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「約束」
私は生まれる前に、君と約束してきた。
もし私が、この世で成し遂げるつもりにしてきた事を忘れたら、思い出させて欲しいと。
私が気付くように、現れて欲しいと。
君は、
「分かった」
と、了承した。
この世界には、色々な「有限」がある。
私は、生まれる前には制限なくできた事が全然上手くいかなくて、戸惑いながら、毎日生きてきた。
できると思ってる事が、できない。
身体がついていっていない。
たまに、身体がある事を忘れてしまう。
でも、28年もここにいて、最近ようやく、この身体を乗りこなせるようになったように思う。
そうそう。
君は、そんなに近しく毎日いる仲ではないけれど、なんだかんだ、場所を共有している不思議な関係性だと私は思う。
こんな関係もあっていいんだよね。
身体が交わる訳ではないけれど、君が同じ空間にいると、すごい勢いでエネルギーが回りだす。
君は言葉にせずとも、ただそこにいるだけで、私自身の役目を思い出させる。
君の身体からメラメラと燃え出すオーラのような、魂のエネルギーが見える。
君は私の充電器みたいなもので。
もしかしたら私が君の充電器なのかもしれない。
君は私を、たくさんいる中の一人としか思ってないのだろうか。
それとも、何か特別な一人だと思ったりしているのだろうか。
今世で一緒になるかどうかは、誰にも分からない。
私は、一緒に歩く人が欲しいと思うけど、どうなるのかも分からない。
ただ私は、今日も君の事を想う。
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何年も前に書いた、詩みたいなものです。
「この人は、私の本来やるべき事を思い出させる為に現れたんだろうな。」
と私が勝手に思っている(笑)知り合いがいまして。
その方を思い浮かべながら、かなり前に書いたものです。
私はエネルギーが「観える」人ではないんですが、結構肌で感じる(?)タイプなので、
「見えてたらこんな感じやろなー」
という想像を入れつつ、文章で表現してます。