いまさら気付いた「Google Documentってすごいやん!」を言わせてほしい
最近、Google Documentをよく利用するようになりました。頻繁に利用するようになったきっけかは、取材記事の執筆です。
「Wordの形式で書いて、Google Driveに納品してください」
納品後に記事の修正をしようと思った時のこと。Google Drive上にアップロードしたWord形式のドキュメントはGoogle Documentで編集できることを知りました。
「おっ!?そんなことできるん?」
その後はGoogle Document(ファイル形式はWord)で直接書くようになりました。さらに、Google Documentを使っている内にその便利さに気付いたため、今はもうすっかり虜となっています。
さまざまなテクニックで私を虜にするGoogle Document。WordPressとGoogle Documentの親和性の良さにも驚いたので、言いたくて 言いたくて 震える~♪と口ずさみながら書きます。
「そんなの、前から知ってるわ~」
なんて言わずに読んでください。いや、知ってる人は時間の無駄なので、YouTubeでも見ていてください。最近のおすすめは、青木歌音さんのお祭り動画です。
Google Documentは取材先の確認にも便利
Google Documentで書いておくと、取材先に記事を確認してもらうときにも便利だと感じています。ただし、Google Document上で訂正してもらえた人は今のところ一人だけなので、他の人にとって便利か否かは微妙なところ。
じつは、結局PDFで確認し、手書きで修正してもらうケースがほとんどです。少し前から、PDFで確認してもらう際にも、直接ファイルを送るのではなく、Google Driveに格納してから共有するようにしています。
SNSのDMでも簡単に送れるのでおすすめです。また、メールと異なりファイル容量を気にしなくてもいいのが最大のメリットでしょう。
こうやって徐々にGoogleに飼い慣らされているのかもしれません。
最近の執筆依頼は、CMSへの直接入稿パターンが多くなっています。多いというより、現在取り組んでいる仕事はすべてがCMSへの直接入稿です。しかも、1社を除いてすべてWordPressを使用しています。
Google Documentをほとんど使わない人のために、どの辺りが便利なのかを簡単に解説しましょう。
Google Documentは手軽に使える
Google Documentは無料で使用でき、Wordなどの文書作成ソフトとも互換性が高いツールです。ただし、Wordの形式に変換すると、癖が強く「イィィィィ~~ッ!!」となる可能性があります。くれぐれも癇癪を起こしたり、隣の人に嚙みついたりしないように注意してください。
もっとも嬉しい機能が、見出しの作成です。Wordの見出しはイマイチ使いづらいと感じているのですが、Google Documentは下記のショートカットキーで簡単に指定できます。
見出し1 ⇒「Ctrl + Alt + 1」
見出し2 ⇒「Ctrl + Alt + 2」
見出し3 ⇒「Ctrl + Alt + 3」
ショートカットキーは便利なので、ぜひ使ってください。
もちろん、見出しのデザインも変更可能です。必要性を感じないかもしれませんが、人は見た目が9割と信じ込んでいる私は、下の画像のように「見出し2」と「見出し3」だけ設定して使用して使っています。
ただ枠線を入れているだけなのですが、一応「見出し2」と「見出し3」の区別は付くのでOK牧場です。ちなみに、「見出し4」以下は滅多に使わないため、設定していません。
実際の記事:誰もが教育について語り合える場所|対話型教育グループ「いろりば」
Google DocumentとWordPressの親和性に驚いた話
あるとき、Google Documentで下書きした記事をWordPressにコピーしていて驚きました。Google DocumentとWordPressの親和性の高さと言ったら『ココイチのカレーに福神漬け』くらいの自然な感じです。らっきょではなく、福神漬け。
ちなみに、私はカレーは大好きですが、福神漬けはほとんど食べません。ココイチにもほとんど行きません。
WordPressにコピーした際に驚いた点は下記の4つです。
見出し
表作成
リスト表示
画像挿入
これら4つは、思っていた以上に思い通りに貼り付いてくれました。「屁のつっぱりは要らんですよ」くらいに意味がわからないかもしれませんが……
もしかすると、他にも親和性の高い機能があるかもしれませんが、今回は上記の4点について詳しく解説しましょう。
見出しがそのまま使える
じつは、Google Documentの見出しは、WordPressの見出し(H1/H2/H3……)に対応しています。そのままコピペで認識してくれるので驚きです。
セブンイレブンの支払い用バーコードをローソンに持っていっても支払えるようなイメージを持ってもらえばよいでしょう。お店が違っても、気にせずに使えるものは便利です。
もちろん、WordPressだけでなく、noteにも対応しています。恐らく、WordPress以外のCMSでも対応しているのでしょう。
ただし、私が依頼を受けているクライアントの特殊なCMSはH2のみとなっているため、H3以下は対応していません。H3が無いことを知らなかったため、そのままコピペしたら太字になる程度でした。
表やリスト表示もほぼそのまま使える
見出しだけでなく、表やリスト表示もほぼ思い通りにコピペできます。つまり、Google Documentで執筆した下書きを、そのまま全文コピーしてWordPressに貼り付けるだけで良いのです。もちろん、細かな設定や調整は必要ですが、わざわざ「リストを選んで……」とか「表作成めんどうだな……」などと考えなくてもよくなります。
noteでもリスト表示はそのまま使えますが、表に関してはnote側に機能がないため貼り付けられません。残念です。
ただし、何でもかんでもそのままコピペで済ませようと思っても、そうは問屋が卸しません。そこには「越前屋、お主も悪よのぉ~」の世界がありました。
画像挿入もほぼそのままいける?
Google Documentに画像が挿入されている場合、WordPressにそのままコピペすると、上手く挿入される……かのように思えます。
しかし、安心してはいけません。そこには越前屋の功名な罠が仕掛けてありました。
よく確認してみると、WordPress側にはメディアファイルが無い状態です。つまり、どこかに保存されている画像を強引に表示させている状態。じつは、画像ファイルが保存されているのは、Google Drive内のどこかのフォルダです。それがどこなのかは、あまり問いたださないでください。我が家の七不思議の一つとされているので。
しかし、元画像の場所がわからなくても落胆する必要はありません。画像ファイルを置き換えれば良いだけです。そう思い、私はちまちまと画像ファイルをアップロードして置き換えていたのですが……
あるとき、操作を間違って変なボタンを押してしまいました。まさか、あんな奇跡が起こるとは!
そのボタンがこちら。
「外部画像をアップロードボタン~!!」
ドラ〇もんの秘密道具のように叫んでみましょう。
WordPress上にアップロードされていない画像を選択すると「外部画像をアップロード」のボタンが現れます。なんと、このボタンを押すだけで、簡単にGoogle Document上の画像を取り込めるというのです。
ただし、デメリットは勝手にファイル名を決められてしまうこと。
「勝手に名前を変えるなんて、気に入らないね!!」
あの頃の尖った気持ちを忘れてはいけません。SEOの観点から、ファイル名は重要な要素となっているからです。
ちなみに、Google Documentからnoteに貼り付ける場合、画像は認識してくれません。noteの潔さを感じます。
もしかして、みんな知ってた?
ここまで、意気揚々とGoogle Documentの便利さとWordPressとの親和性について書き殴ってみましたが、もしかしてあなたは「知ってたけど、直接CMSに入稿する」派でしょうか。
もし、そうなら、一度Google Documentも使ってほしいと思います。
Google Documentは誤字脱字のチェックをしてくれるからです。ときにはアホな提案をしてくることもありますが、ちょっとした間違いを指摘してくれるので便利です。
ただし、アホな提案はいつまで経っても学習してくれないので、確かにイラつくかもしれません。しかし、そこはさらっと受け流して大人の対応をしていただきたいところです。
もう、あの頃の尖っていたオレじゃない……
と。
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