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KiteFix でのリペア

KiteFixのマニュアルの簡単な翻訳

キャノピーの破れのリペア

①アルコール綿で、リペアする場所の表面を拭く
②表面が乾いて綺麗になったら、切れた両側をぴったり合わせる。この時重ならないように注意する。
③FiberFixを適当な長さに切って、切れ目に張り付ける。
④ Applicator(プラスチックコートされたヘラ)を使ってGluFixを薄く塗る。
⑤20分くらい、もしくは乾くまで待つ。
⑥Applicatorを使って、GluFixを反対側の面に薄く塗る。
重要:修理をしたら乾くまで、1時間かかる。最大の強度になるには一晩かかる。
注1:30cm以上切れている場合は、FiberFixやGluFixを使う前に裏側をテープで止めると良い。
注2:FiberFixをkiteの下側に使う。kiteを飛ばしている時に横から見える側。
注3:外側には継ぎ目に直接チューブからGluFixを塗ってよい。
注4:太陽に当てておくと早く乾く。

ストラットやリーディングエッジのリペア

①ブラダーを抜き取る。
②内側と外側の両方をアルコールできれいにする。
②粘着剤付きのKiteFix Dacronを切れ目の長さよりも大きめに切る。
③リーディングエッジやストラットの内側からDacronテープをはる。Dacronテープは両側から貼る必要がある。
④FiberFixを切れ目に貼る。
⑤Applicatorを使って、GluFixをFiberFixの上から塗る。
⑥1時間乾かした後に、もう一度上からGluFixを塗る。
⑦24時間乾かしたあとに、FiberFixの上からDacronテープをはる。Dacronテープは貼る前に角をまるめておく。
⑧Dcronテープの周辺部分にGluFixを薄く塗る。
⑨抜き取ったブラダーを戻す。(穴が開いている場合は修理、もしくは交換して戻す。)

重要:リーディングエッジやストラットが完全に乾いていることを確認してから、FiberFixやGluFixを使うこと。
注1:ブラダーの出し入れについて、各メーカーのサイトや動画を参照して、事前にやり方を調べて実施する必要がある。

ブラダーからの小さな空気漏れ

①ブラダーをウイングから抜く
②ブラダーを水につけて、空気漏れの場所を探す。
③アルコールで表面をきれいにし、乾かす。
④マーカーで空気漏れの場所の周辺に〇を描く。
⑤パッチを適切なサイズに切って角を丸める。
⑥パッチのフィルムを剥がし、漏れがある場所が中心に来るように貼る。
⑦ブラダーをウイングに戻す。

重要:7.5cm以上のリペアには"KiteFix Monster Bladder Patch"を使う。(小さな漏れは、TEAR AID のType-Aが入手性が良い。柔らかくて、触ると直ぐに強力につくので、大きくなると皺をつくらないようにするのが難しい。)

バルブの修理

①沸騰しているお湯にバルブ部分を5分間漬ける。
②ブラダーから慎重にバルブを剥がす。
③バルブのベース部分と、ブラダーをアルコールで拭いて乾かす。
④両面テープの上にブラダーを置いて外周をなぞり、ちょうど良い大きさに両面テープを切る。
⑤白い剥離紙を剥がして、ブラダーに両面テープを貼る。
⑥慎重に茶色い剥離紙を剥がす。
⑦バルブを両面テープに固定し、1分間強く圧力をかける。
⑧通気性の良い場所で、Peel2Fixをバルブの周囲に塗り30分乾かす。
⑨⑧をもう一度繰り返す。

ヒントとコツ

①カイトの外側には、GluFixを直接塗って良い。
②小さなピンホールなどは、両面にGluFixを塗るだけでよい。
③キレイに仕上げるためには、FiberFixの周辺にマスキングテープを貼ってからGluFixを塗るとよい。(注:マスキングテープはGluFixを塗り終わったらすぐにはがすこと。)

参考情報

KiteFix

ブラダーリペア



カイトの修理全般

http://www.airjunk.jp/newpage13.html


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