。つまり、強いデッキを使えば勝てると考えていました。もちろん、環境を最重視したデッキを選ぶことがベストだと考えるプレイヤーはたくさんいますし、勝つための近道です。しかしながら、以下の理由で私には合っていないことに気づきました。

 ・選択肢が多すぎる

 ・環境の変化を追いかけるのが大変

 ・強いデッキが自分に合うとは限らない

 WSには非常に多くのタイトルが存在するため、その中からメタデッキを選び抜くのは至難の業です。また、環境の些細な変化に合わせて使用タイトルを変えていくことは、調整時間の減少にもつながります。さらに、強いデッキを全員が使いこなせるわけではありません。「○○さんのデッキ、作ってみたけど全然回せない…」と思ったことは、皆さんもありませんか。

 現在のデッキ選択の基準

 自分の得意なデッキ、もしくはそれと似たような動きをするデッキを選択しようと考えています。”ゆう”さんのこの記事を読んだのがきっかけです。

 この方は、自分の得意なプレイを見極めそれに合わせてデッキを選択しています。それが「勝ち」に繋がっているのでしょう。

 上手く回せるデッキを選択することのメリットはたくさんあります。

 ・ある程度候補が絞られるため、デッキ選択で迷いづらくなる

 ・調整時間を短縮できる

 ・ミスマッチを減らせる

 ・ノーマークのタイトルに当たっても落ち着いて戦いやすい

 今までデッキの50枚すべてを理解するのにかけていた時間を、環境対策を考える時間に充てることができます。そのため、無駄な時間をかけずに質の高い準備ができます。また、回しやすいデッキから選ぶことで、フリーやショップ大会における余計なストレスを減らせます。「このデッキなら、使いこなせそう」という感覚は、練習におけるモチベーションをアップさせます。

 地区大会では全員が環境デッキを使うとは限らず、いわゆる「地雷デッキ」に当たることも少なくありません。特に、初戦や予選最終戦といった緊張する場面でこれらに遭遇すると、動揺して今までのプレイをできないこともあるでしょう。自分の得意なデッキを使えばその不安を少しでも和らげられます。その場面で良い流れを作れれば、後に初見タイトルに当たった時にも自信をもってプレイできるようになります。

 一方で、デメリットもあります。自分の得意なデッキを見極めるためには多くの試行を重ねる必要があります。様々なタイプのデッキに触れることで初めてそれに気づくでしょう。そのため、初心者には難しいです。WSを始めたばかりの方は、今後様々なデッキに触れていくことの意義をこの記事を通して理解して頂けたら幸いです。

得意なデッキの見つけ方(私の例)

 今までフリーやショップ大会で安定して勝てていたデッキを思い出し、その特徴を挙げていきました。その中で、以下のような共通項が浮かび上がりました。

 ・ゲームスピードを調整しやすい(0で多パンして、スピードゲームをすることも可能。逆に、0でゆっくりパンチして、スローゲームをすることも可能。)

 ・山を強くすることができる(ストック圧縮、思い出圧縮、マーカー圧縮、山の回転が速いなど)

 ・ヒール耐久

 ・レベル2でソウル2のキャラを多面しやすい

 この4項目のうち、3つ以上当てはまるタイトルをひたすら挙げます。あとは、環境に合わせて選ぶか、4つ当てはまる自分にピッタリなものを選びます。以前記事に書いた「けものフレンズ」に関しては、4つ当てはまる(人によっては3つの場合もあります)かつ環境に合っているタイトルだと考えました。

 皆さんも、是非自分の得意なデッキタイプを発掘し、それに合ったデッキを考えてみてください!

最後に

 自分の得意なデッキを使っているときは楽しいです。「楽しみながら勝つ」は自分にとって永遠の目標です。この記事が、皆さまのデッキ選択の基準を見直すきっかけになれたら良いなと思っています。今後、「私はこういう基準でデッキを選んでいるよ」という記事が増えてくれることを願っております。

 ここまで、お付き合いいただきありがとうございました!

今後も、このような形で私なりの考えを記事にしていきたいと思います。





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