アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第18話編②(感動ポルノにすらなってないお粗末さ)

前回の記事についてよく考えるとちょっと言及しないといけないところ飛ばしすぎなんじゃないかと思ったものの、正直全てに突っ込んでいくとこっちの気力が保ちそうにないので勘弁してもらいたい。

ヤタガラスが保護区に到着してから一夜明け、北米軍が侵攻を開始、ゴウケンとマサキらヤタガラスと保護区のユーラシア部隊は表向きは敵対しているように振る舞いながら北米軍を牽制、時間稼ぎに徹する作戦を取る。
対する北米軍はヤタガラス(テロリスト)が小勢だと判断したのかユーラシア軍の方を都合よく狙ってくれた。しかしこの場面でどういう訳か北米軍の人間が「我々とユーラシア軍でテロリストを挟み撃ちにしてやったぞ!このままユーラシア軍へ攻撃する!」というセリフを言っていて『は?なに言ってんの?』となってしまった。聞き間違いかも知れないがおかしな言い回しになっていたように感じてしまった。
まぁここ最近のこのアニメは描写やセリフの辻褄が合わないなんてザラではあるのだが…いやあっては困るんだよ普通は。

一方アモウらはザックが率いるゴーストコピーを搭載したブレイディフォックスと交戦しているのだが、いきなり戦いを始めておりザックが何を考えて部隊を動かしたのかとかをスタッフは考えてないんだろうなと思わざるを得ない。
まぁそれを言うとそもそも何故北米軍が自分で辺境と言ってるような所に攻め込んでるのかも不明で…という風に収拾がつかなくなるのでもうスルーしてしまおう。

さて流石にゴーストのコピーAIを積んでるだけあってフォックスの動きは素早くなっていて、当初はアモウらも苦戦するのだが相手が学習プログラムがなかったこともあり動きを読んでアッサリ撃破。
他は何故かやる気満々なシオンをアモウがなだめたりアモウが保護区の代表をやってるユーラシア軍人に何かお説教したりとかありつつ北米軍が撤退して戦いは終わったのだった。
ホントに何で攻めたんだよ北米軍。税金の無駄遣いかよ?

さて保護区に戻ると代表の嫁さんの子供が生まれたとのことで見に行くことに。
何故か髪が生えてて目も開いてるが生まれたばかりだという。取材とか以前の問題じゃね?

そんな赤ん坊に手を握られたアモウ。ガイから「お前が守った命だ」と言われて自分が子供に怖がられた時の記憶が脳裏をよぎり涙をながすのだった。

待て待て待て待て。『撃たれた顔見知りの職員』でも『自分が命を奪った襲撃者』でもなくてそれなのか?それが一番ショックだったのかアモウお前??そんなんだから『謎の主人公』呼ばわりされるんだよ!!?

まぁとにかくこれで立ち直ったらしいアモウは皆と本部へ帰還するのだった。

あとユーラシア軍は大本営なる機関があるらしい、偉そうなのがそう言ってたので。以上である。

前回のラストに意味ありげに出てきた自由アジアやオセアニアの連中はどうしたかって?知らん。

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