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温泉だ!6番札所 #安楽寺 

車一台が通れる細い道、住宅街からしばらく行くと少し開けた田園風景が現れる。

1時間半ほど歩くと、1日目の宿坊のある温泉山 安楽寺に到着。なんとなく中国を思わせる門を抜けると、広い境内が見渡せ、正面に横に広い本堂が見える。

4時半ごろに到着して、本堂、大師堂、納経所を周り、宿坊へ。宿坊は境内の右手にあり、すぐにわかる。予約確認の際に、5時までには着いてくださいと言われており、夕食時間は6時過ぎなのに何故なのか?と思っていたら、
5時半にはどこどこに来てくださいと言われた。まだ温泉♨️に入る時間はあるなと、急いで部屋へ。6畳一間のこじんまりした部屋だが、一人部屋なのでなんとなくホッとする。

着替えを持って、一日雨に振られて冷えた体を温めたくてお風呂場へ。残念ながらコロナ中のため、大きな湯船はクローズとなっていたが少し小さめの「弘法の湯」にゆっくりと浸かると、体も心もほぐれるようで芯から温まる。

急いで髪を乾かし、言われた場所へ行くと、あっ、知っている方がいる。

2番札所でお会いした先達さんと5回目を回っているという地元のおじさん。なんとなく嬉しくなる。

テーブルに座ると、なにやら3つのお札と小さな卒塔婆のようなものが置かれている。一つは自分の祈願、一つは亡くなった方の供養、もう一つは忘れた😅

描き終わると、さあ、行きましょうと本堂へ。宿坊と本堂は繋がっているようだ。
15分くらいお経を読み、また、次へと促され本堂の左側へ。お札と一緒にもらった袋の中に蝋燭立てが入っており、それに火を灯す。

本堂の裏手に回ると、三途の川のような流れがあり、そこに供養する方の札をつけて流すように言われた。

先を進むと壁に様々な仏様、阿弥陀如来や薬師如来などが鎮座しており、自分の好きなところの前で次の札所を置いてお祈り。

更に進むとお焚き上げがあり、卒塔婆を入れてお祈り。

また少し行くと日本に数ある仏教の教えの開祖と言われた方々が勢揃い。

そしてちょうど本堂の真裏に着くと弘法大師様の像があり本堂と繋がっているとのこと。その紐を掴んでお祈り。

一連のお祈りをして、なんだかとても有難い気持ちと、アトラクションのようで楽しい気分を感じた。

終わるとお腹が空いていることに気づく。洗濯機を回してからようやく夕食を頂くことに。精進料理かと思っていたが、少し残念だった。

その後、9時過ぎには睡魔が襲い、爆睡。

翌朝、6時前に目覚め、朝食後、もう一度参拝をして、2日目のお遍路へ。

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