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何回読んでますか?

昨日は何も書かずに眠りにつきました。
眠る前に読んだ本の内容が定着していることを祈りつつ。
資格試験などの参考書を回す、つまり、繰り返し解くor読むべきだという意見がある。
私もこの意見に概ね賛成である。
各人の可処分時間や能力に合わせて回数を変える必要はある、という点はともかく、ひとつのインプット媒体をやり込むのは王道ともいえる勉強法だろう。
特に、英単語帳の暗記など赤シート片手に読む本では必須の勉強法である。
しかし、一体何回読めばいいのだろう。
単語帳なら覚えるまでという確固たる目標があるが、その他の、例えば試験の過去問などは解法を思い出せるまで、だろうか。
以前、7回読み勉強法なるものがTVで紹介されていたが、飽き性の私は「7回も読めない」と思ってしまった。
そして、その勉強法を紹介していた人は素晴らしい経歴の持ち主だったので、やはり何かを成し遂げるには忍耐力が必要なのだとも思った。
それとも、世の中の人が言う「参考書を回す」というのは、実は都市伝説なのだろうか。
以前、中学と高校の頃にそれぞれドリルを3周するという夏休みの宿題が出されたことがある。
真面目な生徒だった私は教師の言いつけ通り、中学も高校もドリルを3周して提出した。
ノートは複数冊使ったことを今でも覚えている。
夏休み明けの授業で提出し、その1ヶ月後くらいに返却されたノートには、担当教員のハンコと「すごい! がんばったね!」の文字があった。
全員にこれを書いているのかと思ったが、どうやらそうではないらしい。
信じがたいことにドリルを3周した生徒は私を含めてごくわずかだったのだ!
確かに、私は生まれたときから要領の悪い人間である。
それは今でもずっとそうなので、一生治らないと思う。
それにしても、まさか中学、高校と二度もクラスメート(というよりは同学年のほとんどの生徒)に裏切られるとは。許せぬ。
そんな過去があるからなのか、今でも資格の勉強などで繰り返し問題集を解いていると「今やっていることは本当に今やるべきことなのだろうか」と自分の行動を疑うフェーズに入ってしまう。
今まさにその状態である。
私は一体、あと何回この本を読めばいいのだろう。
そろそろ他の本も読まないといけないし、問題も解かなければならないのだが。




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