【シーシャの話】バカデカい煙を作ろう!!!

お題:爆煙オーダーを真剣に考える。
→フレーバー構造と水の量と空気抵抗から考える

前提
・シーシャの煙量は吸入時に要する抵抗が高いほど減り、抵抗が少ないほど増える。
・シーシャの煙はグリセリンの消費と、それに伴うシロップの気化及び、気化した成分が水中で混じりあうことで味が発生する。
・成分には先に落ちる軽く小さい成分と、重くサイズの大きい成分があり、ストレートボウルの方がファンネルボウルより効率よく水へ落ちる。

変数①:ホースの太さ
抵抗値は空気が接する内経の面積に比例する。
Aホースで3秒かけて1L空気吸える物体aがあると仮定すると
Aホースの倍の接触面積Bホースでは物体aは1Lの空気を吸うのに6秒かかる

変数②:使用する台と、接続されたホースの本数
ホースの本数1本で吸うのが一番低抵抗
1本のボトルから2本、3本とホースが伸びているタイプの台は高抵抗

台は気密性が高い環境下では小さい程低抵抗

変数③:水の量
ステムの先が水に浸かっている程度であれば低抵抗
ステムが水に沢山浸かる程高抵抗
※ステムの先を数ミリしかつけない場合、成分が正常に水中で混じらず煙が少なくなり、濾過の量も減る為注意。

変数④:ボウル
セラミック(焼き物):薬がかけられているものとかけられてないものがある。
素焼きはフレーバーのシロップがボウルにしみ込む性質上、味が薄くなるのが早い、また、熱が上がりにくい。
薬がかけられているものはシロップがしみ込まず、長く味が持つ一方、熱が最も上がりやすい(エジプシャン、80feet等)。

シリコン:軽いフレーバーとミックスフレーバー向け、熱の伝導率が一番低い、高熱を常にキープし続ける必要がある。
シリコンの性質上、炭が小さくなると冷めやすい。

変数⑤:燃焼面積と炭とフレーバーの距離
同抵抗値の吸引において、フレーバーと炭の距離が短い程高火力、接地面が多い程高火力。

変数⑥:フレーバーとシロップ量
グリセリンと共に気化するシロップ割合が多い程たくさん煙がでる。
たくさん詰め込めるボウルにグラム数を増やし、熱源と近づければより可燃域は広がり、吸入時間あたりのシロップ消費量も増える。

変数⑦:グリセリンの質
石油由来の合成グリセリンよりも、電子タバコに使用されている植物性グリセリンの方がたくさん煙がでるし、気化しやすい。
逆にナハラの初動で煙が薄いのはシロップが少なく化合グリセリンのため。

以上の変数から、爆煙を作るセッティング
①人間性能に合わせた適切な太さのホース
②水の少ないボトル
③薬を塗られたセラミックのストレートボウルであるエジプシャンを採用
④直炭で高火力、シロップを効率よく気化させる炭配置
⑤シロップが多く、100%植物性グリセリンのみを使用しているフマリを使用

ただ、理想値的にはそうかもしれないが、我々は人間なので、短すぎるホースを使用したり、極論シーシャ台から直接吸う等すると、実際は煙が一気に口に入ってきてむせたり辛かったり、煙が口から漏れたりして煙を身体に十分ためられないので、身体にためられるギリギリラインの勢いで煙が吸えるくらいの、細く、やや短いくらいのホースにして口に入ってくる煙量を調整してあげるのがよさそう。

実際に一番良く煙を出した方のセッティング

Biggest hookah smoke recordより

備考:アルミは非粘着性の蒸し焼き用ホイルを利用している、何か理由があるのかも。
フレーバー側を蒸す面にするってコト!?

もしこれを見て試してくれた方がいたら感想やアドバイス待ってます!
みんなでバカみたいなデカい煙を作ろう!!!(?)

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