2020年7月24日のトレード振り返り
【トレード回数】17回 ※追加、ナンピンを含む
【獲得pips】-12.4pips
【プロフィットクター】0.89
【シャープレシオ】0.62
今日は「損切をいかに行うか」について考えなくてはならないトレードだった。トータルでは-12.4pipsの負けで済んでいるが、最後のトレードをおこなうまでに、-28pips。その後に-25pipsほど逆行を喰らっていた。
最大で-53pipsのマイナスからの-12.4pipsなので、結果としては微損だが、内容が良くない。最後のトレードは、正直「週末だし、朝までにはある程度の戻りが入るだろう」いう思惑のエントリー。
ある程度(106~105.5)のナンピンは想定したが、106円付近の値動きから、「これを割ったら一気に行くだろう」と頭はあったし、そこに至るまでも、そしてそこから更に下落するまでにも、直近高値更新しつつも安値を切り下げる展開。しかも、掘られてからの反発が弱いというのも認識していた。
しかも東京市場は休み。朝から円が買われているのも、日中に通貨強弱チャートで見ていたわけで。朝9時に売りの仕掛けがドンッと入ったし、そのあとはずっと下落基調。
だったら、拾うことを優先するよりも、戻り売りを狙うのが確率的に高いわけで、知らぬ間に根拠もない・先入観に支配されたままのトレードとなった。
データを見返せば、日中のエントリーは全てロング。ショートが一回もない。あとからチャートを見れば、どう見たって戻り売り戦略だ。昨日の時点でも弱いのは分かっていたわけで。
落ちる可能性は考えつつ、割っても105.5円。適当に拾えば反発するでしょ、と。...正直、そこまではいい。だが、下が105.5円なら、そこまで落ちた時にどこまで戻すかだ。
そこまでの落ち方にもよるが、今回のジリジリとした動き方からして、仮に今日、もしくは月曜日に入ってからは106.00までは一旦トライが入るだろうとは思っていた。
だったら、106.00付近は「見」に徹するべきだった。ここで買ってしまった場合、105.5まで落ちたら106円が戻しの限界と考えたんだから、最悪のシナリオを考慮すれば、ここではサインが発動しない限りはロングを打てないし、仮に入っても割ったら切るべきだ。
そして、甘ちゃん思惑スケベロングが発動する。そして相場はそれを割っていく。でもカットせず。なぜなら「105.5円までは下がる、それまでは耐える」の曖昧戦略だから。いや、だったらカットしよう、一旦。
そのあとは105.8、105.7でナンピン。
106円から最大50pipsの下げを意識したものの、割った後に次のターゲットである105.8円、つまり20pipsの距離を許容し、カットせずに耐えようと舐めたのが今日最後のトレードの敗因。
朝はしっかり、-2pipsとかでカットが出来ていたのに。。
エントリー履歴
01.
【ポン円】ショート:23:54 IN / 0:05 OUT
これは23日の0時前にエントリーした分。利確が日を跨いだので24日分として計上。下落からの戻し、ダブルトップだし、明確なレジスタンスラインがあったのでショート。上昇の足場となったクラスター付近で利確。
02.
【ドル円】ロング:9:21 IN / 9:51 OUT
朝一、上値が重たい感じだったので、落ちてくるのを待っていた。基点となる106.7円あたりは割ってくるほど、買いに積極性がないと思っていたが、下に長期のトレンドラインがあったので、ここら辺まで来たらいいよな、と。そこにエサが来たので食いついたら、毒饅頭でしたということでカット。
03.
【ドル円】ロング:17:23 IN / 18:02 OUT
6月24日、5月7日に止められた価格帯。1回は反発するだろうという思惑でいたところで反発。で、MAブレイクでエントリー。で、ターゲットライン到達で利確。
04.
【ドル円】ロング:19:46 IN / 20:21 OUT
下落が終わった後に微妙に高値更新。その後の下落でFIB38.2%付近だったかと思う。下に少し揉んで上抜けした感じで、足場は少し揉んだし入ろうか、というエントリー。が、ダブルトップ気味に止まり、建値付近まで戻したので微益カット。
05.
【ドル円】ロング:21:18 IN / 21:59 OUT
安値切り上げのダブルボトム。からの上昇で短期MAを上ブレイクでエントリー。正直、入るのが遅かったし、確実性を持って入るなら、106.44を超えてから入るべきだった。なぜなら、そこまでに106.44が重要なラインだと思っていたから。
そもそも、それを超えれずに落ちてきていて、警戒感がなさ過ぎた。もっと慎重にエントリーを考えなきゃいけなかったのに、これはノリが含まれるエントリー。だから、安値を割ったあとにカットが遅れる。-15pipsほどの損となった。
06.
【ドル円】ロング:2:11 IN / 3:26 OUT
これがこの日最後のトレード。日を跨いでしまったが週末なので金曜日分に計上。エントリーの杜撰さは、この際どうでもいい。シナリオ想定は冒頭に書いたが、あとは利確のタイミングだ。正直、この形なら落ちても赤線あたりでフラフラするパターン。売りがもう積極的じゃないから。
で、ダブルトップ付近で利確していたが、本来のターゲットはその上の点線のライン。もう少し強ければ、水色の右上に上がっていくラインと下がってくるラインの交差するあたり。更に上がるなら200MA(赤)だ。
その後の値動きは以下の通りで点線には到達していた。しかもヨコヨコ。この感じだとMAが来ても上げていないので、落ちるか、売買が積極的じゃないなら、ヨコヨコのまま行って水色の下落ラインに触れて下か上に振っていくイメージ。
最後のトレードは本当にザル勘定過ぎて悔やまれる。最大11lot、-23000円くらいだったかな。そこから+1600円くらいだから笑 今日だけに限らず、もっと丁寧にトレードをしないといけないと感じた。
損切については、明確にカットするラインは見えてるが、トレードレンジを広げた途端に、カットラインが曖昧、というかなくなってしまうのはマズかった。反省。もっと考えなきゃいけない。
損切幅が狭いことが正義じゃなく、トレードレンジを広げた時に、それだけ値動きのパターンは広がる。どう動くかのシナリオを1つしか用意せず、立ち回り方法が「拾っていく」だけってのが、今回はたまたま反発したから良かったが、思惑通りじゃなければ、負の連鎖になっていたはず。そのまま退場、「突き当りの階段を右に進んでいただいて、奥の階段を上がっていただくと出口になります」だ。
レンジを広げても立ち回り方の用意が1つなら、ターゲットまでの距離も時間もスケールを大きくして構えるべき。なのに、その心構えが中途半端だから、そこに小さい立ち回りを想定してしまうからおかしくなる。
巨人族の生活感の中に、小人族の生活感が入る感じ。それぞれの生活感は別物だろう。
要は、小さい立ち回りをそこに含めるなら、小さい値動きもイメージしなきゃいけない。それに合わせて、最悪のラインまで到達した時に、それが許容範囲の含み損なのか、そこから戻る場合にしっかりと利益が確保できるか、を考えるべきだった。
戻り方にも色々なパターンがあるわけだし。リスクの取り方、逃げ方が下手すぎた。普段から大事にしている「スケール」という言葉を忘れてしまっていた。
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