ジャニーズWESTが大好き

突然ジャニーズの話をします。すみません。
とにかく初めに、大声で叫ばせてください。

ジャニーズWESTが大好きだ!!!!

私はジャニーズWESTを好きになって、まだ1年にも満たない、所謂新規のファンです。このPOWERのツアーが初めての参戦でした。
静岡公演に参戦したのですが、公演に向かう途中の新幹線の中で自担小瀧望が体調不良で出られない、との知らせがありました。私が参戦する前日から、彼は体調不良でお休みしていたので、どこか覚悟していましたが、「のんちゃんに一目会いたい!」との思いで生きてきた身としては、悲しいお知らせでした。友人とはそれでも楽しみたいよね!楽しみだね!と話し合っていましたが、内心ではかなり落ち込んでいました。自担がいないライブ…楽しめるのかな…ジャニーズWEST皆大好きだけれど、私のライブにおいての目的は失われてしまっているし…チケットだってこの静岡公演のしかないんだ…と。不安を抱いたまま臨んだ静岡昼公演、分不相応とも言えるくらいとても良い席でした。
友人と良かったね!と言い合い、開演をどきどきしながら待ちました。

ほどなくして、ジャニーズWESTが現れました。重岡大毅くんが、花道にのりだして、熱く叫んでいました。動画で見る重岡くんよりも、何十倍もかっこよくて、すごくすごくかっこよくて、「小瀧ここにいるから!」と力の限り叫んでくれているようで、泣きそうになりました。
あなたという人の意味は、今日もぼくが感じてるから
そう魂を削り、命まで削るように、熱く歌い上げるジャニーズWESTに、ひとりぶん空いた隙間に涙が止まりませんでした。
その後は楽しい曲が続き、僕らの理由で乾ききらない涙を流しながら一緒に踊りました。花道を駆け抜けていく彼らは、まるで桜の花吹雪のように儚く、けれど鮮烈に美しかった。
Rewind it backは皆がハットを被り、スーツで決めるかっこいい演出。目の前に佇む、誰もいないマイクスタンドに、涙がまた止まりませんでした。ああ、もし彼がここにいたならば、彼のかっこいい姿を、甘い歌声を、近い距離で聞けていたのかな、と。
かっこいいダンスナンバーのあとに披露されたいわゆるトンチキ曲で、濵ちゃんが小瀧くんのせりふも言ってくれて、余裕のない濵ちゃんが愛おしくておかしくて、泣き笑ったよ。
ユニット曲は私が最も楽しみにしていた曲。空白のバクステ側のソファが哀しかったけれど、淳太の表現力満点のダンスと、濵ちゃんの力強く美しいパフォーマンスにうっとりした。
ファンサ曲のとき、私たちの前をメンバーが過ぎ去っていった。皆それぞれのファンに、ファンサをしていた。私は小さく、友人が作ってくれた「9周年おめでとう」のうちわを振っていた。照史が気づいてくれたように、手を振ってくれた気がした。もちろん、そういったうちわはたくさんの人が持っていたから、私のうちわに言及したわけではないのだけれど、MCで照史が「9周年おめでとう」のうちわありがとう!といってくれて、嬉しかった。皆、MCでのんちゃんに触れてくれていた。
これは昼だか夜だか忘れたが、淳太が「のんちゃんの話するな」と言って、のんちゃんの話をしてくれた。それをうけるように照史がのんちゃんと昔ゴルフに行った話をしてくれた。のんちゃんは、いなかった。だけど、そこにいた。
神ちゃんは確かに言ってくれた。「のんちゃんのファンにも応えるからね」と。
濵ちゃんはブログで絶えず触れてくれていた。
流星は、のんちゃんから頼まれたというとっておきの漫談で会場を沸かせた。
しげはずっと、ずーっと、しつこいくらい小瀧望の存在を、歌の中で意識させてくれていた。ピンクのペンライト綺麗やなあ、と言ってくれた。小瀧にこの声届いてんぞ、と言ってくれた。
いないメンバーの存在を、こんなにも感じさせてくれるグループいるのかな。目的を失ったファンにも、新たな目的、「また7人に会う」そんな目的をたしかに感じさせてくれるグループっているのかな。きっといない。君たちだけだよ。って強く思った。ジャニーズWESTが大好きだ。
私たちを全肯定してくれる歌を真実として歌ってくれて、笑顔が美しいメンバーしかいない、そんなあなたたちが好きだ。
9周年おめでとう。私のような新規なんかがこんなに素晴らしい歴史を祝える立場ではないのかもしれない。けれど、祝わせてほしい。感謝を言わせてほしい。あなたたちを好きになって良かった。これからもあなたちが見せる景色を見てみたい。大好きだよ。ありがとう。心から。

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