Farms｜続・晴れときどき畑のお仕事
そこは子供のころ、ザリガニ釣をした池や秘密基地があった場所だった
空（アキ）がでた！という友人が声がけしてくれた畑。
行ってみると・・なんと自宅から徒歩五分。子供のころよく遊んでた草木の茂った原っぱや池があった場所だった。今その周辺はほぼ住宅地になっていて、車道のわきに洗車場や駐車場があったりと、自然とは縁遠い建物に囲まれてた。そのせいもあってずっと近くに住んでいたのにも関わらず、いつのまにかその場所の存在すら忘れていた。
むかし度々訪れていた池や原っぱなんかは無くなってるけど？緑いっぱいの色んな畑とイチジクやミカンの果樹園が一面に広がっていた。
大切にずっと守られ続けている土地
この場所は市や自治体が管理したりしているわけじゃなく、昔からこの辺りの土地を所有している地主さんが何十年も前から地元の人に貸し出している場所で、畑として皆に耕し使ってもらって、土が痩せなよう肥えた状態にして土地を守り続けているとのことだった。
だから今回の畑の空状況や紹介はすべて口コミで、しかも契約書があるわけでも、賃貸代金もはっきりとは決まってるわけでもない？！
でも暗黙のルールはちゃんとあるらしく、そこはその都度畑のセンパイ方に聞きながら学んでいくらしい（～超アナログ・笑）
後日、契約書の代わりに地主さんと友人との面談があり、
正式に貸出OKが出た（祝！）
というわけで無事～続・畑のお仕事を始められる運びとなった。
さぁ、2022・5月GW～草抜きからスタート・・・
5月2日
けっこう広い！！！そして草が生え放題・・・・
連休中時間を見つけてとにかく二人で地道にやっていくしかない！
奇跡！？なんといことでしょう！
5月6日
草抜き開始から4日目。夕方、草抜きの続きをするため畑に到着。
え？！何ごと？？ウチの畑に耕運機で土を耕す男性1+2名が！
5月８日
センパイ方の親切と思いやりに感謝
「この子たちが畑を整えて野菜を植える頃、夏は終わってるのでは…？」
と（…いう声を直接聞いたわけじゃないけど・笑）、とにかく作業が進まない私たちを見かねた周りの畑のセンパイたちが個人で所有する文明の利器で生え放題だった雑草を掘り起こし畑を完ぺきに整えてくれた。
例えるなら、、、
夏休みの宿題を徹夜で仕上げようと頑張ってたのにも関わらず、
寝てしまい気が付いたらもう朝・・・・
なのに宿題が全部終わってる！！！？
みたいな驚きと感動が私の中に巻き起こっていた。
センパイ方は「みんな初めは何もわからん。そんなとき誰かが助けてくれて、教えてくれたりしたんや」とあっさりした明るい笑顔で返してくれる・・・畑を始めてからこんな場面によく遭遇する。すごくやさしい気持ちになって心地いい。忖度が必要な社会でのお仕事とは別世界。
夏野菜の苗を植え付け
5月9日｜トマト、ナス、ピーマン、キュウリ
センパイ方いわく、、
夏野菜を植えつける時期として現時点がギリギリらしい。。。
即！園芸店に行き、品種も適当に「夏に食べたい野菜」を選んで苗を購入
さっそく植え付けた。
5月11日｜スイカとカボチャを追加購入
5月12日｜スイカとカボチャも無事植え付け
カボチャはほったらかしでOKなのだそう（笑）
5月17日｜何となく畑らしくなってきた
トマト、ナス、ピーマン、キュウリ、スイカとカボチャ、のほかあれから
サツマイモ、ここには写ってないけど、オクラ、それとコンパニオンプランツとしてトマトとスイカのそばにバジルとネギも植えつけた。
そしてある日・・・
畑に植えた覚えのないトウモロコシが植わっていてびっくり！（笑）センパイの仕業と判明（笑）苗が余ってたので空いてたスペースに植えてくれたそうだ。小さめの苗で植える時期も遅れているので育つかどうかは怪しいらしいけど挑戦してみることにした。
いや、、、見かねて全部やってくれた！が正解（感謝～）
収穫のおすそわけ
5月29日｜じゃがいも、モロッコインゲン、ヤングコーン
ウチの夏野菜たちは仕込みが遅めだったため、収穫時期はまだ先になる予定だけど、周りは本格的な夏野菜の収穫シーズンに入りだしてるらしく、
みなさんから様々な採れたて野菜をいただく機会が多くなってきた。
月並みだけど（笑）採れたてはどれも最高においしい。
ヤングコーンのヒゲを油で揚げると美味。
トウモロコシのヒゲは薬膳でも重宝される食材。
こんなふうに・・・自分たちの畑で収穫できる日が待ち遠しい。
みなさんのご協力により順調に育ちつつあるウチの夏野菜たち。
天気や時期を見ながら水と肥料を与えて友人と二人でがんばって引き続き見守り隊を続けないとね。
この続きは、Farms｜夏畑・野菜たちの成長記録として別記でnoteしようと思う。