Dominion League(海外リーグ)参加記録[Season43-48]

今シーズン(Season49)が2021/12/6に開幕し、海外リーグに参加始めてからちょうど1年が経ちました。まだ少ない経験数ですがこれまでの海外リーグ参加の記録として書きたいと思います。海外リーグをテーマとされる方が他にもいらっしゃる中恐縮ですが(すみません)、別の視点の一つとしてご覧いただければ幸いです。

1_海外リーグとは?
 公式名は「Dominion League」です。日本リーグと区別するため、Twitter等では海外リーグと書かれていることが多いと思います。拡張有無を問わず、誰でもドミニオンオンライン上で参加できるリーグです。

2_海外リーグの概略
 試合期間は約6週間、その後の休みは約2週間、1シーズンが約2ヶ月間隔で開催されます。参加人数によりますが、リーグはAから順に、多くて P まであります。そのシーズンの戦績によって、次シーズンでリーグが昇格/残留/降格します。初参加時は、レートによってC~のいずれかのリーグに割り当てられます。
 各リーグでDivision数が異なります。Division数は、A〜Eリーグでは下記の数でほぼ固定で、Fリーグ以降は変動します(下記は直近Season 43~48を基に記載しました。数字が各リーグのDivision数に該当します)。

図13

各Divisionは基本6人、他の5人と6戦ずつ対戦して戦績(勝率)を競います。

3_海外リーグで押さえておくべき点(おおまか)
◇適宜連絡し、途中リタイアしない
 連絡に対して数日間催促しても返信なしor途中リタイアは、やむを得ない場合を除き、次回以降何シーズンか出場停止になる可能性があります。予定が急に苦しくなった場合は、早めに相談しましょう。ある程度融通が利くと思います(リーグ開幕と同時に「諸々の事情で中盤までは試合できない…」と宣言していた方もいましたが問題ないです。事情をあらかじめ共有できればOKな感じです)。
 ただ途中リタイアは、他の人の戦績にも影響するため、できる限り全数こなせればベストと思います。

◇少しだけ余裕をもって予定調整
 「1週間に1人対戦」のペースで1週間余ります。対戦相手のEmergency eventによる延期、ごく自然な遅刻とかしばしばあります(それによる戦績へのペナルティはありません)。そういう点を含めて海外リーグらしさとはいえますが、予定に余裕がないとひとまず焦ります。また、海外との時差により、限られた日程で予定を合わせようとすると時間帯が深夜になったりします。余裕をもって日程調整する気持ちがあれば、問題なく進められます。

4_海外リーグの良さ/難しさ(※個人の見解です。)
-良さ-
◇実力図る/学ぶのに良い機会
 参加者の母数が多く、実力が近しい方、様々なプレイスタイルの方と対戦できる機会があります。得手/不得手な相手との遭遇など発見も様々です。
 試合数が1人あたり6戦と多く、その分じっくり戦えます。実力が上の方と対戦した場合も、6戦できることはとても貴重な経験になります。

◇ほどよく知り合い、心地よい環境
 日程調整や対戦を通して会話するため、知り合いになれます(?)。自分がそもそも海外リーグに出たのは、そのころまだTwitterもしておらず情報不足で、ドミニオン上の知り合いが1人(インストしてくれた人)しかおらず、外になにかつながりを求めたためでもありました*。レート戦は、流れるように相手と接しますが、リーグでは互いを認識して対戦するため、程よい距離感で試合できる印象です。どの大会も共通かもしれませんが、適度な緊張感をもって対戦できるけど、ノンレートだから痛くない、失うものは何もない。気軽に大会経験値を積む環境の一つとして良いと思います。
*ドミニオン交流したい場合、Discord、Twitter、日本リーグがおすすめです。

-難しさ-
◆時差がきつい、遅刻を許せるか
 時差の都合で、特にアメリカの方とは都合良い時間帯が合いにくいです。
 また、国ではなく個人の問題ですが、遅刻の常習者がまれにいます。遅刻してもペナルティないので、モデレーター/本人に連絡して待つしかないです。やむを得ないです。

◆対戦6戦が重いかもしれない
 1人あたり6戦だと、互いのプレイが速いと2時間弱、長いと4時間程度かかる印象です。5人との対戦で計10~20時間を、2か月間で使えるかどうか、と思います(日本リーグの4戦は、ライフドミニオンバランス的に、ちょうどいい塩梅としみじみ感じます)。

5_参加してみての所感
◇G,Fリーグ (2回ずつ経験)
 2020年12月に初参加し、Fリーグからスタートしました。当時のレートは50.92、ちなみに同時期に参加したレート50.17の方はGリーグだったので、当時のF/Gの境界は、レート50.5くらいと想定します。
 F,Gリーグの印象は共通で、対戦者の実力様々で混沌でした。初参加のFリーグの所属Divisionのレート帯が47.6-56.6に対して、自分は上から4番目でしたが、10勝20敗とDivision内で最下位で降格しました。
 当時のシーズン43の各リーグのレート帯のグラフを以下に示します(Gリーグ以降はデータがなく断念しました。参考:https://domi.link/average-league-strength)。
Fリーグで特徴的な点は、A~Eリーグと比較して参加者のレート帯の幅は広いことです。実際の感覚としても実力幅が広い(色んな強さのプレイヤーがごちゃまぜでいる)印象でした(おそらくGリーグも同様の傾向と思います)。また、上記に加えて、実力とレートが一致しないと感じる人も多かった(レート以上の実力を感じる)です。ひたすら苦戦でした。レート55.86のときにようやくFリーグで安定して勝利し、Eリーグに昇格できました。今思えば、レート55になり、サプライや相手の動きによる、自身のプレイの不安定性を改善(若干)できたことが、昇格できた理由の一つだった気がします。

図8

(↑シーズン当時のリーグ参加者の"野良戦"のレートです。league ratingも併記したかったですが、その当時のleague rating値を調べる方法がわからず断念しました。。)


◇E、Dリーグ (1回ずつ経験)
 2021年7月にEリーグに参加しました。当時のレートは57.58、所属するDivisionのレート帯が54.47-57.58と、自分が一番高い状態で、20勝10敗で昇格できました。レートが僅差の方々との対戦であり、3シーズン(半年)前に1-5で負けた相手もいたため、勝ち越しは正直厳しい状況でした。ただ、Eリーグは、参加者のレート帯も、実力も比較的一定幅なので(Fリーグに比べれば)、ある意味、安定した結果が出やすい印象でした(大負け、大勝ちしにくい)。
 Dリーグには、2021年9月に参加しました。レートは59.62、所属するDivisionのレート帯が47.38-59.62と、またしても自分が一番高い状態でしたが、圧倒的に強い他2名がいて、勝ち上がりという点ではEリーグより一段ハードルが高く感じました。なんとか2位になり奇跡的に昇格をつかみましたが、Dリーグは自分にとって実力的にまだ厳しいレベルです。

◇Cリーグ(今シーズン)
 2021年12月開始しました。Cリーグになると、有名なプレイヤーが増え始めます。大変貴重な経験と思います。。
 自分の所属DivisionのForecastを下記します(参考:http://domi.link/league-forecast)。47%でDivision内最下位と予想されており、自分でも実力不足を感じますが、精一杯頑張って楽しみたいと思います。

図6

(↑上記のlevelは、league ratingの値です。野良戦のレートと異なります。)

6_最後に
上記で全く書いていませんでしたが、最近日本の方の参加者も多くなり、観戦の機会も増えてきて嬉しいです。
海外リーグ楽しいです。ぜひやりましょう。

まとまらず長くなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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