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【みさき公園 in どうぶつの森】島民紹介part2 マリア

どうぶつの森には何種類かカンガルーの島民がいます。その中で「なぜこのカンガルーを選んだのか?」と言う声も聞こえてきそうですが、その理由は単純です。

「1番最初に島に来てくれたから😊」

人間にも様々な性格があるように、現実の動物にも性格に特徴があります。マリアはみためはこてこての大阪のおばちゃんですが、性格は乙女です。

だから、マリアの家の周りは、ウエディングパーティーの家具をつかいかわいくまとめたつもりです😅

話をもどしますが、現実の動物にも性格がありますが、共通して言える性格が「人間とくらべると非常に臆病」だと言うことです。環境に慣れていないと、すぐに驚き怯えてしまいパニックになります。

飼育に携わっていたころ、カンガルーと同じ有袋類のワラビーを担当していたことがありました。ワラビーはカンガルーよりも身体は小さく、その性格は極めて臆病でした。飼育スペースに入るために扉を開けるときに回すドアノブの少しの音に反応し、すぐに扉から最も遠い場所へ移動します。猫を飼っている友達の家へ遊びに行ったとき、その猫がすぐにベッドの下へ隠れてしまうような感じです🐈

その当時、この臆病なワラビーが人間に慣れて、人間の手からエサをあげることができないかと考えていました。その目的は以下の3つです。

①健康管理
たくさんいたワラビーで体調がすぐれない個体に、治療薬の入ったエサをあげれるようにする。

②給仕量管理
どの個体が健康時にどれくらいの量の食材を食べているのかを把握する。

③展示方法の多角化
ワラビーがどのように食べ物を食べているのかを、わかりやすく伝えるようにする。

動物が人になれる単純な方法は、"驚かせない"ことと、"興味をもたせる"ことです🍀

驚かせないために、まずすることはソーシャルディスタンスをたもつことです。これは動物の種類と言うよりも性格によって調整しなければいけないです。ただ距離をたもつだけではなく、自分の身体を動かさないことも大切です。例えば何気なく手を上にあげることや、くしゃみをすることすら動物たちにとって脅威と感じてしまう場合があります。動物たちに脅威を感じさせ続けると体調を崩してしまうことが多々あるので、特に気をつかうところです🤫

次に興味をもたせることです。その1番の方法が食べ物です。この食べ物も乱雑にあげると驚いてしまうので、最初は人間と動物の中間よりも動物側で、かつ動物がその食べ物に驚かない位置に、そっと食べ物を投げます。あとは放置し、動物が匂いを嗅ぎ少しずつ近づき食べるのを待ちます。食べ終わったらまた同じように食べ物を投げます。これを繰り返すことによって、その緊張が少しずつ緩んできます。ただ、この途中で、誤って驚かせてしまうと、また振り出しに戻ってしまうので、細心の注意が必要です。

これを一か月くらい続けると、たくさんのワラビーの中で、最初は一頭が興味を持ち近づいてきました。そして、ようやく手から食べ物をあげることができます🍏

初めて自分の手から食べ物を受け取り、おいしそうに食べている姿をみると、ほんと心が通じ合ったように感じました😆

長文になりましたが、何が言いたかったのかと言うと、"みさき公園 in どうぶつの森”の動物たちは、遊びに来た人たちに興味深々なので、園内でみかけたときは話てあげてください🍀

あーティムタム食べたい😊

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