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おーらん流、メンターのはじめかた

自己紹介から

はじめまして!
CoderDojo Advent Calenderの21日目を担当させていただきます、おーらんと申します。小学1年生の娘と、年中の息子を持つ二児のオヤジです。
実務としてのプログラマ経験はほんの数年ですが、プライベートではスマートスピーカー関連の開発をしています!

今年の5月から計4回ほど、CoderDojo横浜の方でメンターとして子供と一緒に参加させていただきました。12月にも横浜市内のDojoにメンター参加を申し込んでいます。
これからも子供と一緒に、色んなDojo巡りをしたいなぁと思っているところです。

これからメンターをはじめてみたいという方、メンターってなに?と興味をお持ちの方に向けて、ご参考になるかわかりませんが、メンター初心者の目線で書かせていただこうと思います。

メンターをはじめたきっかけ

おそらく多くの方がご存知の通り、2020年に小学校でプログラミングが必修化されますよね。そうなんです。
私もこの情報がきっかけで…という訳ではありませんでした。

私は地元を元気にするためにメンターをはじめました。

実は私の故郷は東北地方、岩手県にあります。
あのメジャーリーグの大谷選手が生まれたところです!
そして2011年の震災で甚大な被害を受けた悲しい土地でもあります。

横浜に住んでから十数年。
年に数回、家族を連れて地元に帰省するわけですが、その度に廃れていく地元の商店街と、対照的に賑わう国道沿いのチェーン店の様子を見て、だんだんと妙な気持ちを覚えました。

誘致ばかりで、何故地元に新しいことが起きないのだ。

主体性を感じられなかったこの状況を「どげんかせんといかん」と思うようになったわけです。
(もちろん、地元でもカフェを開いたりして、自分たちの町を盛り上げようと頑張っている人たちも沢山いますよ!)

そしてこの問題のポイントの一つには、新しいことをしようというマインドを持った人が少ない、という点にあると考えました。

自己紹介でも書かせていただいた通り、私には少しばかりプログラミング経験があります。これなら少しでも力になれるかも、と「子供たちに生きる力を与えること」を目標に、子供達にプログラミングを教える方法を探している中、同じ思いを持つ友人に教えられて辿り着いたのがCoderDojoでした。

きっと参加者それぞれが色んな理由を持ってCoderDojoに集まっているんだと思います。参加している理由をメンター同士で情報交換してみるのも面白いかもしれませんね。

どうやったらメンターになれるの?

さて、重い話は置いておいて。メンターになる方法をご紹介です。
ここで検索しましょう!

私がよく行くCoderDojo横浜では、大体1ヶ月に1回のペースで、大体同じぐらいの間隔で開催されています。(確か第一日曜日だったかな?)

申し込みの仕方は、Dojoによって微妙に違っています
メールで申し込みするところもあれば、connpassだけで済むところもあります。connpassの中でも、メンター枠と子供枠が別れていたりいなかったり、メンターだけの参加はメール申し込みだったり、結構まちまちです。
自分一人でメンター参加する場合はそんなに迷わないですが、子供連れでメンター参加の場合はおそらく戸惑うことでしょう。

そんな時は、素直に主催者の方に質問メールするといいかもしれません。

メンターの持ち物は?

Dojoによって異なるかもしれませんが、自分が使う用のノートPCと参加する子供たち(ニンジャと呼びます)が使える教材があれば、喜ばれると思います。

あと、私はお菓子を近くのドラッグショップで買って持って行ってます。
2時間近く頭を使うことになるので、長丁場です。休憩時間にお菓子をつまみながら話をしたり、保護者やメンター同士でコミュニケーション取るきっかけにもなりますよ。
(持ち込み可能かどうかは事前に相談してみてくださいね)

メンターって何をしたらいいの?

メンターって何したらいいのか、よくある(と思われる)誤解は以下のような感じでしょうか。

プログラミング経験が無いとダメでしょ?
教えなきゃいけないんでしょ?

この2つとも、もちろん不要です。
というのも、CoderDojoはプログラムを教える場所ではないからです。

CoderDojoは、集まったニンジャたちが主体的に好きなプログラムを書いたりモノを作ったりするための場所で、周りのメンターやチャンピオンはそれをサポートする(一緒に考えてあげる)役割を担っています。

実はこの一緒に考えてあげる、話を深く聞いてあげるというのはそれだけで価値があると思っています。

私の経験ですが、プログラムを書いているとめちゃくちゃ頭を使います。
そうすると上手く動かない(いわゆるハマった)時に、考えが煮詰まった結果、「あらゆる手段を尽くしてもダメだった、これ以上はもう無理だ・・・」と完全に諦めてしまう瞬間があります。

こんな感じです。(希望を失った無の表情)

その時、誰かに話を聞いてもらっているうちに「あ、これやってなかったかも」みたいにふと切り替えられることがあるんです。

こんな感じです。(活気を取り戻した表情)

要するに、一度マイナスに向かった気持ちをリセットして、もう一度前を向かせることで、あとは本人が自分の持てる知識を使って解決しようと進み出します!

プログラミングの知識がなくても、教えられなくても大丈夫なんです!

メンターの注意するところ

上に書いたように、ニンジャの話をきちんと聞いてあげて、アドバイスできることがあればしてあげる、という程度で十分だと思います。

反対に「こうしろ、ああしろ」という言い方はともかく、やり方を押し付けるようなことはしない方がいいでしょう!

個人的な悩みどころ

私だけかもしれませんが、恥ずかしながらScratchとかブロックのコードを見ると、どこで何をしているのか把握するのに物凄く時間かかります
やはり他人のコードをすぐに理解するのって難しいですよね。
そんな時、皆さんどうやっているんだろう。。

最後に・・・

メンターをやってみたい方、興味あるけど踏み出せない方向けに、いちメンターでありながら偉そうに書いてみました。誰かのお役に立てたら嬉しいです。

それと、記載に誤りが含まれていたらごめんなさい。お気付きの際は、すぐに訂正しますのでツイッター(@wowsawa)でご指摘ください。

どこかのDojoでお会いできることを楽しみにしています!

おまけ

友人との2018年活動実績です。
・身内向けのScratchのプログラミング教室(2月)
・身内向けのスマートスピーカーのアプリ開発体験(7月)
・GPリーグ西東京決勝大会で集まった小学生向け講師(9月)
・TENTO主催発表大会でVRブース展示(10月)
・横浜ガジェットまつりでVRとスマートスピーカーのブース展示(11月)
・地元小学校のPTA・おやじの会主催フェスでプログラミング教室(11月)


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