この年になって先天性変形性股関節症⁈
突然の痛み
今から8年くらい前に、突然歩くことが困難になった。
50メートル歩いては、痛みで立ち止まる。近所の整形外科で診察したてもらうと、なんと「先天性変形性股関節症」と診断!
50歳を過ぎて今更、先天性?と驚くと同時に、この先、自分の足で歩くことができるのか、と不安な気持ちに。
先生からは、すぐに歩けなくなるとか、手術が必要な状態ではない。しばらくリハビリに通ってください。週1回、2ヶ月ほど通うものの好転の兆しなし。
そんな時、知人から「筋膜マッサージ」を紹介して貰い、通うこと5回。
初回は悲鳴をあげるほど痛い。先生は「俺は全く力を入れていなよ。この悲鳴はあなたの体の悲鳴だよ」と言われ、長年の不摂生かと反省しながらも悲鳴は続く…。
しかし、初回の施術後、屈伸はできるは、靴下もスムーズに履くことができて、思わず「凄い‼️」と叫んでしまった。数回通って、歩行も問題なくなった。
これでなんとかなると思っていたら、数年して、また痛みがぶり返してきた。そしてまたマッサージに。
主人の逝去とコロナ、そしてお遍路
しばらく良い状況が続く中、主人が闘病1年にも満たない状態で亡くなった。
世の中、新型コロナウイルスでテレワーク生活。
悶々とする中、この機会に主人への贖罪も兼ねて、長年の夢だった四国八十八ヶ所巡りに行こうと決めた。多少、足の不安はあるものの、思い立ったらと、何回かに分けて、歩き遍路で回ることにした。
3回目の旅は、22番平等寺から27番神峰寺。徳島県阿南市から室戸岬を通って、高知県安芸郡唐浜、そして竜馬空港から東京への旅。
この旅がいけなかった😓
23番の薬王寺へ向かう途中、道を間違えて、山道を歩き回り、膝を痛め、それを庇ってから股関節にも痛みが。
元々、この27番までのルートは距離が長いことからバスと電車を使うことを想定していた。結果的に自分の足と相談しながら半分を交通機関を使うことになった。
周りの人からは、こんな足の状態でお遍路するなんて無謀だ、無茶だと言われた。でも歩きながらいろんな思いが駆け巡り、地域の方やお遍路さんとの出会いなどで、改めて自分を見つめ直す機会になった。それはこのタイミングでなければいけなかったと、今だから思う。
手術を決断
2023年春、レンタカーを使いながらも四国八十八ヶ所巡りを完了したタイミングで足に異変が。
歩行困難以外に、寝ていても痛い、足の裏が拭けないことが耐えられなくなり、とうとう手術をすることに。
そう決めてから手術まで、約3ヶ月半を待つことに。
しかし、これで楽になると思うと待つことは苦痛ではなかった。
続く。
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