8/18(金/晴)【変形性股関節症…ジグリング】
1 R5.6.8…歩行もままならぬ程、痛みが顕著となった。
☞カルシウム服用開始。
2 昨日(R5.8.17)、気功により、普通に歩行が出来るようになった。
3 本日、地元の斎藤整形外科医院で、診察してもらった。
☞斎藤医師より『ジグリング(貧乏ゆすり☞健康ゆすり)』を勧められた。
今後、『カルシウム』と併せ、快癒の為に行動したい。
変形性股関節症
股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。股関節は鼠径部(脚の付け根)にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。
関節症が進行すると、その痛みが強くなり、場合によっては持続痛(常に痛む)や夜間痛(夜寝ていても痛む)に悩まされることになります。
一方日常生活では、足の爪切りがやりにくくなったり、靴下が履きにくくなったり、和式トイレ使用や正座が困難になります。また長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなりますので、台所仕事などの主婦労働に支障を来たします。階段や車・バスの乗り降りも手すりが必要になります。
原因と病態
患者さんの多くは女性ですが、その場合原因は発育性股関節形成不全の後遺症や股関節の形成不全といった子供の時の病気や発育障害の後遺症が主なもので股関節症全体の80%といわれています。最近は高齢社会となったため、特に明らかな原因となる病気に罹ったことが無くても年齢とともに股関節症を発症してくることがあります。
診断
診断は上記の症状がある場合、単純X線(レントゲン)写真を撮って確定します。
ごく初め(前期関節症)では関節がきゃしゃであったり変形しているだけですが、関節症がすすんで初期関節症になると、関節の隙間が狭くなったり(軟骨の厚さが薄くなる)、軟骨下骨が硬くなったり(骨硬化)します。
さらに進行期関節症、末期関節症となると、関節の中や周囲に骨棘とよばれる異常な骨組織が形成されたり、骨嚢胞と呼ばれる骨の空洞ができたりします。
最終的には体重がかかる部分(荷重部)の関節軟骨は消失し、その下にある軟骨下骨が露出します。問診や診察などのあとで、股関節の可動域制限やX線写真をみて診断します。
必要に応じてCTとMRIなどの検査を行います。
予防と治療
関節は一生に一個しかありませんので、本症と診断されたらまず負担を減らして大事に使うということが大切になります。
初期のうちでしたら、どのような使い方をすると痛みが強くなるか良く自分自身の関節の調子を観察していただき、“日常生活”と“痛みを悪くしない使い方”をよくマッチさせることが大切です。痛み止めの薬を使うことも選択肢に入りますが、できれば調子の悪い時やどうしても負担をかけなければならない時に限定して使うほうが良いと思います。またもし過体重があるようでしたらダイエットも考えてください。心理的抵抗がなければ杖の使用もお薦めします。
一方、痛みがあるとどうしても歩かなくなり筋肉が衰えてしまいますので、できれば水中歩行や水泳(平泳ぎを除く)を週2,3回行っていただくと理想的です。運動療法はその他の方法もありますが、運動療法はどうしても疼痛を誘発してしまう可能性がありますので、慎重に始めて徐々に強度を高めていくことがポイントです。
これらの保存療法でも症状が取れない場合は手術療法を考えます。初期のうちでしたら自分の骨を生かして行う骨切り術の適応ですし、関節の変形がすすんでいる場合は人工股関節手術の適応となります。
“貧乏ゆすり”がエクササイズに! “健康ゆすり”「ジグリング」
ジグリングの方法をまずチェック!
ジグリングとは、股関節や膝関節を自分で小刻みに動かすエクササイズのことをいいます。まず、どのような方法で行うのかご紹介しましょう。
■ジグリングの基本姿勢
1)足裏がぴったり床につく高さの椅子を用いて、膝の角度が90度、または90度以内になるように腰かける。両足は開いていても、閉じていてもOK。
膝から下を前に出しすぎると、股関節に余計な力が入りやすくなるので注意しましょう。
2)つま先を床につけたまま、左右のかかとを小刻みに上下させ、かかとは床から2cm程度上げます。両足同時もしくは左右交互に行ったり、大きく上下させたりするのもOKです。1日の中で2時間以上行い、3カ月くらい続けてみるのが理想ですが、まずは心地良く感じるペースで、できるだけ多くゆすります。ただし股関節に痛みが生じた場合は中止しましょう。
上記の動きはいわゆる“貧乏ゆすり”に似ていますが、このエクササイズによって以下の改善が期待できることから“健康ゆすり”と呼ばれています。
期待される主な効果として、次の2つが挙げられます。
1.変形性股関節症の運動療法としての効果
2.下肢の血流改善効果
【R6.2.25(日)】追記
⭐️ 3Dジグリング
【カルシウム・S I MA】
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