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【新NISA】今シンガポール株に投資する5つの理由【留学で学んだ決め手】


目次
・はじめに
・数値的メリット
・制度上のメリット
・留学で得た2つの知見
・私が2月の収入で投資する銘柄

・はじめに
はじめまして、うーごと申します。
本記事は新NISAで投資を考えている方向けの記事になります。

私は日本株が高く買いづらい今シンガポール株をオススメします。
数値、制度、人材の3つの観点からオススメする理由を書かせていただきます。
※最初の2つについてご存知の方は読み飛ばしてください。

以下プロフィール
・経歴
院卒大手メーカー勤務
シンガポール高等教育機関に留学経験あり
・投資スタイル
低PBR高配当狙いで買い切り、長期保有
・企業のどこを見るか
働いている人材の質、トレンドに対しての先行度、自分が今から入社・転職したいか
※転職が流行りはじめた日本の株を見る時は特に働く環境を重要視してます
※人材の質を重要視される方は是非本記事を参考にしてください

・数値的メリット
現在のシンガポール株は、PBRが低く配当が高い理想的な銘柄が豊富にあります。
PBRは、株価が純資産に対してどれだけ割安かを示す指標です。
即ち、現在のシンガポール株のほとんどが会社の実質的な価値に比べて割安で購入でき、配当を多く貰える状態あると言えます。

参考
米国 平均PBR4.4  配当利回り 2.04%
日本 平均PBR1.4  配当利回り 1.92%
シンガポール 平均PBR1.2  配当利回り 3.54%
(PBR:2024年2月、利回り:2021年6月、11月※利回りについて東証一部、NYSE+NASDAQ、STIより抜粋)

・制度上のメリット
新NISAの制度は日本でかかる税金を非課税にする制度です。即ち、海外で引かれる税金は非課税となりません。
シンガポール株には、税金がかからないというメリットがあります。例えば、米国株の配当金は現地で10%が源泉徴収されます。
しかし、シンガポールの投資先から受領する配当金については、原則的に非課税です。
これは、株式の取引におけるコストを大幅に削減することができるということです。
・余談
手数料が高くてインド株への投資を躊躇っている方にもシンガポール株はオススメです。シンプルな理由ですが、シンガポールはインドの最大の貿易相手でありインドの発展の恩恵を十分に受けることができます。ちなみに、シンガポールの人口の約7%がインド人です。
※シンガポール株とインド株の相関係数は0.67と数値的にも高いです。(2020年から2021年のデータ参照)


・留学で得た2つの知見
以下に留学で現地学生と交流して得た知見をまとめます。
①ハングリー精神
日本の高度経済成長期、失われた30年を知っている方なら分かると思いますがハングリー精神は資本主義において強力な武器となります。
シンガポールの学生から感じたのはハングリー精神そのものでした。
彼らは、天然資源のほとんどない自国が生き残るためには人材が重要であると自覚しています。1日の勉強時間をヒアリングしたところ、12時間以上の回答しか返ってきませんでました。
特に印象的だったのは、資源的魅力がなく核1つで滅ぶ国に住む私たちが生き残るには人材としての価値を示し続けるしかないという発言でした。
制度にも反映されており、小学校卒業時に全国統一試験があるなど早い段階から競争が促されます。
※政府が人材育成に注力しており、予算の約20%も教育費に割り当てています。その成果もあり国際学力テストの成績は2位とトップクラスの学力です。

②基礎能力
多民族国家であるシンガポールでは、国民の74.3%がバイリンガルと言われています。
ご存知の方も多いと思いますがバイリンガルはIQ(知能)、ワーキングメモリ(処理能力)、後頭上回の灰白質密度(脳の成長性)など人としての能力値が総じて高いです。
現地で驚いたのは、1年未満で日本語をほぼ完璧に習得した学生達でした。(最初の挨拶では日本人と間違えるほど流暢な日本語を話していました)
私はVUCAの時代には、基礎能力による環境への対応速度がビジネスの成否を決めると考えます。私にとって、彼らの能力を間近で体感したことはシンガポール株へ投資する決め手となりました。
※余談ですがワーキングメモリを鍛える方法についても記事を書いておりますので宜しければご覧ください。



・私が2月の収入で投資する銘柄(2/13購入完了)

私は20年間安定して高配当な以下の4つの銘柄に投資します。※楽天証券にて購入します。
各銘柄について簡単に説明します。

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