サイバーツジキリ シナリオ

対象PC:新規作成~壁超えするかしない程度。
スクラッチ:11~15ポイント
試作兵器を使用する関係上、ジツ頼りのサンシタには厳しい。

概要
PC達は駆け出しのフリーランスまたはソウカイヤのニンジャである。
小遣い稼ぎにサイバーツジキリの依頼を受け、試作兵器のテストを路地裏で行うこととした。
ツジキリ:試作兵器を使用して路地裏にいるモータルを殺害していく。規定ポイント以下だと報酬にマイナスがつく。ヤクザ、マケグミは1P、スモトリ2P、重サイバネ狂人3P、ニンジャ5P。

試作兵器のテストが終わり、帰ろうとしたときIRC端末にソウカイネットより新たな賞金首情報が送られてくる。逃走経路から、PC達がいる路地裏に逃げ込んで来る可能性が高い。ここでツジキリのみで帰っても良い。

逃げ込んできたニンジャとの戦闘。試作兵器を使用して爆発四散させれば5P。倒したPCに賞金。(山分けしても良い)

導入
①全員がチームとして参加する場合。(推奨)
ソウカイヤにプレゼンされた試作兵器を実際に使って効果を確認するミッションに集められたニュービーたち。各々が好きな兵器を手に取り、ツチノコストリートへ向かう。(ダイスの場合、能力値の低い順に選ばせたほうがいいだろう。)支給されたカメラ付きヘッドギアの映像は生中継でプレゼンした企業の営業とともにラオモト=サンもご覧になる。下手を打つわけにはいかない。(ツジキリポイント、報酬はチームで共有)

②バラバラで参加する場合。(PvP要素含む)
笑い爺より各々が依頼を受け、試作兵器を手に指定時間通りツチノコストリートへ降り立つ。しかし、そこには自分以外にもサイバーツジキリをするニンジャの姿が!君たちは協力してもいいし、5Pを狙って他のニンジャを狙ってもいい。(ポイントや報酬は個人管理)

支給される試作兵器(基本的にかぶりは認めない。6個考えたのでダイスで支給もあり)
1.ミキサーハンマー:特殊近接武器、ダメージ1、基本難易度+1、スタイル使用不可、側転+2、
 射撃不可、スロット2つ占有。
 ※サツバツ時のみ基本ダメージ3、サツバツ出目2と6が即死となる。
 説明:ヘッド部分が複数のドリル(クラッシャー)で構成されたスレッジハンマー。
 巻き込まれれば確実にその部分を削り取るだろう。
 ただし動作機構に問題があり、常時回転していないのが玉に瑕。
2.マッハバルカン:遠隔武器、ダメージ1、連射6、難易度+0
 ※弾詰まり:射撃に失敗した場合、そこで連射ストップとなる。その他行動を消費しなければ
  再度使用することはできない。
 説明:連射性能を極限まで上げた携行火器。射撃時の振動でよく弾詰まりを起こす。
3.ウスイ・ブレード:特殊近接武器、ダメージ1、難易度+1、連続攻撃+1、フェイント可。
 ※この近接武器を使用する場合、カラテでなくワザマエで判定を行う。
  攻撃判定に失敗すると壊れてしまう。2刀流可能。
 説明:極限まで刃を薄くした刀。扱いには技術が必要だが軽さゆえの素早い斬撃が魅力。
4.ガンナックル:特殊近接武器、ダメージ1、難易度+1、
 ※攻撃前に「点火」を宣言することで自身に回避不能の炎ダメージ1を受け、相手の
  回避難易度を+1する。強攻撃可。点火時のみツジキリポイントゲット。
 説明:多数の銃が取り付けられたガントレット。銃口はすべて自身に向けられており、
 発射時の衝撃でパンチを加速させる。もちろん実弾ではなく空砲だが熱いものは熱い。
5.チャカトマホーク×2:特殊近接武器、ダメージ1、難易度+1、連続攻撃+1、スタイル不可。
 遠隔武器、ダメージ1、連射2、難易度+2、側転難易度+2、スタイル使用不可。
 説明:2丁1対の武器。チャカガン下部にトマホークの刃がつけられている。遠近両用武器だが
 どちらも扱いづらくなってしまっている。
6.モロハ・ディスク:遠隔武器、ダメージ2、難易度+1。
 ※使用した場合、成功/失敗に関わらず、回避ダイスを使用し、キャッチしなければならない。
  キャッチ失敗時、ダメージ2
 説明:特殊な磁力素材で作られたチャクラム。投擲すればテクニック不要で手元に戻ってくるが
 キャッチするにはテクニックが必要。

ツジキリパート

マップは上記路地裏でも何でもいい。(かなり広いので自身が戦闘中以外は脚力無限がいいかも)適当にマケグミとかスモトリとか重サイバネ狂人などを置こう。時短であればヨタモノを5人ほど置いておいて、一人当たりのノルマを1Pにすればいい。

ボス戦
ツジキリパートがあらかた終わったら(ほぼ全員がノルマ達成や雑魚全滅など)、IRCに賞金首情報を流す。導入①の場合はラオモト=サンが余興にニンジャが爆発四散するところが見たいとでも言えばいいだろう。覚えがめでたければカルマロンダリングもあり。ただし、撤退はケジメ案件となる。
②の場合はポイントが足りてない人は狙うだろうし、金目当てに引き続き参加するニンジャもいるだろう。②であれば撤退にペナルティはない。

オプション
ツジキリトーナメント
モータルもニンジャも最初からマップに入れておき、だれが一番ポイントを稼ぐかを競うのでもいいかもしれない。その場合は、常時戦闘状態とし、射線を防ぐ障害物もまばらにあったほうがいいかも。
正直試作兵器自体にバランスがないのでPvPとしてはかなりダメダメ。
ジツ頼りのサンシタが全然活きない。
能力値の育ってきたニンジャならあるいは…?

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