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季石で四季を感じる:小寒

小寒(しょうかん)は、二十四節気の第23番目で、1月5日ごろです。

小寒の期間の七十二候は以下のとおりです。
初候:芹乃栄(せり すなわち さかう) 、芹がよく生育する。
次候:水泉動(すいせん うごく) 、地中で凍った泉が動き始める。
末候:雉始雊(きじ はじめて なく) 、雄の雉が鳴き始める。

「小寒(しょうかん)とは、『寒の入り』といわれ、これから更に寒さが厳しくなるころ。小寒から節分までの三十日間のことを『寒の内』といいます。この日から『寒中見舞い』を出し始めます。寒が明けると立春になります。」
・クリスマス・正月という年末・年始の大イベントを終えて、ホット一息して脱力感も感じます。これからが寒さの本番、体調に気をつけて生活のリズムを整える季節になります。

① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。

「案内石」

② 季石の置かれている場所です。
右側が立川拘置所が管理する公園の最先端部、中央の奥が「株式会社立飛ホールディングス」の敷地、左側と中央は一般道路です。

「小寒季石・外観」
「小寒季石」

③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
左下の緑色の模様は、初候「芹がよく生育する。」の芹の葉を描いているように見えます。中央の青色の枝のような模様は、次候「地中で凍った泉が動き始める。」の地中で凍った泉の水が溶け動き始めた水の流れのように見えます。その水の流れの中央に白色で表した部分は、文字「Shoukan」(小寒)が描かれています。中央の茶色の模様は、末候「 雄の雉が鳴き始める。」の雉のように見えます。左下部には、文字「小寒」が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に置かれた太陽光発電機を映し出しています。

「小寒季石・デザイン」

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