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LEBECCA boutiqueと私①

2021年は本当に色々とありました。そのうちの一つに、
私の偏愛していたブランド「LEBECCA boutique」の終了がありました。
ちょうど先日、私の大事な大事な友人の結婚式があり、その際に絶対に着ると決めていたワンピースをついに着ることができたので、何となくLEBECCA boutique終了から自分の中で区切りがついた気がしたので、今日からLEBECCA boutiqueについても、つらつらと書いていきます。

モノがたりの服屋さんLEBECCA boutique

私がLEBECCA boutique(以下レベッカ)に出会ったのは2017年の冬、当時付き合っていた彼とのクリスマスのデート服を必死で探していた時。
絶対ワンピースが良いな、そう思ってネットサーフィンをしていたら出てきたワンピース。インスタで見つけた時のあの衝撃は忘れられない。
当時の私のファッション観念は
「可愛いかつ、安ければ安いほど良い買い物をした」で、ファストファッションや古着が大好きだった。そのため、一着1万以上もするワンピースなんて論外だったはずだけど、なぜかレベッカには躊躇わずに乏しいバイト代をはたくことができた。

それはなぜか、理由は3つ。
1つは服に名前が付いていたこと。
「差を詰める時のワンピース」

最初なんのことかと思った。まさか服に名前をつけるなんて、私は小学校時代からニコプチ、ラブベリー、ピチレモン、ニコラ、セブンティーン、などいわゆるティーン誌をみて育ってきたが名前がついた服に出会ったのは人生18年目にして初めてだった。

2つ目の理由は、さらにはその服ができるまでの物語が描かれていたこと。
恥ずかしながら、私はレベッカに出会うまで服の生産背景を意識して着ることなんてなかった。この考えは後の私の興味関心の原体験になるのだが、「この服にはこういう想いがあって、こういう過程で生まれた」という生産過程の背景をモノがたりをレベッカはしていたのだ。

3つ目はシンプルに可愛いから。この値段を出してでも買いたいと思わせるデザインと付加価値がレベッカにはあった。

こうしてナチュラルに人の本質に訴える仕組みがレベッカにはあった。
服を愛する人たちがもっと服を愛せるようにしてくれる仕組み。
こうして大事な日には思い入れのある服たちを堂々と着て街に繰り出すのが大好きになった。

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