【Twitter(X)より転載】吹田市感染症予防計画(案)に対するパブコメ協力への呼びかけへのリプライ
https://twitter.com/WontBeLong0/status/1749795325005778983
根本的な問題として,コロナのような病気を5類などの感染症法適用対象とすることの間違いを指摘する必要があると思います。
感染症法の前文に「感染症の患者等の人権を尊重しつつ」とあるように,感染症対策は本質的に人権制限の性質を持つものです。従って,運用に当たっては十分すぎるほどの慎重さが必要になります。ハンセン病の歴史を見ればその必要性がよくわかります。 SARS-CoV-2は,人工か否かは置いたとしても新興ウイルスであり,当初は,ある程度は被害が大きくなるでしょう。それでも日本においては微小でしたが。
そのような,従来のHCOVと大差ないウイルスへの感染を極度に恐れ,指定感染症,新型インフルエンザ等感染症の一類型としての新型コロナウイルス感染症など,2類相当あるいは1類相当とも言われる扱いとし,人権を極度に制限してきました。
そして法的には,国民の生命と健康に重大な影響を与えるおそれがなくなれば自動的に普通の風邪と同様に無類(感染症法適用外)になる仕組みであり,すでにその状態になっていたところ,違法行為と言える見て見ぬフリをし,法令改正により5類感染症に指定しました。
つまり,本来「風邪」であったものを,一旦,極端に特別な扱いとすることで,政府や国民が対策を義務付けられる重大な感染症類型である5類への指定を,「引き下げ」と喧伝することであたかも「制限緩和」であるかのように擬装し,ワクチン,マスク,診療報酬上乗せ,補助金などを恒久的に続ける法的根拠を確立しました。 この欺瞞を許せば,今後は「風邪」相当の病気はすべて感染症法適用対象となってしまいます。 今後の感染症対策において,対策の対象とする病気について,人権を制限してまで対策が必要な病気かを極めて慎重に検討することを求めるべきだと考えます。
そして,パブコメと関係なく恐縮ですが,コロナを一日も早く5類感染症から外すことを政府に求めたいと思います。
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