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季石で四季を感じる:大寒

大寒(だいかん)は、二十四節気の第24番目で、1月20日ごろです。

大寒の期間の七十二候は以下のとおりです。

初候:款冬華(ふきのはな さく) 、蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す。
次候:水沢腹堅(さわみず こおりつめる) 、沢に氷が厚く張りつめる。
末候:鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく) 、鶏が卵を産み始める。

「大寒(だいかん)とは、一年でいちばん寒さが厳しくなるころ。冬の最後の二十四節気。各地で一年の最低気温が記録されるころですが、自然界は少しずつ春に向けて動き始めています。」
・2月の上旬までは、厳しい寒さが続きます。寒中の寒稽古もこの時期に行います。1月の終わりから、梅が咲き始めます。季節はゆっくりと春へ動きだします。」

① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。

「案内石」

② 季石の置かれている場所です。
右側が立川拘置所が管理する公園の最先端部、中央の奥が「株式会社立飛ホールディングス」の敷地、中央は一般道路です。

「大寒季石・外観」
「大寒季石」

③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
中央の黄色の模様は、初候「蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す。」の蕗の薹の蕾を描いているように見えます。中央に白色で表した部分は、文字「Daikan」(大寒)が描かれています。左側の茶色の楕円形模様は、末候「 鶏が卵を産み始める。」の卵のように見えます。右下部には、文字「大寒」が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に植えられた木々を映し出しています。

「大寒季石・デザイン」

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