2021年の抱負

いまさらながら今年の抱負的なものを書こうと思ったのですが、サイトに載せるのはなーと思ったので(自分語りが多くなったので)、noteに書いてみる。

まず、抱負その1。マーケティングを勉強する。

私のライターとしてのキャリア(おっ、ちょっと偉そうに言ったぞ)のスタートは、ECサイトのメールマガジンの制作でした。ECサイトの店長さんとメールや、場合によっては電話で連絡を取り合い、どの商品をどう紹介するメルマガを作るかを相談し、作成して納品。だいたい週1~2回ペースでの作成です。多分文字数にすると1000~1500字/本くらいだったと思います。

そのあとも、主な仕事はメールマガジンやECサイトの商品ページの文章作成でした。自分の興味あることを取材してまとめて記事にする、一般の方々が「ライター」と聞いて想像するような仕事を始めたのは、ここ最近です。5年も経っていないかもしれない。

こういった事情から、マーケティング関連の知識は以前から持っていました。それをもう少し深めたいなと思ったきっかけは、コロナ禍です。

取材に出ることが減ったかわりに、SEO系の案件が増えたのです。その中には、マーケティング関連の記事を少なくありませんでした。ちょっとだけ具体的に言うと、サイト運営者や企業のマーケティング担当者向けにマーケティング用語を事例を交えて解説するというようなものです(無記名で作成している記事なので、メディアの名前は控えます)。

で、資料等を調べていると思うんですよ。「ああ、マーケティング面白いなあ」と。

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マーケティングといっても範囲は非常に広いのですが、中でも私が好きなのは「4P」で言うところの「Place」と「Promotion」。顧客にどう製品・情報を伝えるかという話です。メールマーケティングもそうだし、SNSマーケティングとかコンテンツマーケティングとか、ですね。

これに合わせて、最近UX(ユーザーエクスペリエンス)ライティングにも興味があります。最近1冊本をUXライティングの本を読んだのですが、これが面白いんですよ。たとえばクリックのボタンの上に「資料請求ボタン」と書くのではなく「資料請求はこちらから」と書く、みたいなものなんですが、こういうの大好き。言葉ひとつ変えたらCV率が向上した!みたいな話は聞いていてワクワクします。

もうひとつの抱負は、鉄道×歴史の話を掘り下げること

特に調べたいテーマは2つあります。

ひとつは敦賀。

敦賀港って、昔は日本トップクラスの国際港だったんですよ。日本海側に開かれた国際港で、ロシア(ソ連)方面への船が就航していた港なんです。

たとえば「東京初ベルリン行き」の「欧亜国際連絡列車」なんてものが昭和初期にはあったんですが、その列車の海路は敦賀~ウラジオストクだったんですよ。東京から出た人は東海道線を使い長浜まできて、そこから北陸線に入り、敦賀に至る。敦賀から鉄道連絡船に乗ってウラジオストクに行き、そこからシベリア鉄道でベルリンを目指す、という経路ですね。

こういった事情から、敦賀の高校は戦前から修学旅行にロシアに行ったり、敦賀の商人が日本の商品を持ってロシアに商いに行ったりすることもあったとか。

ちなみに、ウラジオストク~敦賀航路を使って、杉原千畝が発行した「命のビザ」を手にしたユダヤ人難民たちかやってきたのもこの敦賀港だったりします。

今は小さな地方港ですが、そういう歴史を改めて調べてみたいなーと。

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あとひとつは、出征機関車

戦時中には、機関車も軍に供出されて、海を渡って大陸に行きました。その機関車の話を掘り下げたいなあと思っているのですが、このテーマはさてどこから手を付けようか考え中。たった2両、戦後に日本から帰ってきたのがあるのでそこから追おうかなあとか(とはいえ、1両は東京、もう1両は静岡なのでコロナ禍が落ち着くまではちょっとむずかしいのですが)、陸軍の鉄道連隊のほうから見ていこうかなあとかいろいろ考え中です。

以上!

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