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季石で四季を感じる:霜降

霜降(そうこう)は、二十四節気の第18番目で、10月23・24日ごろです。

霜降の期間の七十二候は以下のとおりです。
初候:霜始降(しも はじめて ふる)、霜が降り始める。
次候:霎時施(こさめ ときどき ふる)、小雨がしとしと降る。
末候:楓蔦黄(もみじ つた きばむ)、もみじや蔦が黄葉する。

「霜降(そうこう)とは、朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では霜が降りはじめるころ。露が霜に変わり、だんだんと冬が近づいてきます。」
・気温も徐々にですが下がってきています。暑さもなくなり、快晴の日も多くなり、気持ちが良いです。こんな時期は、適度の運動と文化的な活動、たとえば美術館巡りなど、体・心に癒しを与えてくれます。

① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。

「案内石」

② 季石の置かれている場所です。
右側が立川拘置所の駐車場、中央が東に伸びる季石が置かれた遊歩道、左側は一般道路です。季節がら金木犀が季石の横で咲いています。香りが季節を感じさせてくれます。

「霜降季石・外観」
「霜降季石」

③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
中央の左から右に天の川のような白色の粒模様は、七十二候の初候「霜が降り始める。」の霜を表現しているように見えます。右上の青色の流れる線は、次候の「小雨がしとしと降る。」の小雨のように見えます。中央の黄色の葉っぱ模様は、末候「もみじや蔦が黄葉する。」のもみじ・蔦を描いているようです。もみじの葉っぱには、文字「Soukou」(霜降)が描かれています。また、文字「霜降」が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に植えられた木々を映し出しています。

「霜降季石・デザイン」

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