【雑談】2022年を振り返って

 2022年も残り僅か。今回は2022年の個人的総括を意味もなく綴ります。仕事面では今年も大きな変化も無かったので割愛します,,,というか書いても面白くありません。笑
 なのでプライベート、主に趣味に関してを10大トピックと小ネタに分けて書こうかなと思います。

今年の10大トピック

①ラグビー・リーグワン開幕

 1月に従来のジャパンラグビートップリーグから新リーグとなる、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEが開幕。国立で開幕予定だった試合を含め、多くの試合がコロナで中止を余儀なくされるなど苦しい立場で、結果的にNTTが経営再編、サニックスは撤退という厳しい経営状況でもあるが、どうにか最初のシーズンを終えた。私も最初のシーズンは開幕戦を含む5試合をスタジアム観戦した。
 12月には早くも2シーズン目が開幕。南アフリカ代表のファフ・デクラークら多くのスター選手が来日し、いよいよ2023年に迫ったワールドカップに向けて動き出している。

②Perfume最前列ライブ

 1月15日に行われたPerfumeのPolygon Waveのライブ。Amazon Primeで配信されていた2021年夏に行われたライブの再現ライブだった。Perfumeのライブは当日発券システムを採用しており、入場するまで座席が分からない。更に言うと会場のぴあアリーナMMは初めて訪れる会場で、座席番号を見てもピンと来ない。座席に向かうと2階スタンドの最前列。ただこのライブは1階アリーナを丸ごとステージとして使用するため、全体の最前列だった。
 Perfumeのライブに行くようになって10年弱、当然ながら初めての最前列だった。ライブ内容は正直よく覚えていないが、1番近い距離に3人が居ると考えると感動しかなかった。

③PassCode辿り着いた日本武道館

 2月12日、日本武道館にてラウドロックアイドルグループのPassCodeの日本武道館での公演に参加した。武道館公演を宣言したのは2020年1月、そこからコロナという脅威に晒され、公演半年前に控えた2021年8月には体調面で今田夢菜さんが勇退。その後有馬えみりさんの加入を決断するなど、1年以上前から発表されて武道館には大きな荒波が立ち込めていた。また2月は感染が再拡大している時期であり、いつ中止・延期になってもおかしくない状況とも戦っていた。
 しかしこの日のステージには4人の姿があった。大阪の弱小事務所から始まった”色物アイドル”が武道館のステージを踏んだ。多くの苦労と決断と別れがありながらも彼女達は夢を叶えたこの日は、2022年のハイライトの1つとも言える1日だった。

④11年ぶりの歓喜の瞬間

 現地時間5月22日、イタリアのサッカークラブ・ACミランが11年ぶりのセリエA優勝を決めた。私はこのクラブを中学生時代から好きで応援し続けているが、2011年の優勝以降遠ざかっていた。ワールドカップで話題になった本田圭佑が所属していた時期は、優勝はおろか4位以内に入ることすら叶わず、監督を取っ替え引っ替えに交代させてドツボに嵌るの繰り返しで、ただの古豪に成り下がっていた。
 経営陣の刷新等、多くの改革を実行した末の優勝は、前回の優勝とは格別に違った。大きな挫折を味わった後だからこそ嬉しさの味や喜びはひと塩だった。

⑤感動と圧巻の初B'z

 5月26日、武蔵野の森総合スポーツプラザで行われたB'zのツアーに参加してきた。誰もが知るモンスターバンドなのは周知ではあるが、ずっと観に行きたいと思いながらようやくの初めましてだった。
 初めてにもかかわらず、このツアーは夏に発売された『Highway X』のプレツアーというやや特殊な形態。半分ぐらいは知らない曲、それでも松本さんの圧倒的なギターテクと作曲センス、そして稲葉さんの圧巻の声量・歌唱力にただただ圧巻。一方で定番曲の『Ultra Soul』や『イチブトゼンブ』等はCD音源以上でこれまた圧巻だった。
 また『裸足の女神』ではアウトロでの大合唱は行えず、稲葉さんらB'z側が歌う方式だったが、それでも大歓声が鳴り響いているようで感動した。未だトップシーンを走り続ける大御所のライブはやはり規格外だった。

⑥ロックフェスは新様式になっても…

 8月11日と12日、ロックフェス・ROCK IN JAPANに参加。過去2年は中止を余儀なくされ3年ぶりの開催。会場も茨城・ひたちなか→千葉・蘇我に変更となり、全てが新様式になってのリスタート。真夏にマスク着用というは暑かったと思うが、それも今考えれば思い出でもある。
 BUMP OF CHICKENやONE OK ROCKといった普段見れない大物、あるいは上記のPassCodeだったり、またあるいは見たこともないバンドやアイドルを新たに知れたりと、まだ未完全とはいえ久しぶりにフェスの醍醐味を感じた2日間だった。
 無論、このフェスも翌日13日は台風で中止に。今年は多くのフェスが開催に漕ぎ着けられたが、コロナそして台風で中止になったフェスもあった。来年こそ全国全フェス開催を願ってやまない。

⑦3年ぶりの海外からのお客様

 続・コロナとなった2022年だが、上記の通りにフェスではFUJI ROCKやSUMMER SONICで海外からのお客様を招くことが実現した。各業界でも少しずつではあるが「来日」の2文字を見ることが多くなった。
 そんな中で8月26日にはアイスランドの世界的ポストロックバンド・Sigur Rosの来日公演に参加。圧倒的な世界観と全てを包む轟音かつ繊細な音作り。北極圏の国から真夏の日本に涼しくも熱い風を持ってきてくれました。
 またスポーツ界でもF1の日本GPが3年ぶりに開催など国際大会が戻ってきた。その中ではブンデスリーガのフランクフルトとセリエAのASローマの来日ツアーを観戦。前者はレジェンド・長谷部誠の凱旋、後者は自身初となるセリエAチームの観戦と、私にとっても大きな体験を持ってきてくれた。

⑧FW工藤壮人の急逝

 それは嘘であって欲しかった。サッカーJ3のテゲバジャーロ宮崎に所属している工藤壮人が10月21日に急逝したと発表された。
 工藤といえば柏レイソルユース黄金時代の1人であり、プロ入り後2013年には19得点を記録して大ブレイク。日本代表のユニフォームも着るなど、サッカーファンにはお馴染みだった選手。また、所属した全てのクラブのファンから悪い噂は何一つなく、逆にファンサービスの神対応っぷりばかりが出てくるなど、人柄も真摯で紳士な選手だった。それなだけにあまりに残酷で早すぎる別れ。32歳と私とほぼ変わらない年齢なのも衝撃的でショックだった。
 現在、年末恒例の高校サッカー選手権が行われているが、千葉県代表として日体大柏高校が初出場している。彼はレイソルのユースなのでサッカー部在部ではなかったが、この高校の卒業生である。また2020年に所属先が決まらなかった時にはここでトレーニングを積んだが、当時の1年生が今は3年生となり選手権出場を手にした。彼の意志は後輩達に受け継がれている。

⑨豪華絢爛なACIDMAN主催のSAI

 11月26日と27日、ロックバンドACIDMANの25周年を記念して開催されたロックフェス。彼らと切磋琢磨していた同世代のバンド、常に一歩先を走っていた先輩バンド、彼らに憧れてバンドを始めた後輩バンドなど18組が集結。
 今回のSAIはELLEGARDENやMr.Childrenといったモンスターバンドが参加しており、このフェスの豪華さやACIDMANの人徳を結果的に示す形になっていたが、それでもホストのACIDMANが圧巻のパフォーマンス。
 出演者が40代以上のバンドが大多数という、今時のバンド達とはまるで逆行するような形かもしれないが、だからこそ幾つになったとしても10代のあの頃に帰らせてくれる至福の一時であった。

⑩FIFA World Cup 2022 Qatar

 最後はまだ記憶に新しいサッカーのワールドカップから。アルゼンチンの初優勝、メッシ待望のワールドカップ獲得で幕を閉じたカタール大会。
 日本代表に関してはドイツ・スペインと強豪国と同組になり、更にファン発信の雑音も気になり、全く期待もしていなければ楽しみでもなかった。ところが蓋を開けてみると周知の通り、ドイツとスペインに勝利するという番狂わせをやってのけたのだ。我々サッカーファンですら信じられない結果だったのは言うまでもない。大会が終わる頃にはここまで盛り上がる大会になるなんて正直思わなかったし、未だにこの快進撃は夢の一部ではないのかと感じる。そしてカタールに行ってみたいとも思うようになった。次の大会は2026年の北米3カ国共催。可能であれば是非とも行ってみたい。

小ネタ集

●初めて尽くしのダービー

 5月4日に福島ユナイテッドといわきFCの試合を観戦。Jリーグ史上初の”福島ダービー”となったこの試合、会場のとうほう・みんなのスタジアム初の照明点灯試合、福島ユナイテッド史上最多の観客動員と、まさに歴史に残るダービーだった。試合は0−1でいわきが勝利し、結果1年でのJ3卒業にも成功。”先輩”の福島も2023年は負けていられない。

●最高のマッチアップの意外な結末

 5月6日に千葉ロッテとソフトバンクの試合を観戦。GWの飛び平日で特に何もないので…と気軽にチケットを取ったのだが、その後に両チームともローテ再編。なんと4月10日に完全試合を達成した佐々木朗希と、球界のエース千賀滉大の至高の投げ合いの先発に。
 ところが千賀は5回、佐々木は6回で降板するという意外な結末に。試合は結局延長戦でロッテのクローザー・益田直也からソフトバンクの中谷将大が決勝3ラン。中谷はこのオフに戦力外となり、最後の輝きになった。

●後ろにも目があれば…

 6月26日、JFLのクリアソン新宿とヴェルスパ大分の試合を観戦。今年は梅雨が一瞬で終わったと発表され(後に訂正)、この時期としては異例の35℃近くを記録する中でのデーゲーム。
 試合はホームのクリアソンが終盤まで2−0でリードするも、大分が1点を返して2−1とした直後。新宿のGK岩舘直がDFラインを上げさせてボールを置いた瞬間、大分のFW前田央樹がボールを後ろから掻っ攫い無人のゴールへ。今年のJリーグG大阪vs川崎の試合で同様なことがあったが、まさか生観戦でこれが起こるとは…というプレーだった。

●無視し続けた電話の内容は…

 これは完全にプライベートの話。6月〜7月の間に見知らぬ番号からの電話が相次いでいた。私は防犯上の観点から、または過去に業者とのトラブルもあったので基本的に知らない番号からの電話は取らないが、番号検索しても全く出てこない。痺れを切らして折り返したのは7月に北海道旅行で訪れたウポポイの施設内だった。
 その内容は回線契約とセットでiPadをプレゼントするというキャンペーン。私は将来的にiPadの購入を検討しており、数日前にAmazonプライムセールで、とりあえず繋ぎとしてFireタブレットを格安で買っていた。その僅か4日後の出来事だった。
 7月は6年半連れ添ったiPhone 6sに液晶漏れが起こり始めていたので、iPhone 13 miniへと機種変更するなど、通信環境が激変した夏だった。

●3試合連続の退場劇

 10月2日に北九州vs宮崎の試合を観戦したが、宮崎のGK植田峻佑がいわゆるDOGSOで一発レッド退場。その翌週10月8日に観戦した神戸vs広島で広島DF(当時)今津佑太が開始直後にGKへの危険なプレーで一発レッド退場。その後10月22日に行われたルヴァンカップ決勝・C大阪vs広島でC大阪DFマテイ・ヨニッチがラフプレーで一発レッド退場。何と3試合連続で観戦試合で一発レッド退場が発生するという稀な状況だった。

●16年ぶりのワクワク

 記憶に新しい12月21日、ロックバンドELLEGARDENのアルバム『The End of Yesterday』が発売された。中学時代から時が止まっていたエルレの新譜が再び動き出した、その事実が嬉しくて堪らなかった。復活こそしたが、もうアップデートはしないかと思っていたエルレが再び未来の扉を開いたことに今でもワクワクが止まらない。

まとめ

 2022年はコロナ禍3年目となり、まだ続くのかという一面とこの様式にもすっかり慣れてきた部分があった。まだ未完全ではないものの、少しずつ元から居る場所が戻ってきたことも実感した1年ではあった。
 また世界各地で小競り合いや紛争は継続されているが、目に見える形で紛争が現在進行形で起こっているという事実が可視化されたことにショックを感じた。上記のように夢の舞台・一期一会の出会い・突然の別れ・あの頃から再び動き始めた時計…この一瞬にしかない景色があるし、いつ日常の景色が変わる・終わるかも知れないことを意識した年でもあった。
 2023年は一瞬を無駄にしない生き方、そして出来る限り多くの人が笑顔で居られる1年になって欲しいと願うばかり。最後に皆さま、2022年も読んで頂きありがとうございました。

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