封鎖中の鉱山を解放せよ

重金属酸性雨降りしきる中、ソウカイヤからの依頼を受けた君達はとある鉱山の入り口に来ていた。集まったニンジャ達は見知った顔かもしれないし初めて会うものもいるかもしれない。まずはアイサツしよう。

君達がアイサツを済ませるとソウカイヤのニンジャが現場に入る。
「ドーモ、バンディットです。」

◆バンディット （種別：ニンジャ）
カラテ    　７		体力	７
ニューロン   ４	        精神力	４
ワザマエ    ９		脚力	６
ジツ       ２		万札	２５


◇装備や特記事項
　装備：ケムリ・ダマ、カタナ、サイバネアイ
　スキル：『●連射２』、『●連続攻撃2』、『◉常人の3倍の脚力』（連続側転難易度−１）
　ジツ：『ステルス・アンブッシュ』、『ステルス・ジツ』

『ケムリ・ダマ』：
　これは激しい音を発する煙幕グレネードの一種であり、撹乱に用いられる。
　『ステルス・ジツ』の発動判定時に使用すると、その難易度を−２できる（使い捨て）。

『ステルス・アンブッシュ』：
　『ステルス・ジツ』を使用してマップから取り除かれている状態ならば、いつでもこれを使用できる。
　戦闘シーケンス中、NMは好きなターンに、【ニューロン】４のイニシアチブ値で彼の出現を宣言してよい。
　出現したバンディットは、PCがいる部屋であればどこでも好きなマスに配置できる。
　配置されたバンディットは、このターン直ちに通常どおり行動を行える。
　同イニシアチブ値のPCがいる場合は、そのPCの手番が終了した直後に出現を宣言すること。
　出現したターン中のみ、バンディットはあらゆるPCに対する『近接攻撃判定』の難易度が−１され、
　PCはこの攻撃に対する『回避判定』の難易度が＋１される。

『ステルス・ジツ』：
　手番の「移動フェイズ」に、移動の代わりにこのジツの使用を宣言できる。
　【精神力】を１消費し、【ジツ】＋【ニューロン】で発動判定を行うこと（難易度：NORMAL）。
　ただし、以下の状態にある場合、発動難易度が上昇する（この2つは累積する）：
　　・バンディットが敵と隣接している場合：発動難易度＋１
　　・同じ部屋に【ニューロン】値10以上の敵がいる場合：発動難易度＋１
　発動に成功した場合、バンディットは直ちにマップから取り除かれる。
　以降のターン、バンディットはいつでも再び『ステルス・アンブッシュ』を使用できる状態となる。

「お前たちに与えられた任務は坑道内の掃除、そして見つかったニンジャ遺跡の入り口の場所を記録することだ。」
「坑道の拡張中に偶然にもニンジャ遺跡と思われる建造物と繋がってしまってな、そこから古代の戦闘兵器めいたものがあふれ出している。」
「このままでは鉱山事業の停滞、株価下落につながりかねん。早急に掃除してくれ。」
「掃除が終わったら遺跡と繋がっている場所をこの展開式バリケードでふさいでくれ。どうやら奴ら壁を越えてまで移動はしてこないらしい。」

展開式バリケード：その他行動で使用することで隣接する3マスに扉を設置することができる。
扉でふさぐことでケンドーオートマトンのpopを止めることができる。使い捨て。

「依頼文にも書いたが、入り口の場所までだ。内部の探索はソウカイヤで行う。貴重なニンジャレリックを持ち逃げされてはかなわんからな。」

「質問は以上か？では坑道内の掃除を頼む。オタッシャデー」
そういうとバンディットが出入り口の警備クローンヤクザに合図を送る。クローンヤクザがコントロールパネルを操作すると熱い鉄の扉が動き、坑道の入り口が口を開ける。

ケンドーオートマトンが現れた際によほど慌てて脱出したのか坑道内はかなり荒れ果てていた。しかし、かろうじて電源は生きているようでタングステンボンボリの光が坑道内を照らしている。

各部屋に適当にケンドーオートマトンを置いて戦闘。最後の部屋にグレーターを置いても良い。

坑道

◆ケンドー・オートマトン （種別：戦闘兵器）
カラテ		６	体力		８
ニューロン   	１	精神力	ー
ワザマエ		１	脚力		３
ジツ	　　　	ー	万札		４
			
◇装備やスキル
　『●連続攻撃２』
　**バスタード・カタナブレードツルギ**：『近接武器』、『ダメージ2』、『攻撃基本難易度：HARD』
　戦闘兵器：このルールを持つキャラに「カナシバリ・ジツ」などの精神攻撃は作用しない。
　　　　　 また機械部品が使用されていないため、『電磁ショック』のダメージ倍加を受けない。


◆グレーター・ケンドー・オートマトン （種別：戦闘兵器）	
カラテ		１０	体力		１８
ニューロン   	２	精神力	ー
ワザマエ		２	脚力		５
ジツ		　　　ー	万札		１０*
							
◇装備やスキル
　『●連続攻撃３』、『●回転斬撃』、『ダメージ軽減１』
　**エンシェント・ザオ・ケン**：『大型近接武器』、『連続攻撃−１』、『ダメージ3』、『攻撃基本難易度：HARD』
　戦闘兵器：このルールを持つキャラに「カナシバリ・ジツ」などの精神攻撃は作用しない。
　　　　　 また機械部品が使用されていないため、『電磁ショック』のダメージ倍加を受けない。

◇ドロップアイテム
　グレーター・ケンドー・オートマトンを倒した場合、市場価格【万札】10相当の装飾品に加えて、
　50%の確率で「マキモノ・オブ・シークレット・ニンジャアーツ」をドロップする。

坑道の最奥部までたどり着いた君達。
最奥の壁には大きな穴が開いており、そこからひときわ大きなケンドーオートマトンがはい出てくるところであった。
「GRRR…」
展開式バリケードを使用しなければ数ターンに1度通常のケンドーオートマトンがpopする。

遺跡へと進もうとするとステルスを解除したバンディットが現れる。
「フン、やはり傭兵など信用ならんな。このことはラオモト＝サンの耳にも入れておこう。」名声-1

坑道の出口まで戻ると背後から声をかけられる。
「ご苦労だった。仕事ぶりは見させてもらった。」ステルスを解除したバンディットが懐から封筒を取り出す。

報酬：万札25
名声＋1、CP(ソウカイヤ)+2、DKK+0
余暇4日