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「無料相談は有りか!無しか!」(行政書士)(^^)/~

私は障がい福祉事業特化の行政書士で99%障がい福祉事業関係の仕事をしています。現在、無料相談は受けておらず、対面の有料の相談・スポットコンサルしか受けておりません。(顧問先・リピート顧客は除く。)

HP公開後1年間、相当数の障がい福祉業務に関する電話相談に無料で対応してきた訳ですが、業務支障に悩まされはじめ、今年5月から有料相談に変更しました。

まだ有料相談が正解かの答えは出てませんが、電話相談に対応する時間が不要となったことで時間の有効活用が認められます。

一般的な行政書士業務の「建設業」などに比べるとかなりニッチな業務なので、参考になるかは不明ですが、無料相談時に「そりゃ有料にするよな。」という事例をあげてみました。参考程度で見て下さい(^.^)/~~

注)ほとんどの相談者の方は丁寧で、かつ困っておられたので、可能な限り対応させていただいております。


無料相談の事例

〇対応エリア以外の全国からの相談電話がかかってくる 
対応不可エリア(北は北海道、南は沖縄まで)からの相談がある。可能な限り対応しましたが、ローカルルール対応もあるので、無料ではできない。 中には依頼前提の方もいますが、・・すいません、遠すぎて行けません。

〇とにかく聞きたいだけだけ。
全く依頼する気がないが、依頼すると見せかける。
同業者の偽装パターンも多い気がする。

猛者は、会社名と氏名を名乗って、さも依頼するという感じで電話してくる。いろんな同業者のとこにも電話をして、聞きまくってる有名人もいる。

〇経営サイドではない、従業員や利用者からの電話
ほぼ「運営基準違反かの確認」や「謎めいた」電話なので、どうしようもないので、行政に連絡するよう伝えるしかない。

〇留守電に「掛けなおしてくれ。」とのメッセージ  
関東方面から留守電。掛けなおすと、聞きたいことだけ聞いて、ガチャ切り。

〇「「お気軽に相談して下さい」と記載があったので気軽に電話した」という電話
当然依頼に繋がる内容でなく、電話対応後「お気軽に」をHP上から削除した。

〇電話対応後、「結果は必ず報告します。」と言われる。
このパターンはこれまで10件くらいあって、1件も連絡がない。
まだ結果はでていないのだろうか?

〇非通知でかけてくる人
でません。

〇業務提携みたいな話をする人
「事業主さんを紹介して欲しい」、「パトロンがいて金がある。知識がないから教えてくれ。その代わり紹介するかも。」みたいな。

このタイプは高確率で、「明日、明後日」に強引に事務所に来ようとする。「士業以外の提携相談も有料」というと電話を切られます。

〇午後11時前くらいにかかってくる電話
とある有名ホームページ業者に、絶対かかってこないが差別化になると言われ…営業時間を午後11時に。
事務所にいる私も私だが、午後11時に相談電話があり、とにかく今日中に聞きたかったらしい。
これは私が悪い。翌日、電話対応時間を午後7時に変更した。


こんな感じだったので有料相談に変更して、無料相談のデメリットが浮き出てきた!
★無料相談のデメリット。
◆ 最大のデメリットは時間
◆ 電話対応している間に、本来の依頼者からの電話を逸する。

有料相談にしてから、電話がかかってくる数が20分の1以下に、激減!


★無料相談のメリット
◯あまねく相談を受けることで、受注先裾野を広げることが可能。多分
◯色んな事例があるので、勉強になる。
◯有料相談と無料相談では、相談時の心のハードルが違う。




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