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第七札所 #十楽寺

朝、もう一度参拝をして安楽寺をでると、公道と並行した旧道を歩く。田園風景から住宅街とくねくねと折り曲がった道が続く。そして公道へとと続く。

安楽寺宿坊

道のあちこちに歩き遍路用のステッカーや立て看板がこれまで以上に目立つようになってきた。
この案内は各町会や地域のボランティアによって運営されているようですが、少しずつ違いがあるようです。
ロータリークラブが寄贈した石柱の道案内もあちこちに。

歩きへんろ道ステッカー

道のりは1.2キロほどと近く、あっという間に十楽寺に着いた。

十楽寺

安楽寺と同様の竜宮造りの山門。呼ぶらしい。白の漆喰の壁に上層部には朱塗りの木造の建物。
この上層部には梵鐘があり、鐘楼門として兼ねているそうだ。

弘法大師が命名ふら

弘法大師が十の安楽が得られるとして名付けたお寺だそうです。
人間の定めである四苦八苦から離れて、極楽浄土にある十の喜びが得られるようにという思いが込められているそうです。

四苦八苦とは

四苦八苦とは、生きる苦しみ、老いていく苦しみ、病の苦しみ、死にゆく苦しみ、愛するものと別れる苦しみ、憎むものと一緒になる苦しみ、求めても得られない苦しみ、そして心や体の働きによって起こる苦しみ。

それらの全ての苦しみから救われ、本尊である阿弥陀如来によって極楽へ導かれる。
というのが名前の由来だそうです。

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