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季石で四季を感じる:処暑

処暑(しょしょ)は、二十四節気の第14番目で、8月23日ごろです。

処暑の期間の七十二候は以下のとおりです。
初候:綿柎開(めんぷ ひらく)、綿を包む咢(がく)が開く。
次候:天地始粛(てんち はじめて しじむ)、 ようやく暑さが鎮まる。
末候:禾乃登(か すなわち みのる)、稲が実る。

「『処』は『落ち着く』や『止まる』という意味で、『処暑』は厳しい暑さが終わるという意味です。日中はまだ暑い日が続きますが、朝や夕方には涼しい風も吹きます。」
・暦では、暑さが和らぐ様ですが、まだまだ暑さが続いています。それでも、雨が降る機会が多くなり、夜には虫の声もちらほら聞くようになり、季節が少しずつですが秋に向かっている気がします。

① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。

「案内石」

② 季石の置かれている場所です。
立川拘置所の最北端の位置です。二番目の「案内石」があります。ここから「季石」が置かれている位置は直角に曲がって東側の道路に沿って置かれています。

「処暑季石・外観」
「処暑季石」

③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
中央の緑色と白色の模様は、七十二候の初候「綿を包む咢(がく)が開く。」緑色の綿の葉と白色の綿花を表現しているように見えます。下部の葉に文字「Shosho」が描かれています。左中央の茶色の模様は、末候「稲が実る。」の穂をつけた稲を描いているようです。右下には、文字「処暑」が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に植えられた木々を映し出しています。

「処暑季石・デザイン」

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