【読書感想文】2024年 課題図書『アフリカで、バッグの会社はじめました』
水は低きに流れ、人は易きに流れる
誰もが実感していることだろう。
半世紀以上も人間稼業を営んでいると、色々な人と出会う。その多くは易きに流れている印象を受ける。
もちろん、私も「あっ、易きだ!」と思えば、一目散に流されてきた。誰よりも先に。もし、易きが見つからなければ、自分で川を掘り、水を引っ張ってきて「流れるプール最高~」と叫びながら易きに流されようとしてきた。
一方で、多くの易きに流れない人とも出会ってきた。易きに流れないどころか、鮭が遡上するが如く、群れになって流