【オリジナルインジケーター】leave&converge【使い方解説】
ヲ猿の作った株FX用オリジナルインジケーター『leave&converge』の紹介・使い方解説記事です。
■概要&基本的な使い方
まず『leave&converge』の見た目はこのような感じになっています。
2本のラインが表示されていますが、
基本的にローソク足より上に位置している赤のラインが高値の目安となる数値(以下、LCMAXと記載)
基本的にローソク足より下に位置している青のラインが安値の目安となる数値(以下、LCMINと記載)
です。(線の色や太さ、パラメーターは自由に調整可能)
見た目はこんな感じで、この『leave&converge』の基本的な使い方としては、
相場状況の判断
に使用します。
具体的に説明すると、
今の相場がトレンドなのか、レンジなのか、調整局面なのか、それとも他の何かなのか・・・といった判断に使用します。
なので、このインジケーターのみで使用するというより、フィルターとして使用するのが主な使い道になります。
例えば、移動平均線を使った手法があり、トレンド相場でのみエントリーするという条件を加えたい時に、『leave&converge』でトレンドを判断してその時だけトレードするといった感じです。
(このインジケーターのみで使用してトレードルールを作ることもできますが、主な使い方ではないので機会があればまた別の記事で紹介します)
なお、現在MT4のみ対応しています。
では、このインジケーターがどのようなサインを出したらどのような相場だと判断できるかを解説していきます。
このインジケーターを使った主な相場判断としては4種類に分類できます。
■相場判断①『ブレイク&トレンド』
1つ目の相場判断としては『ブレイク&トレンド』です。
どのようなサインを出せば『ブレイク&トレンド』と判断できるかというと・・・
図示するとこのような形です。
ローソク足がLCMAXを超えLCMINが右上がりな状態ならば上昇トレンドとなります。(上下逆の場合は下降トレンド)
図のようにLCMAXが表示されていない状態だとかなり強いトレンドと言えます。(上下逆の場合は強い下降トレンド)
具体的なチャートで見てみると・・・
上図の黄色で囲った部分のようなイメージです。
(上図は2019年ドル円の日足)
■相場判断②『リバウンド・調整』
2つ目の相場判断としては『リバウンド・調整』です。
どのようなサインを出せば『リバウンド・調整』と判断できるかというと・・・
図示するとこのような形です。
LCMINがLCMAXを上抜けし、位置関係が逆転している状態で両方が上昇している場合は、リバウンド・調整の上昇局面になります。(上下逆の場合はリバウンド・調整の下降局面)
具体的なチャートで見てみると・・・
上図の黄色で囲った部分のようなイメージです。
(上図は2019年ドル円の日足)
■相場判断③『バンドウォーク』
3つ目の相場判断としては『バンドウォーク』です。
どのようなサインを出せば『バンドウォーク』と判断できるかというと・・・
図示するとこのような形です。
LCMINが右上がり、LCMAXが右下がりかつ小刻みに描画されている状態が続いている場合は上昇バンドウォークになります。(上下逆の場合は下降バンドウォーク)
具体的なチャートで見てみると・・・
上図の黄色で囲った部分のようなイメージです。
(上図は2019年ドル円の日足)
■相場判断④『レンジ』
4つ目の相場判断としては『レンジ』です。
どのようなサインを出せば『レンジ』と判断できるかというと・・・
図示するとこのような形です。
LCMINが右上がり、LCMAXが右下がりで収束している場合はレンジになります。
具体的なチャートで見てみると・・・
上図の黄色で囲った部分のようなイメージです。
(上図は2015年ドル円の日足)
■パラメーター調整について
パラメーターは3種類です。
①Period
計算対象となる期間です。
パラメーターを大きくするほど過去のローソク足も加味したラインが描画され、よりなだらかなラインになりますが、直近の値動きに反応し辛くなります。
②Wait
計算対象から除外する期間です。
設定したパラメーター分だけ直近のローソク足が計算に加味されなくなり、直近の値動きに大きな影響を受けなくなります。
③Connect Line
trueに設定するとすべてのLCMAX、LCMINをつなぐラインを表示できます。
trueに設定するとこんな見た目になります。
一応用意したパラメーターなだけで具体的な用途はありませんので、基本的にはfalseで構いません。
パラメーターは以上です。
使用をご検討くださる方は以下からダウンロードください。
■MT4用ファイルダウンロード
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