【VSサカズキ最終兵器】引きこもりエネルを紹介します。
右を見ても【青黒サカズキ】
左を見ても【青黒サカズキ】
そんな環境を生きるあなたにオススメしたいのが【引きこもりエネル】です。
関東の大型非公認大会『しゅーまい杯』では、参加者100名中45名が【青黒サカズキ】を使用。今期のワンピースはこの【青黒サカズキ】に勝てるかどうかが大切だと思います。
今回紹介するデッキを使って大会へ出場した際には、【青黒サカズキ】に対して高い勝率を出すことが出来ました。使用したデッキリストは以下のツイートで紹介しています。
1.引きこもりエネルの特徴
リソースを奪う
前期の【青黄クイーン】のように、相手のリーダーへアタックせず『相手のリソースを奪う』ことに特化したエネルデッキです。
相手のキャラクターにだけアタックを仕掛けて手札を奪い、カード効果でキャラクターをKOして相手の盤面を奪います。相手のライフへアタックしてしまうと手札が増えてしまうため、自分が勝てる盤面を構築出来るまでは相手のリーダーへはアタックしません。
高コスト主体
場に出すカードのほとんどが7コスト以上のカードとなっており、【青黒サカズキ】の除去範囲から逃れることが多いです。序盤場に出すのは《しらほし》や《ゲダツ》なので、サカズキは一旦スルーすることも。
もちろん高コスト1枚や2枚までならKOされてしまうものの、サーチカードと採用枚数の多さから高コストカードを連打出来るデッキなので、サカズキ側の『処理漏れ』が発生しやすいです。
8コスト以上になると途端に処理難易度が上がるので、《シャーロット・カタクリ》と《ヤマト》の連打が特に有効。
毎ターン高コストカードを連打して、処理不可能な盤面を構築出来るのがvsサカズキ最終兵器【引きこもりエネル】の魅力のひとつです。
再現性の高さ
ライフを受けまくるので、手札が簡単に増えて『どういうゲーム展開を目指すのか?』を決めやすいデッキです。5ドンターンには《しらほし》をプレイすることもあるので、3ドローから必要なカードを揃えに行くことも出来ます。
高コストサーチ《シャーロット・プリン》
ハンドを入れ替える《しらほし》
ライフを受けやすいリーダー効果
10ドン溜まるまでにデッキの1/3近くを掘ることが出来るので、4枚採用しているカードにはほとんど辿り着けます。大型不足による負けが少なくなるというのが、空島型エネルと大きく違う点です。
2.カード解説
採用カード
【マム型エネル】を基盤としているため、基本的にはビッグマム海賊団特徴のカードで構築されています。解説不要なカードも多いので、今回は珍しいカードだけ解説します。
《ロロノア・ゾロ》
0コストで相手のキャラクターを消すことが出来る最強クラスのトリガー。
トリガー効果で《ボルサリーノ》や《クザン》をKOすることが目的です。基本的にエネル側は1ターンに1体のキャラクターしか除去出来ないので、トリガーから除去出来るとかなり有利に戦うことが出来ます。
《2億V雷神》
ゲーム中盤と終盤に使用します。
相手が《シャーロット・リンリン》が出てくると思っている7ドンターンに、《ゲダツ》と《2億V雷神》で2面処理することも。
9ドンターン以降には《シャーロット・リンリン》で相手のライフを飛ばしつつ相手の盤面に触ったり、《シャーロット・カタクリ》で相手の高コストキャラを盾に送りながら中コストキャラをアタックで処理しに行くことが出来ます。
相手が『一枚しかキャラを処理できないはず…』と思っているところに撃ち込むのが超絶強力なカード。条件を満たしやすいこのデッキだと、制約を気にすること無く発動することが出来ます。
リーサルに絡む《2億V雷神》の強さは、説明不要なので割愛します。
《3000万V雷鳥》
《2億V雷神》と似たような使い方をしますが、こちらは発動の制約無し、かつ即KO効果を持ちます。
KO耐性を持つキャラクターが居たり、即KOのせいで相手のカウンター値を削るチャンスを失ってしまったりと《2億V雷神》とは互換関係になっています。
基本的には、ゲーム序中盤から相手の盤面に触れるカードとしての運用です。《ゲダツ》or《3000万V雷鳥》or《2億V雷神》の組み合わせで相手のキャラを一掃するのが強力。
『ゲダツが引けなくて後2の4コストが処理できない…』なんてときにも、《3000万V雷鳥》が助けてくれます。
【青黒サカズキ】に負けるパターンの定番として、エネル側が高コストキャラを置く直前ターンに《クザン》や《たしぎ》を設置して少ない消費で高コストキャラをKOしに来ることが多いです。
そこで活躍するのが軽量KOカードである《3000万V雷鳥》、コストダウンカードが機能する前にKOして相手の予定を狂わせましょう。
メインと同じ効果を持つトリガーも強力で、相手のライフに触っていない状態であれば《ロロノア・ゾロ》と同じトリガー効果を得られます。逆に、《シャーロット・リンリン》などでライフを削ってしまっていると弱体化してしまうので注意です。
トリガーKO《雷霆》《ロロノア・ゾロ》《3000万V雷鳥》の12枚体制だと、トリガーの期待値も超絶アップ!
ライフ1枚目からKOトリガーを踏むことも珍しくありません。
トリガー能力を高く評価しているので、現在は《2億V雷神》よりも《3000万V雷鳥を多く採用しています。
不採用カード
《エネル》
速攻を持つ7000キャラは【青黒サカズキ】に有効…
というのは一昔前までのお話。
現在、《うるティ》が採用されている【青黒サカズキ】もいるので《エネル》が生き残りません。
相手の6ドンターンに出てくる《うるティ》の後に《エネル》を出すと、コストダウン+《犬噛紅蓮》+《うるティ》効果などでサクっと除去されてしまいます。
【カタクリ】にも強力なので入れたいカードの一枚ではありますが、このデッキのメインターゲットは【青黒サカズキ】のため今回は不採用になりました。
《オーム》《ホーリー》
今回はずっと引きこもるため、アタッカーになるカードのほとんどが不採用になっています。手札が一気に2枚消えるということもあり、コンセプトに合いませんでした。
【紫ルフィ】が復権したら採用を考えるカードだと思います。
《神の裁き》《鳴鏑》
トリガーKO効果を持つ《ラディカルビーム》ですが、引きこもるコンセプトだと相手のライフが2以下になるのはゲーム最終盤のみだったため不採用に。
《雷鳥》と同じトリガー効果を持つので元々採用していましたが、あまりにも2000カウンターとして使うことが多くてストレスに。《雷鳥》本体を採用することでKOトリガーの枚数は必要枚数獲得出来たため、+4000カウンターとして使えないこのカードの役割は無くなりました。
似た役割のカードだと《鳴鏑》が採用圏内だと思いますが、こちらの盤面のキャラクターは基本的に8000パワーラインなので+2000overでアタックされることがほとんどありません。同値アタックが多いので、1コスト支払う必要なく守ることが出来ます。
3.基本的な戦い方
ほとんどの相手に『引きこもりプラン』で戦います。
相手のリーダーにアタックしない
相手のキャラクターを除去し続ける
相手の手札を削る
《ゲーム序盤》
先攻後攻問わず、相手のリーダーにはアタックしません。
《シャーロット・プリン》だけプレイし、高コストキャラクターをかき集めつつターンを終了します。
時間のかかる戦い方をするので、序盤3ターンくらいは自分のターンを20秒くらいで終わらせましょう。相手のターン中に思考をまとめておくと非常に楽です。
やることと言えば《シャーロット・プリン》のサーチと《ゲダツ》や《3000万V雷鳥》による除去くらいしかありません。サーチ対象も事前にいくつか決めておき、HITしたら即選択、即ターン終了です。
5ドンターンに相手の盤面が処理する必要が無いほど貧弱だったり、KO出来ない《ボルサリーノ》だった場合には《しらほし》をプレイ。高コストカードを集めつつ、次ターンからの除去を確保します。
《ゲーム中盤》
相手のキャラクターがレストになっていれば、リーダーはそのキャラに突っ込みます。相手のカウンターを奪うのが目的です。KO出来たらラッキー!
7ドンターンは基本的に《シャーロット・リンリン》をプレイするターンですが、相手の盤面に強力なキャラクターがいたり急いで処理しないといけないキャラがいる場合には《ゲダツ》《3000万V雷鳥》の出番です。
相手も《シャーロット・リンリン》が出てくると思って盤面を展開しているはずなので、2面除去が突き刺さることも。
9ドン、10ドンターンには大型キャラクターをプレイします。《シャーロット・カタクリ》《ヤマト》で相手の盤面を除去しつつ、こちらの盤面を強化していくターンです。
《2億V雷神》や《3000万V雷鳥》を採用しているおかげで、《シャーロット・カタクリ》と合わせて相手のキャラ2面に触ることが出来るのが既存の【エネル】と違うところです。《リンリン》で減った相手のライフを《カタクリ》でを4に戻し、《雷鳥》で4コストKOなんてことも。
《雷神》はリーサルターンにも使用することがあるため、基本的には《雷鳥》から優先して消費していきます。
《ゲーム終盤》
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