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【早稲田・慶應】このままやればOK!差をつける過去問分析方法

早慶受験を勝ち抜くための第一歩として、
全受験生に欠かせないのが、「過去問分析」です。

その詳しい理由については、こちらをご確認ください。

さて、「過去問分析をしろ」と言われても、どこに注目し、どのようにやればよいのか、イメージがわかない方も多いと思います。

そこで、今回は、英語・国語・選択科目の過去問分析方法について、詳しくご紹介します。


【英語過去問分析方法解説】

①問題を客観的に分析しよう!

※この時、過去問分析サイトは見ず、必ず本物の問題にあたる。
※過去問は、「パスナビ」「東進過去問データベース」のどちらかに登録して閲覧。
※受験予定学部全ての過去問、最新2年度分を確認。

問題の種類は、
・長文(長文の形式でも文法を問うている問題は多い)
・文法(正誤問題or選択式)
・整序作文
・英作文(和文英訳or自由英作文)
・英文和訳
・発音アクセント

この中から、各大門がどれに当たるのか分析する。

特に英作文~発音アクセントの3つは、第一志望学部の問題に含まれる場合特別な対策が必要になるため、注意が必要。

②それぞれの過去問を具体的に分析しよう!

【過去問分析のコツ】
・問題の類似性を確認せよ

早慶の学部を偏差値で見てはいけない。例えば、早稲田法学部の英語が出来ても、文化構想の英語ができるとは限らない。政経学部の英語ができても、国際教養学部ができるとは限らない。

早慶(だけでなくMARCHも)では、偏差値の「大は小を兼ねる」ことはない。

もっと、重要なこともは問題の類似性。
この分析をすることは、併願学部を決める上でも重要。

「類似性」に関しては、主観によるところが大きいです。これまでも、何度かまとめたことがありますが、それでも生徒によっては「同じ問題には見えない」という人もいました。


<分析項目>「英語編」

【リスニング】
・リスニングはあるか?
・リスニングの配点はどれくらいか?
・リスニングの試験時間は何分か?
・リスニングのタイミングはいつか?
・リスニングの難易度はどれくらいか?
・リスニングの形式は(回数やジャンル)?

【英作文】
・英作文は出題されるか?
・英作文の配点はどれくらいか?
・英作文に割ける時間は何分か?
・英作文の難易度はどれくらいか?
・英作文の語数は?
・英作文のジャンルは?


これらの例を参考にしながら、実際にといてみましょう。「今の時期に解けなくても良い」と思っているようでは、厳しいようですが早慶合格は見えてきません。「一年後にはこれを解くんだ」ということを意識して解きましょう。

なお、時間はトップレベルの受験生でも厳しいのが早慶英語の特徴です。解き切らないと思いますが、そこを悲観する必要はありません。

「伝聞情報」ではなく、まず、自分自身の手で解くようにしましょう。
なぜなら、「難しい」「簡単」は主観的なもので、曖昧だからです。

以上が英語の過去問分析方法になります。

自分で一度といたあと、難易度把握に自信がなければ、赤本や青本の問題分析、河合塾の早大塾・慶大塾体験記、各予備校の講評を参考にするのも良いでしょう。
※必ず自分で解いたあとにみましょう。
※難易度の所感は人によって異なるので、必ず複数のサイト、複数の人の意見を参考にしてください

【国語過去問分析方法】

①問題を客観的に分析しよう!

※この時、過去問分析サイトは見ず、必ず本物の問題にあたる。
※過去問は、「パスナビ」「東進過去問データベース」のどちらかに登録して閲覧。
※受験予定学部全ての過去問、最新2年度分を確認。


まず、大きな区分として、
・現代文
・古文
・漢文
がどのくらいの割合で出題されるのかを把握しましょう。


② それぞれの大門を具体的に分析しよう!

【現代文】
・現代文に割ける時間は何分か?
・現代文の難易度はどれくらいか?
・現代文の語数は?
・現代文のジャンルは?
(①現代的な文章なのか、近代文語文なのか
②文学、芸術、社会問題など、どのジャンルに該当するのか
ex.第一志望学部の現代文は、現代的な文章で、言語学に関するものだな。)
・問題の形式は?
(選択肢だけ、記述あり、抜き出しありなど)
・漢字はどのくらい出る?

【古文】
・古文に割ける時間は何分か?
・古文の難易度はどれくらいか?
・古文の語数は?
・古文のジャンルは?
・文学史は問われる?

【漢文】
・漢文は問われる?
・漢文に割ける時間は何分か?
・漢文の難易度はどれくらいか?
・漢文の語数は?
・漢文の問題数は?


これらの例を参考にしながら、実際にといてみましょう。「今の時期に解けなくても良い」と思っているようでは、厳しいようですが早慶合格は見えてきません。「一年後にはこれを解くんだ」ということを意識して解きましょう。

国語は、英語・選択科目に比べ、手も足も出ないという問題が少ないでしょう。ぜひ、緊張感をもってといてみましょう。

「伝聞情報」ではなく、まず、自分自身の手で解くようにしましょう。
なぜなら、「難しい」「簡単」は主観的なもので、曖昧だからです。

以上が国語の過去問分析方法になります。

自分で一度といたあと、難易度把握に自信がなければ、赤本や青本の問題分析、河合塾の早大塾・慶大塾体験記、各予備校の講評を参考にするのも良いでしょう。
※必ず自分で解いたあとにみましょう。
※難易度の所感は人によって異なるので、必ず複数のサイト、複数の人の意見を参考にしてください

【選択科目過去問分析方法解説】

①問題を客観的に分析しよう!

※この時、過去問分析サイトは見ず、必ず本物の問題にあたる。
※過去問は、「パスナビ」「東進過去問データベース」のどちらかに登録して閲覧。
※受験予定学部全ての過去問、最新2年度分を確認。

選択科目は、暗記科目です。英語・国語と異なり、現時点では早慶の過去問をやるには程遠いという方も多いでしょう。もちろん、問題分析と言っても、何をすればよいのかわからない方も多いでしょう。そこで、選択科目の問題分析の際には、以下3点を確認しましょう。

・史料問題は出題されるのか
・大問構成の中で、重視されている時代はどこか?あまり出ない時代はどこか
・記述問題はあるのか

自分で一度みたあと、難易度把握に自信がなければ、赤本や青本の問題分析、河合塾の早大塾・慶大塾体験記、各予備校の講評を参考にするのも良いでしょう。
※難易度の所感は人によって異なるので、必ず複数のサイト、複数の人の意見を参考にしてください


以上が選択科目の過去問分析方法になります。


早慶を受ける以上、この手間を惜しむようではいけないと思います。


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