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X marks the spot.

最近ずっとチョンハのXを聴いている。映画の薄暗いエンドロールのようになにかの終わりを感じさせるイントロ、合間合間で盛り上がりはあるものの一貫して同じ場所をぽーっと見つめながら歌っているような曲調、その曲調に寄り添っているMVは梅雨の重く少し白けたしっとりとした空を思い出させてくれてとても好きです。
(ちなみにI.O.Iに関しては1ミクロンも知識がない)

そうなんだ、決して花そよぐ道を太陽の下まっすぐ歩いてきたわけではないのだ私達は。人には人の地獄があるけど、それは他人からは見えない場所にある。他人のことが羨ましく眩しく見える瞬間があったとしても、それはその人が築き上げてきた光当たる部分だけを見ているからだということを忘れずにいたい。



弱冠25歳でこの曲を作るんだよチョンハは。。。どういう生き方したらそうなるんだい。

これまで歩いて来た道と呼べるかもわからない軌跡を見つめ直した時、私たちはそれぞれ何を思うのだろうか。

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