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父親の夢

父親の夢2022/08/06

昔の家の二階の寝室。
私は父親のベッドの横にいつものように寝ていたが、
目が覚めて、空になっているベッドを見た。
ベッドに寝てるいるはずのピアニストのミケランジェリがいない。
一階に降りに行ったようだ。
随分前からこの家にいるようだけど、
自分が居るべきところじゃないと気づいたようだ。
そもそもなんでこの家に居るんだろう?

階段の上から下を覗くと恋人と二人でいる。
恋人が二階の私に何やら外国語で喋っているが、よくわからない。
どうやら中国語で自分達はどうしてここにいるのか?
どうしらいいのか?みたいなことを話しているらしい。

階段を降りて、一階に行くと、そこには父親がいた。
父親は虚空に向かって、何やら動作をしている。
何かが見えているようだった。
しっかり背広を着込んで、これから仕事に行こうとしていたようだ。
どうやら父親もついに認知症が始まったようだ。
不憫に思い、ベッドに戻ろう、と声をかけた。
頷いたようだ。
私は親父を抱きかかえて、二階に登って行った。
ちょっと、いつものとは違う入り口になっていたけど、
ベッドまで連れて行って、父親を横たえた。
いつのまにか寝巻きになっている。
そして枕を当ててあげた。
親父は安心したようだ。
そこで夢から覚めた。

何やら霊的な夢だったのか、
身体に涼しげなものが流れている。
夢はよく見る方だが、
最初から最後までしっかり覚えているのは珍しい。
夢分析ができる人なら、
これを読めば私の心理状態を知ることができるかもしれない。
さて、みなさん、読めるかしら?
でも、夢分析が本格的にできる人は少ない。
私の知る限り、札幌にいる友人のヒーラーぐらいだ。

父親が亡くなったのは2017年5月。
あれから5年以上が経った。
この5年の間、本当に様々な事が起こり、
そして、ようやく落ち着いたようだ。
時が経つにつれ父親にどんなに支えられているか知る。
久しぶりに会えて、嬉しかった。
先祖は偉大ですね。
そういえば、これからお盆ですね。
そろそろお墓参りに行かねば、、、合掌

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