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取材記事

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学生団体を率いて頑張ってる学生や、コロナ禍で新しい取り組みを始めた社会人への取材記事。その行動の原動力、目標は何なのか探っていきます。
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#ウィズコロナ

“支援したい“という声をつなぐ-withコロナKOBE応援プラットフォーム

 コロナ禍の神戸で、“困っている人”と“助けたい人”を繋ぐための取り組み「withコロナKOBE応援プラットフォーム」が先月より始動した。当プロジェクト最大の特徴は「支援して欲しい」という声ではなく神戸市民の「支援したい」という気持ちに寄り添っていること。25年前に震災を経験した街、神戸で今人の役に立ちたいという人たちの声が形になろうとしている。 経緯=神戸市民の「助けたい」の声   withコロナKOBE応援プラットフォーム(以下プラットフォーム)は神戸市の企画調整局が主

「学生らしく、泥臭く」 コロナで苦しむ農家と消費者を繋ぐサービス“Fuse”代表の吉住海斗さん

この数か月の間、学生にとっても大きな変革の時期となった。授業のオンライン化、サークル/部活の自粛などである。一方コロナ禍のなかで主体的に行動し、今しかできない活動に取り組む学生団体も表れている。 その一つが、農家と消費者を結ぶプラットフォームを運営する学生団体“Fuse”である。 本インタビューではFuse代表の吉住海斗さんにお話を伺い、コロナ禍のなかで学生団体にできることを聞き取っていく。 コロナの間だけでも農家さんを救いたい 聞き手:まず、学生団体Fuseってどん