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4/18(火/晴)【トンプソン真理子さま語録…A2ミルク】

ー A2ミルクってなに?!ー

私は普段はあまりしないんですが、今回はちょっとFB友達の商品を紹介・応援させてください。

北海道の牧場主である中山さんは、長年かかってA2乳牛を集めてこられ、この4月に満を持してついに「A2ミルクの一般量産販売」を日本初でされました。 しかしながら、今のところOKストア(神奈川県を中心とするディスカウントスーパー)だけが扱ってくれていて、しかも店側にかなり安く価格設定されてしまっています

はっきり言って、A2ミルクみたいな希少価値のものが、その辺の牛乳よりも安く売られているのは、私の心が痛みました。。ちなみに、そのスーパー側は、A2ミルクとは何かも知らないのに、値段だけ値切ってくる(^^;

一般消費者にも、A2ミルクが何か?があまり知られていないことが、需要拡大のネックになっているそうです。

これでは、採算が取れないそうなので、いずれは違うところと契約して販売したい、ということでしたが、

関東圏にお住いの皆さん、良かったらOKスーパーでこの牛乳を買ってあげてください! こんな値段でA2ミルクを買えるのは、はっきり言って今だけだと思います。

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ここで、A2ミルクとは何か?のおさらいー。

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牛乳のたんぱく質を「カゼイン」と言いますが、その中でもβカゼインにはA1型とA2型があることが今では分かっています。

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そもそも哺乳類は皆、A2型 βカゼインのミルクを出す生き物です。(それは、ヤギも人間も) しかし、ホルスタインの品種改良をする過程で、A1のβカゼインを持つ牛が突然変異で生まれ、しかもそのA1牛が乳量をかなり増やせたため、A1遺伝子を持つ牛が主に乳牛として扱われるようになりました。

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ちなみに、ジャージー牛やブラウンスイス、ガーンジー種などは、A2遺伝子を持つ牛が今でも多いですが、これらは小柄で乳量も少ないため、生産効率を一番に考える現代市場では、A1のホルスタインが主流になってしまったのですね。

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しかし、A1牛乳の問題点が近年だんだんと分かってきましてー。

A1βカゼインは、消化される過程で、「BCM-7」という炎症物質を生産するのです。それが、牛乳を飲むとなんだかお腹がゴロゴロする、とか便秘になる、といった消化器系の問題を引き起こしているということです。(もちろん、なんともない人もいますが)

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また、それが血液に吸収されると統合失調症や自閉症などの神経障害、常飲すると子供の一型糖尿病、冠状動脈性心臓病、また赤ちゃんの突然死の原因になっているのでは、と主張する研究者もいるように、さまざまな問題を引き起こしていることが分かりました。

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これも、一重に人間が自然をいじくったからですよね

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ですから、牛乳は体に悪い、云々という説は実はここに原因があるのではないか、と私は思っています。

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そこで、ニュージーランドでa2 ミルクカンパニーという会社がつくられまして、アメリカでも今はそこのA2ミルクを買うことができます。

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日本では、以前はオンラインで非常に高価な一部のA2ミルクを取り寄せできるぐらいでしたが、(900円/800㎖)今回、この別海ファームさんがつくってくれたミルクのお陰で、日本にもいざ、A2ミルクが広まるか?!と私も大変期待して見ております。

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こういうわけで、A2ミルクとはこういうものなんだ、というご理解と、あなたの周りにも、良かったら教えてあげてください。

A2ミルクは哺乳類の元々の母乳に近い成分ですから、犬・猫にもお勧めです(高いヤギミルクを買わなくていい!)し、まだ腸が未完成の乳幼児さんにも安心して与えられると思います。

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また、カゼインは小麦のグルテンに次いでリーキーガットの原因物質と言われてきましたが、牛乳は自分にどうも合わなくて、という方にもこれは飲んでいただけるのでは、と思います。



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