【メギド72】強いオーブ

メギド72やってますか?

メギド72とは絶望を希望に変えるRPGです。
2019年ゲーム大賞優秀賞を受賞しています。
未プレイの方はまずインストールして遊んでみてください。面白いので。


このnoteではメギド72で強いオーブとはどんなオーブか簡単に説明します。
というのもメギド初心者向け攻略情報が無いという話が一ヶ月以上続いてる中で、「オーブって多すぎてSRやRまでいちいち性能読んでられないし初心者の頃は適当にSSRオーブ付けてた」みたいなツイートを見かけたからです。
じゃあ書くかぁと思って書きました。
初心者の役に立ったら嬉しいです。


オーブシステムの説明

メギド72にはオーブというアイテムがあります。
1人のメギドにつき、対応したスタイルの1つのオーブを持たせることができます。
つまりメギドを5人編成する場合、5個のオーブを戦闘に持ち込むことができます。

オーブには技と特性の2つの効果があります。
CTが明けたオーブにフォトン(種類は問わない)を渡すことで発揮できる効果が技、
装備しているメギドに常に効果を発揮する効果が特性です。

オーブは霊石というアイテムと多額のゴルドを使うことで強化が、特定のオーブを使うことで星上げができます。星を上げるとレベル上限が上がります。

詳しく知りたい人はこちらを読んでください。
他の方のnoteなんですが、オーブの使い方について詳しく書かれています。

本noteの目的は「強いオーブとは何ぞや?」という紹介にあるので詳しい説明は省略します。

オーブのレアリティとレベルと効果

とりあえず初心者は高レアオーブつけがちと聞いたので、まずはレアリティが高いオーブが強いのかという問題に答えます。

レアリティが高いオーブの方が強いのか、
その命題の答えは「基本的にはNO(部分的にYES)」です。

そもそもメギド72において、オーブのレアリティが意味するところは下記の3つです。
①EX, SSR+, SSRのレアリティのオーブは最大強化時のレベル上限が11であり、N~SRオーブの9より高い。
②確率や倍率の存在する効果の場合、レベル1時点での効果量が、高レアの方が高く設定されている。また、そういった効果はレベルに応じて効果量が増えるため、①により最終的な効果量は高レアの方がさらに高くなる。
③めちゃくちゃ強い豪華な効果は高レアになりがち。

ならばレアリティが高いオーブの方が強いと思われるかもしれませんが、オーブのレアリティと強さが=ではない理由は3点あります。
①レアリティの差より強い効果を持ってることが重要。
②レアリティが高いオーブには強い効果も多いが、その分CTが長く取り回しが悪いことが多い。
③そもそも低レアリティにある効果のオーブが高レアリティに無いことがある。

順に解説していきます。

①レアリティの差より強い効果を持ってることが重要。

だいたいこれに尽きます。
詳しくは次の章で具体的に話すんですが、オーブには強いとされている効果と弱いとされている効果があります。
弱いとされている効果を持つ高レアよりは、強いとされている効果を持つ低レアの方が強いです。
前述の通り、全く同じの効果の場合はだいたい高レアの方が効果量が高いので、高レアが優先されがちです。
(特に特性目的の場合はよくあります。)

②レアリティが高いオーブには強い効果も多いが、その分CTが長く取り回しが悪いことが多い。

まあ……書いてある通りですね。
低レアに比べて効果が増えたりした分、CTが長いので不便ってことはままあります。もちろん強い効果の上位互換なんで強いんですが、なんだかんだ取り回しのいい低レアを使いがちです。

これは言われても分かりにくいと思うので実例を出します。

SSRオーブのアナキスとRオーブのマジックラット

アナキスとマジックラットはどちらも強いオーブです。また、アナキスは技の効果だけ見ればマジックラットの上位互換となります。
ですが、どちらがより強いオーブか決めるのであれば、マジックラットを挙げる人も少なくないと思います。(意見が分かれるところではありますが……)

これは技の効果が2Tのため、CT1のマジックラットはほぼ途切れずかけ続けることができる一方で、CT2のアナキスではどうしてもバフが途切れてしまうからです。

また、「オーブのCTを-1する」というめちゃつよ特性を持ったラッシュキャラのナベリウスというキャラがいるのですが、ナベリウスに持たせることで1ターン目からフォトンを問わずスキル強化をかけられるというのも、マジックラットだけの強みとなります。

③そもそも低レアリティにある効果のオーブが高レアリティに無いことがある。

そのまんまです。
シンプルな効果のNオーブでも、何故か上位互換が無かったりします。
同じシンプルなバフ効果ならレアリティ高い方が強くなるんですが、無いものは無いので低レアが最強です。
画像のンットの他、種族特効オーブあたりもN~SRオーブしか無いことがよくあります。

カウンター唯一のCT1攻撃力バフオーブ

どんな効果が強いのか 技編

メギド72において、強いとされがちなオーブの技はいくつかあります。逆にハズレ扱いだったり、あまり使われない技もあります。
個人的には以下のような感覚です。

編成を選ばず強い技

  • 範囲回復

  • 蘇生

  • 回数バリア

  • フォトン追加

  • 攻撃力バフ

  • 覚醒増加

あると嬉しい技・使いどころはある技

  • フォトン強化

  • 覚醒減少

  • 地形付与

  • 無敵

  • 強化解除

  • 弱体解除

  • 状態異常治癒

  • 状態変化耐性

  • 状態異常付与

  • ダメージブロック

あまり使わない技

  • 攻撃(一部を除く)

  • 防御力バフ

ハズレ

  • 固定ダメージ

攻撃技は結局自分で殴れば良いので目的にならず、防御力バフは有効な場面やキャラが少ないです(大半のメギドは防御力バフを受けても耐久力は大して上がらないので)。
固定ダメージは倍率が低すぎて、もはや普通に殴る方が効率が良いまであります。

編成を選ばず強い技とオーブの具体例について詳しく説明していきます。

範囲回復オーブ

e.g. 回復猫、バロンニャー、ポルック、クリーヴァー、ファロオース、ポーラ、クルルなど。

メギド72は回復役のキャラがアタッカーに比べて少なく、範囲回復できるキャラはさらに限られます。一方で敵は割と気軽に範囲攻撃を持ち込んでくるため、効率の良い回復手段として範囲回復オーブを利用します。

回復オーブの定番 3色の回復猫

初心者は基本的に、ガチャ産SRのこの3色の回復猫を利用することになります。各スタイルによって特性は違いますが、効果は共通してCT2の列30%回復です。取り回しがよく、範囲回復としては十分な回復量を誇ります。
もちろんバロンニャー(CT2、全体回復30%)など、これより強いオーブがあるならばそちらを利用するのも良いと思います。
とにかく回復猫は強く、回復猫より強い回復オーブはさらに強いです。

蘇生オーブ

e.g. メイジマーマン、死霊葬送人、戦場の小夜啼鳥、フェルシュングなど。

蘇生オーブの代名詞 メイジマーマン

メギド72は全員生存クリアがスキップの条件ですが、うっかり誰か落ちることもあるので、蘇生オーブを1つ持ち込んでると安心です。ガープワントップ編成のときは後列にバーストを1人入れて持たせてあげましょう。
他の蘇生オーブはストーリーを進めないと手に入らなかったり回復量が低かったり専用オーブだったりなので、初期は基本的にメイジマーマンに頼りがちになると思います。2,3個ぐらい確保しちゃってもいいです。

回数バリア

e.g. ホーリーフェイク、シェルドレイク、カミハカリ、クラウンプラブナ、クリーヴァー、エンキドゥなど。
メギド72には、めちゃくちゃ高火力の奥義と、それに見合った長い覚醒ゲージを持った敵がたびたび登場します。覚醒ゲージが溜まる前に倒し切る、覚醒減少で奥義を打たせないようにするなどの手段もありますが、回数バリアで凌ぐのも有効な手段です。

特性も優秀な低レア回数バリアオーブ

ホーリーフェイクは2ターンに1回1列に回数バリア1回、シェルドレイクは2ターンに1回単体に回数バリア2回を付与できます。この2つは低レアながら技も特性も強く取り回しも良いため、ホーリーフェイクはアタッカー、シェルドレイクはサポーターに持たせてあげると便利です。

他にもイベント配布(常設済み)のエンキドゥやクラウンプラブナ、ガチャ産SSRのカミハカリやクリーヴァーやネクロスなど、回数バリアには優秀とされるオーブがたくさんあります。このことからも、回数バリアオーブの強さが何となく分かるのではないでしょうか。
特にカミハカリはCT1で全体に回数バリア1回張れるので、めっちゃ強いです。雑に使いまくるだけで耐久力上がります。

フォトン追加

e.g. いたちブラスター、水獣ソーサラー、ミミック、アサルトボックス、インサニティ、奏響ヨハネス、敏腕・Pなど。

おそらくメギド72で最も強いオーブ技の効果カテゴリ。任意のフォトンを特定のフォトンに変換します。特に強い効果だとフォトンが増えます。

メギド72はフォトンの湧きがランダムである以上、使わないフォトンをよく使うフォトンに変換できることはとても価値があります。また、フォトンを1ターンに最大5個しか取れないということは、1ターンに行動できる回数は通常最大5回となるため、行動回数を増やせる効果はとても強いです。
また、特定のステージで出現する劣化フォトンやペインフォトンへの対策にもなります。

フォトン変換用Nオーブ

フォトン変換用Nオーブのいたちブラスター(アタック変換)と水獣ソーサラー(チャージ変換)です。スキル版は強すぎるのでありません。

確実に奥義を使いたいときのいたちブラスター、効率よく覚醒ゲージを溜めたいときの水獣ソーサラーだと思ってください。特にチャージフォトンはポップ率がアタックやスキルの半分なので、確実にチャージが欲しかったり覚醒ゲージを溜めたいときは、水獣ソーサラーは有効に働きます。

また、フォトン追加オーブは単なるフォトン種類の変換以上に有効に働くことがあります。例えばオーブはフォトン破壊やフォトン奪取の影響を受けないため、相手の全体フォトン破壊攻撃をオーブでやり過ごしてから、味方にフォトンを供給して行動するなどの活用法もあります。

各種フォトンを2つ追加できるSRの箱シリーズ

各種フォトンを2つ追加できるSRの箱シリーズです。名前なんて言うんですかね。

1つのフォトンが2つのフォトンに化けるのでまあ強いんですが、中でもミミック(スキル追加)が頭抜けて強いです。他2つはそれなり……ですかね。

というのもアタックは基本的に弱い行動なので、2個渡す意味があんまりないことが多いからです。一部アタックが強いメギドもいるので、そこと組み合わせると途端に化けますが。
チャージに関してはフォトン2つ追加すると普通に積めるフォトンが減り、フォトン容量を圧迫するのが響きます。それに見合った価値をチャージ2つで出せることは少なく、だいたいは後述の帯電獣の方が強いです。

フォトンを2個以上追加できるオーブはもちろん通常の戦闘でも強いのですが、特にターン数制限のある共襲で輝きます。
というのも共襲は6ターンしかないので、普通に行動すると30行動しかできず、その中でダメージを出すことが求められます。そのため、フォトン追加効果によって行動回数を増やすことの価値が非常に高くなります。
特にスキルフォトンはダメージに直結しやすいため、敵にもよりますが皆ミミックを持ち込みまくっています。もはやインフラですね。

他にもイベント配布にインサニティ(自分にスキルフォトン2つ追加。特に強いオーブのひとつ)やリャナンシィ(単体攻撃しながら自分にアタック追加)などが、ガチャに奏響ヨハネス(自分にチャージとアタックを追加)や敏腕・P(後列にスキルフォトン追加)などがあります。だいたい強いです。

攻撃力バフ

e.g. レッドウィング、ブラッディエッジ、ハイドン、ンットなど。

メギドの最も基本的な戦術は、アタッカーにバフを盛って殴ることです。そしてこのバフは、使用したメギドや手段が異なるとき、重複(加算)されます。つまり攻撃力バフを付与できる汎用的なオーブは、それだけでもう強いんですね。

カウンターはかなりストーリー進めないと無いです

これらのオーブは2T目には味方の攻撃力を大幅に上げられるので、特に敵のワンパンを狙うときに有用です。レベルを上げるとレッドウィング1回で攻撃力33%上げられるので、代替不可のバフ手段となります。

ストーリー79にカウンターのNオーブのンットが、ガチャ産SSRにブラッディエッジの上位互換のハイドンがあります。

覚醒増加

e.g. ボーパルバニー、ゴルゴン、帯電獣など。

メギド72最強オーブ

最も強い効果のカテゴリはフォトン追加ですが、最も強いオーブはこのボーパルバニーです。これまで基本的にN~SRのオーブを中心に紹介してきましたが、ここだけはガチャ産SSRオーブを紹介させてください。

基本的にチャージフォトンより覚醒増加オーブの方が費用対効果が高いです。また、バーストは覚醒ゲージが長い傾向にあるので、覚醒増加補助手段の価値が特に高いです。

その中でこのCT1で全体の覚醒ゲージを+1するという効果はあまりにも強いです。バーストメギドなら誰でも2Tに1回は全体の覚醒ゲージを+1できますし、フォラスなら毎ターン同じことができます。これを通称バニフォラといいます。

オーブキャスト(ガチャ産オーブを売却するともらえるフォトンの欠片を収集・消費することで、オーブを作ることができるシステム)の一番人気もこのボーパルバニーです。皆さんもとりあえず作ってみてください。

一応他の覚醒増加オーブにも言及しておくと、カウンターにはCT1で列覚醒+1できるゴルゴン(前列対象)とウィッチスリザー(後列対象)が、バーストにはCT3で単体覚醒+4できる帯電獣がいます。どちらも十分に強いです。ボーパルバニーがぶっ壊れなだけで。

技が強い他のN~SRオーブをサクッと紹介

フォトン強化ねずみ 3色セット

CT1で2T効果と、安定してフォトン強化ができます。普通に使っても強いほか、速攻をかけるときに左ふたつのどちらかをナベリウスに持たせ、1T目から安定してフォトン強化をすることもあります。

覚醒減少といえばこれ

奥義が実質的な即死ギミックと化しており、覚醒減少を入れ続けながら戦うことを要求される敵は何体かいます。そういうときはだいたいカラミティエッグを使います。レベル1で80%、最大強化で88%の確率で、相手の覚醒ゲージを-2してくれます。
外すリスクこそありますが、フォトン湧きに左右されず、余ったフォトンで十分なのが強いです。これを1~2個持ち込んで、毎ターン覚醒減少し続けるのが定番の対処法のひとつです。

地形オーブシリーズ

地形+属性ダメージのコンボに使います。バーストの炎上とカウンターの帯電もありますが、技目当てで採用することはあまり無いので省略します。

唯一無二の無敵オーブ

メギド72で唯一、無敵状態を付与できるオーブです。ワントップorワンボトム編成にこれを2個持ち込んで交互で使うことで、強化解除も範囲攻撃も持たない相手は完封することができます。

強化解除、弱体解除、状態異常治癒

強化解除、弱体解除、状態異常治癒です。CT1で全体に効果があります。他に効果が増えたオーブもあったりしますがその分CTが伸びてるので、これが一番取り回しが良いです。必要に応じて編成に組み込みましょう。

状態変化耐性

状態変化耐性(状態異常と弱体を無効化する耐性)を付与できるオーブです。古の狂竜がガチャ産、クラウンブラブナがイベント産です。前述のクラウンプラブナと同じイベントで手に入ります。

状態異常付与オーブ(一部抜粋)

状態異常キャラをどうしても編成に組み込めないとき、お世話になります。他にも毒とかのオーブがいっぱいあります。
特にメギド72において睡眠はとても強い状態異常(全行動不能&ターン経過以外での解除無し)なので、これが通る最序盤は霊魂ムースが強いです。
この関係で霊魂ムースは、リリース初期からアイドル扱いを受けています。

どんな効果が強いのか 特性編

メギド72において、強いとされがちなオーブの特性はいくつかあります。また技とは違い、高レアオーブにありがちな重いCTの問題が存在せず、レアリティとレベルに応じて効果量が変わる効果が多いため、高レアの完全上位互換が存在しがちになります。

個人的には以下のような特性を強いと認識し、積極的に編成に採用しています。

よく使う強い特性

  • ダメージ軽減・HP上昇・防御力上昇

  • 自然回復

  • 状態異常耐性

  • 素早さ上昇

  • 防御無視

  • 種族特効

基本的にはパッシブ(常に発揮される効果)であることに意味があるので、防御系の効果が強いです。

ダメージ軽減・HP上昇・防御力上昇

e.g. マクベス、敏腕・P、ベインチェイサーなど。

防御系のバフです。敵の攻撃って四六時中飛んでくるので、攻撃みたいにタイミング合わせて能動的にかけるより、パッシブで効果を発揮してくれる方が強い効果です。

詳しい説明は省略するんですが、メギド72ではステータス量とダメージ計算式の都合上、だいたいのメギドにおいては基本的に、
ダメージ軽減>HP上昇>防御力上昇
の順で強いです。もう多少のバフの数値の差ならひっくり返すレベルでこの順に強いです。

一方で効果量の差が如実に出るバフなので、Nだとイマイチ効果が実感しにくいですし、SSRだとめちゃくちゃ覿面に効果が出ます。レアリティだけじゃなくてレベル上げも重要になってきます。
タンクの耐久力を底上げしたり、貧弱なバッファーが全体攻撃で死なないようにしたりと便利ではありますが、無いものは無いのでガチャで引いたオーブや技目当てで採用したオーブにこの効果がついてたらラッキーぐらいのノリでいきましょう。どうせ初心者の頃は、オーブのレベル上げまで手が回りませんし。

この3つのイベント配布オーブには、
便利な技に加えて、HP上昇の特性がついています
ラッキーですね☆

自然回復

e.g. グウィルギィ、白熊王ポーラなど。

防御系のバフその2です。
常に少しづつ回復し続けるタイプと、HPが50%を切ってるときにドカンと回復するタイプがあります。

常に回復し続けるタイプは正直オマケです。
レベルを上げないと微々たる量しか回復しません。
前述のクラウンプラブナ(イベント配布)や戦場の小夜啼鳥(ストーリー102)が持ってるから嬉しいねってだけです。一応この2つは最大強化すると毎ターン9%回復するようになるので、かなり強くはなります。

強いのはHPが50%を切るとドカンと回復してくれるタイプです。イベント配布のソプラノキティとピシアスのほか、未常設イベント配布SSRにグウィルギィ、ガチャ産SSRに白熊王ポーラなどがいます。

イベント配布のレベル1でも結構回復する

HPが50%を切るだけで一気に15%や24%も回復するため、盾役の回復が追いつかないような敵の場合、盾役に持たせることで、回復が追いつくようになることがあります。フォトンを使わず自動で得られる回復としては、かなり破格な数値だと思います。

状態異常耐性

めまい、感電、睡眠、即死など各状態異常に合わせた耐性オーブ。
Rで40%、SRで60%、SSRで80%の基本値となっています。

MEや状態変化耐性では対応できないときに必要になります。

各状態異常に対して最低限2,3個は確保しておきたいです。高レアの方が低レアより格段に効果が高いため、高レアがあれば低レアは基本的に不要です。

素早さ上昇

e.g. メイジマーマン、シェルドレイク、ネクロス、エンキドゥなど。

低レアでも価値のある特性です

素早さを上げます。
バッファーをアタッカーより先に動かしたい、味方を敵より先に動かしたいなどの需要に答えます(限界アリ)。
戦闘が複雑化すればするほど価値が上がります。

防御無視

e.g. ホーリーフェイク、コロナフォース、ハニワキングなど。

低レアでも価値のある特性その2

防御力を一定の割合無視します。
メギド72には防御力を100%無視する効果を付与するMEや、元々防御貫通の効果のついた攻撃、相手の防御力の影響を受けないダメージ手段などがあります。

でもその辺の手段は相応に編成が限られてくるので、とりあえずアタッカーに持たせておけばある程度の高防御までなら突破できるこれらのオーブは価値があります。
特に、ホーリーフェイクは技もとても強いので、雑にアタッカーに持たせていきましょう。

また、カウンターにはガチャ産SSRオーブもあり、育てれば防御力90%無視までは育つので、結構な高防御でも案外いけるようになります。

種族特効

本題。最も強い技の系統がスキル追加なら、最も強い特性の系統が種族特効と言っても過言ではないです。

というのも、詳しい説明は省略しますが、メギドのダメージ計算式の都合上、○○特効効果はダメージを上げることに大きく寄与します。
詳しくは下記リンク先を読んでください。

そして、種族特効は敵に合致していれば安定して確実に効果を発揮する一方で、オーブ以外で用意する手段が非常に限られます。
オーブでは結構よくある効果なのに、オーブ以外だと本当にめちゃくちゃ限られます。一部メギドの特性やME、あとは特定のメギドが作れるバレットぐらいしかありません。

そのため、ワンパンのような高ダメージを狙う編成では、アタッカーには基本的に種族特効オーブを持たせます。
例外は、そのスタイルに目的の種族特効オーブが無いときか、そのアタッカーが既に自前で種族特効効果を持っているときぐらいです。

また似たような効果テキストで、連続ダメージや単体ダメージ、列ダメージを上昇させるという効果がありますが、これはダメージ上昇系といって特効とは別カテゴリの効果になります。
特効の方が重ねがけしたときに強くなるし、用意するのも難しいので、できれば特効効果の方を狙っていきたいです。

その他、特性が強いオーブ

オンリーワンの強い特性を持ったオーブもあります。オンリーワンなだけあってかなり強いです。

初期に回復量を底上げできる

回復量が上がります。ヒーラーにつけましょう。
特にシャーベットマンは味方に防御力バフを与えることができるため、ベインチェイサーなど防御力依存攻撃を行えるオーブへのバフとして使うこともできます。

強すぎてオンリーワン性能

インサニティと並んで、特に強いオーブのひとつです。
これを持たせるだけで味方が確率で他の味方をかばうようになります。サブナックに持たせると確率でかばう確率がめっちゃ上がります。
かばって減った体力を一気に回復する技もついてて至れり尽くせりですね。常設済みイベントの配布なので、余裕があれば拾いに行くといいです。育てるのは面倒くさいのでとりあえず星1でも大丈夫です。

カードゲームあるあるのデメリットが本体なオーブ

素早さが下がるオーブです。オマケにかなりHPが増えます。素早さを上げるだけじゃどうしようもないときに、素早さを下げることで対処します。
イベント配布なので、欲しくなったらいつでも拾いに行けます。素早さの低下量はレベルに寄らず一定なのでレベル1でも大丈夫です。

こっから先は全部ガチャ産です

与えるステータス強化の効果量が少し増えます。
それだけなんですが、バフを盛りに盛ってワンパンを狙うとなると、結構無視できない効果になってきます。
また、技の方もとても強いのでサポーターに持たせ、スキル強化で1.5倍になったバフを3Tかける使い方もできます。

死蝶アラストールは技も強い

状態異常や弱体の命中率を上げるオーブです。レベル1で5%、レベル最大で10%上げます。
たかだか10%と思うかもしれませんが、元々90%の効果は必中になるほか、80%の効果も失敗率が半減するので強いです。
特に状態異常は外すと戦術が破綻することがあるので、なるべく失敗率を下げることが重要になります。

バディラッチェは技も鬼のように強い

確率スキル追加組です。最大まで育てると22%の確率で自身にスキルフォトンを追加します。
虚空からスキルフォトンが湧いて増えるのでまあ間違いなく強いです。

まとめ 編成ごとに適したオーブ

これまで強いとされるオーブを一緒くたに紹介してきましたが、改めて編成に組み込むオーブを、短期決戦(ワンパン狙い)と長期戦(通常の戦闘)に分けてまとめます。

短期決戦(ワンパン狙い)

アタッカー:種族特効オーブ
サポーター:攻撃力バフ
ダメージが足りてる場合は、フォトン追加やフォトン強化オーブで挙動の安定性を高めます。
種族特効オーブと攻撃力バフはレアリティやレベルの影響を受ける一方で、フォトン強化やフォトン追加は効果が固定です。育成は種族特効オーブや攻撃力バフを優先にしましょう。

長期戦(通常の戦闘)

アタッカー:防御無視など
タンク:耐久力上昇、自然回復など
サポーター:素早さ上昇、フォトン強化、フォトン追加、覚醒増加など
ヒーラー:回復量上昇など
共通:範囲回復、蘇生、回数バリアなど
ダメージを通す手段を用意したら、あとは耐久力を上げるなど、戦闘の安定性を上げる効果を中心に編成しましょう。
レベル依存効果は多々ありますが、一番戦闘の安定性に関与するのは(状態異常確率を除けば)回復量なので、範囲回復オーブから育ててあげましょう。

むすび

このnoteが、どのオーブを編成すれば良いか、どのオーブが強いから残せば良いかという判断の一助になったら嬉しいです。
自己満足でnote書いてるので次回はまた全然別のトピックで書くと思います。
1万字以上の長文お疲れ様でした。