メン・タイ取引護衛

ヤクザからの依頼でメン・タイの取引に同行し、ヤクザを護衛。相手に圧を駆けることで値段交渉を有利に運ぶ。
ルートA:値段にケチをつけてきた相手ヤクザをわからせてやる。その後マッポが乱入するので撃退もしくはヤクザが逃げるまで時間稼ぎ。(名声5以下。敵データを調整した横浜)
ルートB:値段にケチをつけてきた相手ヤクザをわからせてやる。その後、ソウカイニンジャが入ってくる。ここでソウカイヤにつくか、ヤクザにつくか選択。ソウカイヤについた場合は、ヤクザのソンケイを失うため、ヤクザCPやヤクザ勢力のコネクションの一切を失う。その代わり、ソウカイニンジャとの戦闘なし、ソウカイヤCP+2、万札一人10万。
ヤクザについた場合ヤクザCP+1、ボーナス。ソウカイニンジャとのデッドリーなイクサ。

重金属酸性雨の降りしきる中、ヤクザクランからの依頼を受けた君はダンゴウ場所であるツチノコストリートのとあるヤクザ事務所へと来ていた。ドアをあけるとチンピラに案内され応接室に通される。集まっている面々は見知った顔かもしれないし、初めて会うものもいるかもしれない。まずはアイサツをしよう。

君たちがアイサツを終えると応接室に少し身なりのいいヤクザが入室する。
「ドーモ、ファイアアント・ヤクザクランのタブチです。」
タブチは向かいのソファにどっかと腰を落とすと、依頼について話し始める。
「今回はうちが買い取ってるメン・タイの取引についてきてもらう。護衛兼圧力要員だ。交渉には俺が出向く。よろしく頼んだぜ。」

タブチと共にヤクザベンツに乗り込み、取引場所へ向かう。
車は海沿いにある倉庫街へと進んでいく。いくつかの倉庫を素通りし、シャッターの開いた倉庫の中へ入り…止まった。
どうやら取引相手はもうすでに待っているようだ。

◆重サイバネヤクザ”ジキマ” (種別:重サイバネ)        
カラテ		3	体力		6
ニューロン    2	精神力	2
ワザマエ		3	脚力		2
ジツ		-	万札		5
◇装備や特記事項
テッコ+:カラテ+2、回避+2、ワザマエ+1
内蔵マシンピストル:連射2、ダメージ1
内蔵チェーンブレード:ダメージ2(強攻撃あり)
強化外骨格:体力+3、精神力+2
生体LAN端子

重サイバネ(近接5、遠隔4、回避5)

「遅かったじゃねぇか、タブチ=サン。」腕組みをして待っていた重サイバネヤクザが声をかける。
「待たせちまったな。ジキマ=サンこいつがお望みのものだ。」
タブチはアタッシュケースに詰められた札束を取り出し、ジキマに投げ渡す。
「オット、これじゃ足りねえぜ?なにせメン・タイは値上げしちまったもんでな!」
「ザッケンナコラー!そんなこと聞いてねえぞコラー!」
「ククク、ロシアとの為替の関係でな、悪く思うなよ!」薄笑いを浮かべるジキマ!サイバーサングラスには『政府が悪い』の文字!

ここでPC達もバトウで応戦することができる。精神力Nでの対抗判定。
勝利すると重サイバネヤクザの精神力に1ダメージを与え、0以下で重サイバネヤクザはドゲザ体制に入る。0以下にならなければそのまま戦闘。
戦闘およびドゲザ体制による服従状態になると、援護がエントリーする。

「いいな、売値は変えねえ。いや、前より割増しで買ってもらうぜ!?わかったかコラーッ!」タブチが凄む!
「ハイスイマセン!」
価格交渉は終わりを迎えたと思っていた…その時!
ギャギャギャギャギャ…!倉庫に乗りつけられる家紋タクシー!
中から現れたのは四つ子めいた同じ容姿のヤクザ!
さらにもう一人…!
「おやおや、困りますねジキマ=サン。仕入れ値の調整も任せられないとは。」下りてきた男はジキマの頭を踏みつけ文句を言うと君達に向き直る。

「ドーモ、ソウカイヤのアーソンです。」ドロリと空気がよどむ。アトモスフィア上昇!

◆アーソン (種別:ニンジャ)
カラテ		10	体力		10
ニューロン   	5	精神力	5
ワザマエ		7	脚力		3
ジツ		   3	万札		10
							
◇装備や特記事項
 アイテム:オーガニック・スシ、トロ粉末、ZBRアドレナリン
 スキル:『◉滅多打ち』、『◉ツジギリ』
 ジツ:『★ファイアスターター・カトン・パンチ』のみ(通常のカトン・ジツは使用しない)

『★ファイアスターター・カトン・パンチ』:
 カトン・ジツの一種。パンチが命中した相手に対し、瞬時に人体発火現象を引き起こす。
 手番開始時に【精神力】を1消費し、【ジツ】+【ニューロン】で発動判定(「難易度:NORMAL」)。
 発動に成功すると、このターン中のみ、アーソンの『近接攻撃』全てにD3の火炎ダメージが付与される。
 つまり、アーソンの『近接攻撃』が命中した場合、1発ごとに1+D3のダメージが敵に与えられる。
 この火炎ダメージは『サツバツ!』の追加ダメージと積み重なる。
 アーソンは『滅多打ち』を使えば最大で3回攻撃を繰り出せるので、
 全命中時の最大ダメージは(1+D3)が3セットとなる。

『◉タツジン・ボックスカラテ』
 『素手』装備時のみ使用可能。このキャラは他の『連続攻撃+X』系のルールとは重複不可能な『連続攻撃+1』を持つ。このスキルを持つキャラは、出目6を1個以上含んで成功した『近接攻撃』のダメージが全て+1される(『サツバツ!』時も同様)。
 ボックスカラテ連打:攻撃フェイズ開始時、『攻撃集中』による難易度−1ボーナスを得る条件が整っている場合、【精神力】1と『回避ダイス』2個を消費して「ボックスカラテ連打」の使用を宣言してもよい。この場合、上記の『連続攻撃+1』の代わりに『連続攻撃+2』を得るが、この連打時には『サツバツ!』は発生せず、同じ相手に対してしか攻撃を繰り出せない。このとき【精神力】を1ではなく2消費した場合、『連続攻撃+2』の代わりに『連続攻撃+3』を得られるが、戦闘終了まで『ボックスカラテ連打』を使用できなくなる。

『◉ツジギリ』
 移動フェイズの開始時に使用を宣言する。
 このキャラは「攻撃フェイズ」で攻撃を繰り出した後に、「移動の続き」を行える
 (つまり自分の手番で「移動」→「攻撃」→「移動の続き」のようなヒット&アウェイが可能となる)。
 ただし移動距離の合計は【脚力】以内でなければいけない。
 この攻撃時は『連続攻撃』も通常どおり可能。他の宣言系移動スキルとは同時使用不可。

「タブチ=サン、ソウカイニンジャはブラフではない。命があるうちに恭順した方が身のためだと思うが?」
「な、何がソウカイニンジャだ!こっちにだってニンジャがついてんだ!センセイオネガイシマス!」
「見たところ、貴様らは傭兵だな。ソウカイヤにつくというならこちらで報酬を用意するしソウカイヤにも口をきいてやるぞ。」
「ザッケンナコラー!こいつをやってくれればボーナスを出す!頼む!」

ここでソウカイヤにつくか、ヤクザにつくか選択。ソウカイヤについた場合は、ヤクザのソンケイを失うため、ヤクザCPやヤクザ勢力のコネクションの一切を失う。その代わり、ソウカイニンジャとの戦闘なし、ソウカイヤCP+2、万札一人10万。
ヤクザについた場合ヤクザCP+1、ボーナス10万。


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