メルカリはヘンな商品を購入できる便利なサービスだ
メルカリは比較的よく利用するサービスだ。
昨日も2つの商品を購入した。今回は、昨日購入した商品と、過去に購入したヘンな商品をひとつだけ紹介しよう。
静音キーボード
昨日購入した1つ目の商品は、パソコン用の静音キーボード。職場で使っているキーボードの音が工事現場の音かというほど激しく、とても耳障りなのだ。静音設計なら安心に違いない。
一人で作業しているのなら、音を気にする必要はない。実際、自宅では打鍵感にこだわったメカニカルキーボードを使用している。かなりうるさいが、打鍵感はこのうえなく心地よい。キーボードを打つ度にうっとりしてしまう。
しかし、職場で同じようにキーボードを打つと目立ってしまうため、できる限り静かにしたいと考えていた。職場のフロアは凪のような静けさを保っているのだ。キーボードをカチャカチャと打つだけで「何の仕事してるの?」となってしまう。
これでは働き者に見えてしまうではないか……
暇つぶしにnoteを書いているなんて、バレたら大変なことになるかもしれない。誰にもバレないようにサボりたいのだ。
それこそが、プロのサボリーマン。
したがって、静音キーボードは必須アイテムと考えた。しかし、新品で購入すると意外と高い。できれば、職場で使う備品にはお金をかけたくはない。その点、メルカリは便利なサービスである。
中には、1,000円程度で購入できる、USB接続の静音キーボードもあった。メーカーが微妙だったので、もう少し高価なエレコムのキーボード(1,500円)を購入することにした。
ちなみに、無線のキーボードは充電やバッテリーが必要なため、はなから除外している。
天声人語の切り抜き1ヶ月分350円
2つ目に購入した商品は朝日新聞の「天声人語(の切り抜き)」だ。商品と言えるのかどうかも怪しい。こんなものを販売している人がいるとは驚きだが、購入する人がいることにも驚きだ。
こちらは書き写し作業のために購入した。
朝日新聞の「天声人語」を書き写す作業は、文章力や読解力の向上によいと言われている。しかし、我が家では朝日新聞を購読していない。購読する予定もない。
残念ながら、朝日新聞自体が嫌いなのだ。
ただ、「天声人語」の書き写しは、多くの人が絶賛しているため、試しにやってみようと考えた。過去の「天声人語」をまとめた書籍もあるが、記事が古いためになかなか触手が延びない。
じつは、我が家は中日新聞を購読している。購読している理由は、地域のニュースが多いからだ。子どもたちが小さい頃は、大会の写真や入賞者として掲載されることもあった。
中日新聞にも「中日春秋」という社説が掲載されていて、一時期は書き写しをしていた。中日新聞の取次店に問い合わせると、書き写し専用のノートを無料で貰えたので、しばらくは取り組んでいたのだが……
どうも思想が合わないのだ。
思想の合わない文章を書き続けることほど苦痛なことはない。
結果、1冊目のノート半ばで中断してしまった。「天声人語」もそうなるかもしれないが、とりあえず1ヵ月だけ続けてみようと思う。
しかし、「新聞の切り抜き?そんな物を購入する物好きなヤツがいるのか?」と思ったのではないだろうか。残念ながら、ここに居た。
それどころか、過去にはもっとヘンな商品を購入したことがある。
普通の人が買わないヘンな商品もある
私が過去に購入したことがある商品は「石10個セット」だ。普通の人は購入しないだろう。しかも10個という中途半端な量である。
石だ。どこからどう見ても、正真正銘の石なのだ。この石は、今も我が家のメイン水槽の中でレイアウトされている。ただし、10個では少なすぎて見映えはよくない。
じつは、メルカリ内で石を販売している人は意外と多い。石はアクアリウムショップやホームセンターで購入すると意外と高価なのだ。したがって、意外と需要があるらしい。購入する際には種類が多くて悩んだものだ。
中には、
「そこら辺の河原で取ってきたんじゃないか?」
と思しき石も多く出品されている。
私が購入した石は、恐らく「木化石(珪化木)」と呼ばれるもので、古代の木が化石化したものらしい。一応、それらしい商品なのだ。化石だと思えばお得な買い物かもしれない。
メルカリはヘンな商品が多い
個人的にはメルカリを利用することが多い方だと考えている。よく購入する商品は中古書籍だ。たまに掘り出し物があるが、中古なのにびっくりするような価格で販売している猛者もいて驚かされる。新品で1,500円くらいの書籍が中古で5,000円とか……
あれは何だろう?
メルカリはヘンな出品者も多いが、ヘンな商品も多い。今までとは違う視点で商品を探してみると面白いだろう。
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