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季石で四季を感じる:小暑

小暑(しょうしょ)は、二十四節気の第11番目で、7月7日ごろです。

小暑の期間の七十二候は以下のとおりです。
初候:温風至(おんぷう いたる)、暖かい風が吹いて来る。
次候:蓮始開(はす はじめて はなさく)、 蓮の花が開き始める。
末候:鷹乃学習(たか すなわち がくしゅうす)、鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える。

「梅雨が明け、暑さが本格的になる頃です。蝉も鳴き始め、暑中見舞いを出すのもこの頃です。暑い夏を乗り切るために、たくさん食べ、体力をつけておきたいところです。」
・時期的には、梅雨後半になります。大雨が降る傾向で、特に西日本では被害が多いようです。空梅雨だと太陽の日差しと湿気のある風で蒸し暑く過ごしにくい季節になります。


① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。

「案内石」

② 季石の置かれている場所です。
背面が立川拘置所です。

「小暑季石・外観」
「小暑季石」

③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
中央の長く伸びた青色と「Shousho」の模様は、七十二候の初候「暖かい風が吹いて来る。」風を表現しているように見えます。左側の五つの緑色と赤色の模様は、次候「蓮の花が開き始める。」の蓮の葉っぱと花のように見えます。左側と右側の茶色と黄色の模様は、末候「鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える。」の鷹の親鳥と幼鳥(鳥というより蝉のようにも見えますが)を描いているように見えます。また、季石には、二十四節気の「小暑」「Shousou」が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に植えられた木々を映し出しています。

「小暑季石・デザイン」

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